2010年 01月 26日

事故、その後の経過

娘の「コシヒカリ」が自動車に自転車をぶつけてしまったことを、一週間ほど前に書いた(事故)。
あれから、警察署で事故証明書をとったり、都民共済から手続きに必要な書類を送ってもらったり、相手のディーラーの担当さんと修理の予定について電話でやりとりしたりしていた。

都民共済というのは、いわゆる「保険会社」とは仕組みがちがい、事故があったとき、両者の間に立って実際の交渉してくれることはない。
お金が発生したらお金は出るけれど、話し合いは当事者間でしなれければならない。
それでどうしても、プロの保険会社が間に立つよりも、対応が遅くなってしまうのは仕方ないことだ。
ディーラーの担当者も
「クルマ対クルマならよくあることですけど、このケースは私も初めてで、どういう対応になるのかわからないので、都民共済さんと直接お話していろいろ伺います。」
と言っている。

ところが相手が「遅い!」と怒っている。
これにグッタリしている今日のこの頃。

とか書くと、
「ほれ見たことか。示談なんて当事者同士じゃもめるに決まっているのだから、プロを通さないと」
と言われそうだけれど、自転車が自動車にぶつけて、自転車保険に入っていなかったので、「保険屋さん」は登場しない。
登場させるとすれば弁護士を雇うしかないから、本当なら10:0ではないけれども都民共済からお金も下りることだし、こちらが修理費用は負担しようと思ったのだ。

事故の現場に行ったときに、一時間ほど現場検証に立ち会っていたときの印象では、相手の男性はさほど悪人という感じでもなかったし、今でもべつに悪い人ではないはずだと思っている。
ただ、不幸な出会い方をしてしまったというだけのことだと思う。

電話で、
「あんたの娘はどういう教育をしているんだ。最初は『ぶつかってない』とウソを言うし、自転車のブレーキが利かなかったとかウソを言うし、最後に謝りもしないでめそめそ泣いてごまかそうとする。」
云々、と悪しざまに言われるのは、じっと我慢した。
たしかに娘は私も驚くほど泣いていたが、まだ子供で、警察は来るし保険など知らないから『お父さんはいくらお金を払うことになるんだろう!』と恐ろしくなっていただろうし、自転車のブレーキは利きが甘いというからあのあとすぐに自転車屋さんで調整してもらったんだよ。
娘に聞けば「ちゃんと何回も謝ったのに。ウソなんか言ってないのに。」と言うし、こうなると言った言わないの水掛け論だ。
しかし、
「ふつうは、すぐにでもあんたが娘を連れて、家まですっとんで来るものだろう?加害者が被害者に対して、申し訳ありません!と頭を下げて、風邪引かなかったですかとか言うのが常識じゃないの?
今日からでも使ってください!と言って、代車でも持ってくるのが常識でしょう?」
と言われたのは予想外だった。
え?そこまでしなくちゃならないの?
相手に怪我をさせたとか、クルマがボコボコにへこんでしまったとかなら当然だが、「どこ?ああ、ここか。」というくらいのキズしかつけていないのに、そこまでの行為を求めるとは。
子供が過ってちょっとこすったくらいで、加害者加害者と何度も言うのは、少し度が過ぎないだろうか。

夫に
「私は、菓子折りでも送っておけば十分だと思っていたのだけど、それじゃダメだったのかなあ。」
と言うと、
「そこまでする必要はないよ。そりゃやりすぎだ。怪我人も出てないのに。」
と言っていたが、あまりに「それが常識だろう?」「ふつうはそうでしょう?ふつうは。」と連発されると、“こういうことが起きたら、こういう対応”と今まで自分が思っていたことに甚だ自信がなくなってしまう。
ちがう考え方をする人も、いるのね……。

代車をどうするかということでまた話が進まず、ディーラーで用意できるのは、最短で2月14日。
それこそ“常識で考えれば”、もし私ならそれまで待って修理に出す。
相手方のなじみの担当者もいるのだし、それがお互いにとって一番スムースだと思うから。
しかし相手の方は、
「そんなに待てるわけがないでしょう。それまでずっと、みっともないキズをつけたままでいろっていうの?
あんたがレンタカーを借りてくればすぐ修理に出せるじゃないか。」
と言う。
べつに代車の代金も、必要とあらば都民共済から出るからお金の心配はしていないけれど、なんか、びっくり。
ひとつひとつ、“こうだろうな”と考えていたことが崩れていくので、私たち、気が合ってないのね……もう会わないのがお互いのためよ……と別れ話を切り出したくなってくる。
でもまあ、娘のために我慢するのが親だ。

