あぱかば・ブログ篇

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2008年 12月 19日

シロアリ検査の合間に

今朝、シロアリの定期検査が来た。
今年は夏に羽アリがたくさん発生し、木造のボロ家住まいとしては心配なので。
結果からいうと、シロアリはいなかった。
ヨカッタ。
他のことならともかく、シロアリは見つかったらただちに駆除しないと取り返しがつかないし、近所にも迷惑がかかるでしょ。
そしてけっこうお金もかかるし。

今日の検査は、いつもお世話になっているリフォーム専門会社が無料でやってくれた。
がっしりした大柄な男性社員が、ダースベイダーみたいに防塵マスクをつけて、つなぎの服を着て、床下収納の収納ボックスを外して、そこから入る。
収納ボックスには犬の毛とか埃がどうしても入ってしまうので、きれいとはいえず恥ずかしいが、どうせもうすぐ大掃除だからまあいいでしょ……もうすぐ大掃除……「あー!」

「あのーすいません!そこを外すと、下にモノが入ってます!」
といきなり叫ぶ。
防塵マスクの彼はまさに収納ボックスを取り外そうとしていた。
「あのー子供たちが大掃除をすると、毎年床下に自分への手紙を入れています。1年経つと読んでいます。なのでそれを、あとで元あった状態にしていただきたいんですが。」
収納ボックスを外して洗うのは年にいっぺんのことなので、私もすっかり忘れていたのだった。

昨年の日記に、新年を家族で迎えるというのを書いた。
縁の下にしのばせる自分への手紙の写真も載せている。
私は、子供がこれを仕込んでいる姿を見るのがせつない。
1年は、大人にとっては変わり映えもなくあっという間だが、成長していく子供には長い。
1年で子供は変わる。
部活や冬期講習もだんだんときつくなる。
年末を家族で過ごさず、友だちに誘われて出かけてしまうかもしれない。
いつか、大掃除の働き手はいなくなり、縁の下の手紙は忘れられ、私がひとりきりで床下収納を掃除して、そのときに私が拾って、読む、のかも、しれない。
その自分を想像するだけで泣きそうになる。

ぼんやり考えているところへ、防塵マスクを取り去り、つなぎを脱いでさっぱりした男性社員が、
「終わりました。シロアリはいませんでしたね。あとでデジカメ撮影した写真をお持ちします。」
と言って、帰っていった。
私がぼんやりしている間に、“1年後の自分への手紙”は、彼がそっと元に戻しておいてくれたらしい。

by apakaba | 2008-12-19 18:12 | 子供 | Comments(2)
Commented by タカモト at 2008-12-19 21:00 x
まーね、戸建の一番の敵ですから。

あの方々は寿命縮めてるよ、ほんと。(防塵マスク付けても絶対に吸ってるし)
床下収納からもぐったのか?
Commented by apakaba at 2008-12-19 21:06
そう、床下収納から縁の下に入ったの。
かなりがっちりした大柄な人だったから、すっごく大変そうだなあと思った。


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