2008年 12月 30日

いい夢見せてもらったぜ

すっかり朝寝坊をしてしまう。
惰眠をむさぼっているときに、切れぎれに長い夢を見る。
パーティーか飲み会か結婚式か、なんだかわからないけど友だちとにぎやかに集っていた。
自分の持っている中で一番格の高い着物を着て出席していたから、きっと結婚式に出ていたのだと思う。

集まりが済んで、友だちとお別れして地下の会場から地上へと出ると、一面の銀世界になっていた。
私は仰天して風景を見回した。
そこは渋谷なのだが、どの街だか識別できないほど非現実的に(現実ではないので)雪が積もっていたのだった。
積もるというより街が埋もれてしまっている。
ビルの3階くらいまで、雪に埋もれている。
それでも歩道はどうにか人が歩けるようになっていて、皆、歩道をゆっくりと歩いていた。
私は晴れ着の上に羽織るものさえなく、金糸の混じったよそ行き用の草履に白い足袋という、どう見てもこの渋谷でもっとも雪道を歩くに適さない人間として、悄然と歩き始めた。

と、駅へ向かう歩行者の群れに、夫がひとりですたすた歩いている後ろ姿を見つけた。
飛び抜けて長身なので、どんな人ごみの中にいてもすぐ見つけられる。
ウールのコートにジーンズ、マフラーと手袋もつけている。
それなりに雪への対策がとれた恰好をしている。
私は小走りに駆け寄って追いついた。
「あれ、(集まりは)終わったのか?」
「うん、今ちょうど帰るところだったの。よかった。この草履じゃ滑って転びそうだよ。腕組んでいい?つかまらせて。」
現実には決して夫と腕など組まないのだが、夢なので平気。
高い位置の腕につかまると、着物の袖が肘までむき出しになって寒いのだが、夢なので平気。

「俺はお前の」
現実には私のことを“お前”とは呼ばないのだが夢なのでそう呼ぶらしい。
「俺はお前の、なんでも似合うところがいいと思う。」
と突然に言う。
「はー?いつもヒドイ恰好してるじゃん。今日は特別だよ。」
「いや、カジュアルでもきちんとした恰好でも両方とも似合うのはなかなか難しいんだ。カジュアルだけならいいけど、着物や改まった服装になるととたんに不格好になる女は多いし、逆にきちんとした恰好ならいいけどカジュアルが似合わない女もいる。君は両方とも似合っていていい。」
いきなり真面目に褒めちぎるので驚いてしまった。

というところで、現実の夫に「おいもう起きようぜ。寝過ぎだぞ。」と言われた。
「今あなたの夢を見てた。」
「ふーん。」←興味ゼロ

あとで、夢の話を聞かせた。
「トカナントカで、“君は両方とも似合っていていい”とか言ったんだよ。」
「ふーん。俺はよくそういうことを言っているからな。」←興味ゼロ

これが今年最後の夢かなあ。
明日の惰眠中にももっといい夢を見るかな。
楽しい夢って惰眠中に見るんだよね。

by apakaba | 2008-12-30 23:38 | 生活の話題 | Comments(2)
Commented by さると at 2008-12-31 23:08 x
日々の生活に幸せを感じているからこそ
そんな素敵な夢を見るのかもしれませんねぇ

私は相変わらず登場人物の行動に驚かされる夢が多い気がする。
毎日どんだけびくびくしてるんだっ!?
Commented by apakaba at 2009-01-01 00:12
さるとさん、今年もよろしく。
私の夢はほんとにおもしろいものばっかりです。
今朝、旧年最後の夢には、高校生に戻った夢を見た。
自分が高校生に戻る夢はしょっちゅう見ます。
願望かな。

さるとさんの恐怖の夢は……うーん。枕が合ってないんでしょう。
今年はテンピュール枕に買い換えだ!


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