というわけでグッタリガックリなここ最近なのだが、この事故で強く感じたことは、ひとつは“それが常識”と思っていることには、人によって大きく差があるということ。
もうひとつは、罵倒されるのは誰でも疲れることだが、自分のことを責められるよりも、自分の子供を責められることは、やり場のないつらさだということだ。
私自身は人からバカだと言われることには慣れているけれど、子供を「どういう育て方してるんだ」みたいに言われるのは、いいようもなくせつない。
今回のことは、娘にもたっぷりの教訓になると思う。

あと、もうひとつ、ネットの時代は怖いなということ。
万が一、相手の方がすごい粘着質な人で、ブログに私のことを書いたりしたら、と想像すると本当に怖い。
あの男性はそんなことをするタイプには見えないけれど、事故では本名と連絡先を伝えあうから、相手によってはこういうときに逆上して書かれないとも限らない。
だから穏便に済ませたいのよ。
とにかく早く終わってほしいわー。

by apakaba | 2010-01-26 22:42 | 生活の話題 | Comments(4)
Commented by f--kforever at 2010-01-27 00:10
こんばんは。大変でしたね。なんとも面倒くさい感じで、心中お察しします。私は、車は移動するための道具と考えてるので、問題なく動けば、多少のキズは、しょうがないって感じです。高級じゃないってのもありますけど^^;いずれにしても、できるだけ丸く収まることをお祈りしています。
Commented by キョヤジ at 2010-01-27 08:07 x
何とまあ器の小さいことよのぅ・・・。

この際、相手の「小物っぷり」をとことん楽しませて頂くのがよろしいかと。
さすれば、気の重い交渉事にも少しは面白みが・・・。(笑)
Commented by ぴよ at 2010-01-27 09:16 x
車×自転車じゃないけど、去年私が勝手にお隣の車にぶつけた時は
(明らかに10:0で私の自損事故です。うえーん)
とりあえずぶつけた当日夜に百貨店で菓子折り買って自宅に頭下げに行った。
先方が凄くいい方で「こんなのお互い様ですから気を遣って頂かなくても」
とか言ってくれて、その後の修理の事も代車の事も何もモメなかったそうだ。
(保険屋の担当者の話)

つーか、「普通(←私の中の常識ではね)」代車なんて直ぐには出ないって。
修理の日程を決めて、いざ修理する段階で代車と交換でしょ。
でも確かに、事故から既に1週間は経ってますか?それで最短が2月14日ってのは
私の印象としても「かなり遅いな」とは思いますけど。
でもそれはコチラの都合じゃなくて修理工場(ディーラー)の都合なんでしょ?
もし「修理は直ぐに出来るけど代車がないから2月14日まで待って」という話なら
被害者さんがお怒りになるのも多少頷けるかも。
でもその怒りは眞紀さん宅じゃなくて業者さんに対して向けるのが筋かと。

弁護士通した方がいいかもしれないね。
高圧的な物言いの年配の人って案外「権力」に弱いですから(苦笑)
Commented by apakaba at 2010-01-27 10:05
事故レス。
f--kforeverさん、つまらない話題でどうもすみませんです。
クルマというものに対する意識は千差万別ですよね。
私も大ざっぱな性格なので、キズは気にならないほうなのですが、大事にしている人にとってはちょっとしたキズでも耐えがたいことなのだと思います。
それは個人個人の考えだから尊重しないといけないし、かといってあまりにも人格否定のようなことを言われると「そこまでの罪なのか?」って言いたくもなってしまうし。

キョヤジさん、その人はきっと、ちがう場面で知り合っていたら(近所のおじさんとか)、ごくふつうに付き合えていたんじゃないかなと思います。
もめ事で出会ったときに、どういう態度になるのかは予想がつかないことなので勉強になりましたわ。

ぴよさん、いい方でよかったねえ〜。
いや、きっと彼もいい人なんだと思う。
ただタイミングが悪いのが重なってしまったというだけのことだと思っています(一応、楽天的に考えようかと)


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