2009年 12月 24日

ローストチキンの焼ける間に

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「新天皇誕生日は、なかなかありがたいねえ。いいときに生まれてくれたねえ。クリスマス予備日として価値ある休日だよ!」
と私が満足して言うと、皆
「新、って、もう新天皇になってから20年たってるのに。」
とあきれる。

今年のクリスマスは、家族全員がそろうことができないので、きのう一日中料理をしていた。
ローストチキンのスタッフィングに、ここ数年はタイ米を使っているのだが、きのうはコメを炒めている最中に「レンズ豆も入れてみるか?」と思いついて入れてみた。
レンズ豆が入るだけで、遠い異国の不思議料理という感じが出てステキ。

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トリをさばく「アキタコマチ」と、軟骨をいつまでも噛み砕く「コシヒカリ」。
料理上手な「アキタコマチ」は、受験生なので今年はなにも料理を手伝わず、ただ切り分けるだけだったが、長く家族をやっていればこういう年もある。

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照りを出すのに、バターも塗り、アーモンドオイルも塗り、白トリュフオイルも塗り、と、なんでもかんでもテキトーに塗る。
年にいっぺんだけ作るローストチキンは、クリスマスという行事がなければ一生やろうと思わないたぐいの料理だな。
ナンコツやボン尻やレバーを取り合ったり譲り合ったりしながら分けていくのは、人が集まるからこそできること。

もうすぐ、今年も終わりだねえ。

きのう、オーブンの見張りをしている合間に「去年の年末には、どんなことを書いていたっけ?」と、過去記事をさかのぼっていた。
自分の書いたものって、読み返すとおもしろいわねえ〜。
なにしろ書いたそばから日々忘れているものだから、とても新鮮。
思わず読みふける。
12月になると、皆さん忘年会や仕事のシメや旅行や帰省があるためか、あまり読んでくれなくなるのがつまらない。
なので昨年の12月分の目次をこちらに再録してみる。

どれもけっこうおもしろくて気に入っているが、なかでも好きなのが「年の瀬、自転車」で、5人で連なって自転車に乗ることは、あと何回あるだろう……としみじみする話(短いので読んでね)。
年の瀬になると、どうしても、「この家族、いつまでこういう年末を過ごすのだろうか」と感慨にふけってしまう。
子供たちはそんな感慨とは無縁に、単純にクリスマスのごちそうやおせち料理を楽しみにしているだけだけど。

by apakaba | 2009-12-24 11:34 | 生活の話題 | Comments(0)


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