2010年 09月 20日

こんな連休最終日

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エヴリデイホリデイなボク。
ずっと私の体調が悪くてあまりかまってやらなかった間、ふだんよりぺたぺたと甘ったれてきていた。
下痢つづきでふらふらしていたら、犬をかわいがる精神的肉体的な余裕がない。
毎日、何度かちょこっと触ってやって、話しかけてやるだけで満足するのに、それすらできなかった食中毒な日々、ごめんよコーシロー。
罪滅ぼしというわけでもないが、首輪を新しくしてみた。
今までと路線を変えて、ひょうきんなイメージに。
柴にはやっぱり赤が似合うよね。

首輪を替えても意に介さず、ぐでぐで寝ている。
私が元気になってくるのに反比例するように、甘ったれじゃなくなった。
無意識のうちに、私がなでてやるようになってきたのだろう。
犬と飼い主は合わせ鏡だ。

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今日、「コシヒカリ」が、
「わたし、今日なんにもいいことがない。」
と言い出す。
お腹も元気になった私が、
「あー『コシヒカリ』が作ったケーキが食べたいな。バターケーキに、生クリームをゆるくホイップしたのを付けて食べたいな。」
とおねだりしたら朝のうちに作ってくれていた。
「でも、自分のためじゃなくておかーさんに作ったんだし。わたしおもしろくない。わたし……わたし銭湯に行きたい!」

「はー?銭湯?なんでまた急に。温泉じゃなくて?(近所に、温泉も銭湯もある)」
「わたし温泉よりも銭湯のほうが好き。あの感じ、いい。古っぽい感じっていうか。」
もう少し語彙があれば「昭和レトロな雰囲気が好き」とでも言いたいのだろう。
それぞれいろんなことをしている男メンバーはほっといて、女二人で、行くことにした。

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はい、昭和レトロ風です。
レトロ“風(ふう)”ではなくて、本当に昭和の銭湯そのものの、私にとっては細部がいちいち懐かしいモノばかりの建物だ。
うちのお風呂はとても小さくて二人で入ることは不可能である。
今日はちょうどいい機会だから「コシヒカリ」にタオルでターバンを作るやり方を教えてやった。
「もう小さい子じゃないんだから、こういうところでは髪の毛がお湯に浸からないように、気を遣わないとね。タオルで髪の毛を包むようにして上げるんだよ。」
「この方法は、おかーさんが発明したの?」
「昔からこうやるって決まってるんだよ。」

家とちがって、今の子には不便に思えるだろうカランのお湯と水や、水圧が非常に低く、立って浴びることができない固定シャワーも、難なく使っている。
「これはまるでネパールの宿のシャワーみたいだな。『コシヒカリ』はバックパッカーの素質があるねえ。」
「バックパッカーって、なに?」
「旅行をする人だよ。あまりぜいたくなことを言わないで、不便そうな宿でもへっちゃらな人。」

しかしこの銭湯は、建物はレトロだがお風呂場は非常に清潔で、ペンキ絵も床もぴかぴかにきれいだ。
「あーたのしかった。やっぱり銭湯はいいねー。また行こうねー。」
「でも、銭湯はどんどんつぶれてしまっているのよ。『コシヒカリ』みたいな人が、どんどん盛り立てないとね。」
「そうなの?銭湯たのしいのに。ふーん。わたし、もっとみんなに銭湯のよさを知ってもらいたい!また来よう。」

by apakaba | 2010-09-20 23:37 | 生活の話題 | Comments(12)
Commented by kaneniwa at 2010-09-21 00:45
一瞬、minmeiさんちのギンジロー君かと思えば、
眞紀さんちのコーシロー君でした。

10年前に京都出張中、ふと入った銭湯の
お湯に浸かって天井を見上げた時にただならぬ
デジャヴを感じ、調べたら本当に幼い頃に父と数回訪れた
ことがあった銭湯でした。

風呂を上がった後に気がついた
コーヒー牛乳用の横置き冷蔵庫まで私が幼かった頃と
変わっていなかったので
「絶対ここに来たことがある」 と確信できたのです。

その時のタイムトラベル感覚、
その時のガリバー感覚はなかなか忘れることができません。

浜の湯、フォーエバー。

BYマーヒー
Commented by apakaba at 2010-09-21 00:51
銀次郎くんはもう少し、茶色比率が高いんですね。
うちのほうがやや白部分が多いです。
そして銀次郎くんは「若い」。体つきが全体に。
銀次郎くんは「愛らしい」「かわいい」、コーシローは「美しい」って感じかな(親バカ炸裂。生んでないけど)

約1年前に銭湯の話を書いたとき、同じエピソードを語ってくれたような覚えが。(はげしいデジャヴ)
でもマーヒーさんは、ただならぬ記憶力の持ち主なんだと思います。
Commented by 副店長 at 2010-09-21 01:30 x
典型的な昭和の銭湯ですね。番台形式でしょうか?
うち(東池袋)の近くにも同様の古い銭湯がありますが、続けてほしいのでときどき行ってます。銭湯は風呂から上がったあとの休憩に醍醐味があると思います。いつも悩むのはコーヒー牛乳かフルーツ牛乳かということ。「神田川」ではないですが、玄関のところで彼を待っている濡れ髪の女性…見かけてみたい!(笑)
Commented by グッドバランス at 2010-09-21 04:40 x
“言葉”も大事ですけど、こういう肌感覚の記憶も強烈ですよね。コシヒカリちゃんの体にインプットされたことでしょう。

そして、

>10年前に京都出張中、ふと入った銭湯の
>お湯に浸かって天井を見上げた時にただならぬ
>デジャヴを感じ、調べたら本当に幼い頃に父と数回訪れた
>ことがあった銭湯でした。

感動した。

こういうの、大好きです。

すごい。

もっと詳しく聴きたいなぁ。

で、SUZEさんはどこ?

