あぱかば・ブログ篇

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2009年 05月 17日

12歳の文学賞、知ってる?

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「コシヒカリ」が、小説を書くのに熱中している。
「コシヒカリ」だけでなく、周りの女の子たちも夢中だ。
ここ10日間くらいは、毎日、電話でやりとりして、取らぬ狸の皮算用をくり返す。
小学館の主催する「12歳の文学賞(公式サイト)」にみんなで応募するのだという。

娘に聞くまで私はその賞の存在を知らなかったのだが、現在応募受付中の回ですでに4回目となっており、審査員たちも超有名人だし、文部科学省や日本国語教育学会なども後援しているとか。
入賞すると、子供たちの憧れのあさのあつこ氏から講評をいただけるとのことで、娘はすでにうっとり。
賞品の「図書券10万円分」よりも興奮するごほうびのようだ。

先日、書き上げたという作品を「読んで」と持ってきた。
『ちっぽけである』というタイトルには、“オッ?”と興味を惹かれた。
才気のあるタイトルのつけかただなと思った。
応募総数2000点の中で、ひねったタイトルは大事だもんね。
でも、内容はたいしたことなかった。
これでは入賞はとうていムリでしょう。

連日、娘や娘の友だちの子たちがあまりにも応募に熱中しているので(今日も「小説を書く!」と言って友だちの家に集まった)、私も公式サイトを見てみて、受賞者たちのブログなど、サイトに掲載されている文章を読んでみた。

ぜ〜んぜん、レベルがちがいまーす。
段違い平行棒でーす。
大人並みじゃん。というより、バカ丸出しの成人ブロガーたちより、よほど文章がうまいじゃないか。
それこそ、バカみたいな流行り言葉や短縮語など使っていないし(絵文字や顔文字などあるはずがないし)、読みやすくて、書くことに誠実な文章だ。
“大人並み”なんていう表現は彼らに失礼でしたね!
ごめんなさい!
これは誰が指導しているんだろう?
親?学校の先生?
通信教育で小説の講座でも受講しているのかな?
ふだん、どんな文章を読み、書く訓練を積んでいるのだろう。

いずれにせよ、作文に毛の生えたようなわが娘の応募作品など、なにがあっても絶対に入賞などするはずがないことを確信した。
でもやる気になっているからいいや。
夢を抱くことって大切だもの。
私も昔は、自分の文章を世に出せたらいいななんて思っていたから、チャレンジしようとしている娘の気持ちはわかる。

それにしても、小学館はうまいところに目をつけたものだと感心する。
青田買いもいいところだ。
新しい分野だよねえ。
小学生から発掘とは……これに応募したいと子供が言ったら、反対する親はまずいないだろうし。
目端の利く人間がいたってことだなあ。

by apakaba | 2009-05-17 18:52 | 子供 | Comments(6)
Commented by ogawa at 2009-05-17 22:06 x
う~む、私も高校生相手に懸賞論文を募集する仕事をしているしなぁ。

1,000点以上の論文で読むことに耐えない文章が多いのですけどね。
でも、一文字一文字大切に書けば・・・動機はなんであれ「書く」ことが大事ですので。
Commented by apakaba at 2009-05-17 22:52
むしろ大人の世界で読むに堪えない文章のほうが、このネット時代には多いので、子供のきっちりした文章はかえってすがすがしかったですね。
文章の世界も捨てたもんじゃないなという感想を持ちました。
まあ、マーケティングとの噛み合わせで、どういう方向を小学館が考えているのか……なんていうことも、思いますが。
Commented by sora at 2009-05-18 22:32 x
いい写真だ。
何故かジンとくるなぁ。
Commented by apakaba at 2009-05-18 22:51
カメラマンも本望だと思います。
しかーし、こういう写真っていろんな情報を伝えちゃうのね。
「コシヒカリ」は手に水色の携帯を持っていませんか!
「わたしも海の写真撮ろうーっと」と言って撮影をしているのですが。
これだけ見ると、おかーさんと肩を組みながらも携帯を手放さないバカ娘……にも見えるでしょ!

あと1年もしないうちに、背を抜かれそうです。
トホホだわ。
かわいいかわいいと抱いてきた子のほうが大きくなるとは。
男二人はとっくですが、最後の女の子は感慨深いです。
Commented by sora at 2009-05-18 22:59 x
携帯には気付いたよ。
書こうかと思ったけど。「後者」じゃないよね?って。ハハハ。

なるほど。その感慨深さが「ジン」と伝わってきたんだね。

正面からでは「ジン」は他の情報に隠れて見えてこなかったでしょうね。良いヒントを頂きました。
Commented by apakaba at 2009-05-19 07:26
ネットの友だち同士で遊びに行くのに、今までよく子供がいっしょについて来ていたのですが、そろそろそれも卒業かなあっと思って、この1年は感慨深いのです。
なにしろ3人卒業だらかさー。

写真は「情報」であることはたしかだけど、どれを出してどれを出さずにいるかはカメラマンの選択だもんね。

でもやっぱり、子供の写真はいいね。
絵になるよ!


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