Commented by suze(mon) at 2010-09-21 07:05 x
おお、浜の湯。ここは番台式でペンキ絵のある典型的昭和レトロ銭湯ですね。やはり大きな風呂は、いいですね。
昨日、営業していたのですか。祝日だからかな・・・普段、月曜休みなのです。
ここで一風呂浴びて、サイ●リア行くのが帰宅時の小さな楽しみです。
Commented by minmei316 at 2010-09-21 11:25
コーシローくんと銀次郎、ちょっと似てますね
要するに、銀次郎も男前ですがコーシーロー君もなかなかなもんだ(親バカです)

古い銭湯ほど、キッチリきれいに磨かれて清潔感を感じます
逆にわたしがよく行くスーパー銭湯は温泉が人気で客の出入りも激しいので、どうも掃除がおっついてない気がします
銭湯で時折見かけるギャルが長い髪の毛を結わかず湯船に入れてしまうのは耐えられません。わたしゃそこいらのおばちゃんの如く、注意します。

家の風呂と違って銭湯は開放感があっていいですよね
お嬢さんも銭湯のよさがわかってくれて、なんだか嬉しいな~
Commented by apakaba at 2010-09-21 22:28
銭湯レス。
副店長さん、そうです番台があります、というよりも、なにもかもあります。
おしどりの下駄箱も、奥行きが異常に長ーい傘入れも、やたらと編み方のデカイ脱衣カゴも、マッサージ機も、20円入れて髪を乾かすおかま式ドライヤーも。
ないのはコーヒー牛乳フルーツ牛乳だけです。
やはり消費期限の短い牛乳は、リスクが高いのでしょうね。
集客数の多い温泉のほうにはコーヒー牛乳がありますね。

池袋といい、うちの近所といい、本当の銭湯が経営をつづけられるという街は、いいですね!東京バンザイ。(ちなみにこの銭湯は「神田川」のモデルになったとかならないとか。)

グッドバランスさん、見逃せないコメント欄でしょう!
読むのも一仕事でしょうが。
suzeさんは出てこないはずがありません。
Commented by apakaba at 2010-09-21 22:34
銭湯レスつづき。
suzeさん、名指しですな。
この前に行ったときは、開店直後で、お湯のあまりの熱さには死にかけましたが、きのうはまだ大丈夫でした。
それでも私には熱いと思う。
そう、きのうは祝日で、定休日をずらして営業していたのですよ。
娘がsuzeさんと、銭湯行脚の東京旅に出る日も、近い?

minmeiさん、どんなにブサイクな犬でも、飼ってしまえばかわいい、ということはわかっているけど、やはり自慢の美犬ですよ。
犬の姿がいいに越したことはありません。

>銭湯で時折見かけるギャルが長い髪の毛を結わかず湯船に入れてしまうのは耐えられません。わたしゃそこいらのおばちゃんの如く、注意します。

ワハハー頼もしい!
きっと、浴衣の着付けじゃないけど、誰にもマナーを教わっていないのでしょうね。気の毒なお嬢さんだわ。
娘はタオルのターバンの仕方を習ったので、きっとだんだん上手になると思う!
Commented by suze(mon) at 2010-09-21 22:53 x
浜の湯もイイ銭湯ですが、東京にはもっと(以下略)
そういえば風呂の熱さに、いつの間にか鈍感になってしまいました。(笑) 娘さんはワタシの名付け親ですし(笑)、ご興味あればぜひご案内したく思います。
いつも思うのですが、自分の生を受けた時代を、隅々まで見ておきたい。生きて見ることができたのに、興味なかったという理由で見なかったことを、後悔したくない、と。
鉄道も銭湯も、今この姿であることを感謝しつつ、堪能したいと思っています。
Commented by apakaba at 2010-09-21 22:57
suzeさん、感動的なコメントにすっかり感動してしまいました。
名付け親の娘に読ませます!←ややわかりづらい!
Commented by kaneniwa at 2010-09-22 01:43
「神田川」 のモデル銭湯はどこか?
この問題を調べてみました。

高田馬場駅から早稲田通りを早稲田方向に10分ほど歩き、
西早稲田3丁目の路地にあった銭湯 「安兵衛湯」 のようです。
その地点の近く、都電荒川線を越えるとまさに神田川が
流れています。

ただ、「浜の湯」 モデル説も、あながち根拠がない
わけではないと感じました。

なぜならば、「安兵衛湯」 は平成2年で営業を終えており、
モデル銭湯なき後、「神田川」 の銭湯を語る時、
「安兵衛湯」 の比較的近くで「安兵衛湯」の雰囲気を残した
銭湯をモデルにして語らなければならないからです。

「安兵衛湯」 があった地点は今は何が建っているのか?
といえば、マンションになっているようです。
三畳ひと間はもちろん、四畳半さえないと思います。

BYマーヒー
Commented by apakaba at 2010-09-23 10:21
安兵衛湯というのはいい名前ですね。
地元であることがすぐわかるわ。
私の学生時代には、あの辺りには、風呂ナシトイレ台所共同で月20000円とか15000円という下宿に住んでいるやつがたくさんいました。
彼らからすると、銭湯は贅沢品でしたね。
当然、毎日は入りに行けないし。

浜の湯が「神田川」のモデルだというのは、うちのおじいちゃんがテレビで銭湯の番組を見ていて、やっていたらしいです。
おじいちゃん情報なのでなんとも強く言えないのが残念だけど、そんなことを言っていました。


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