あぱかば・ブログ篇

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2011年 12月 27日

寒波到来の金沢へ、家族旅行!

23〜25日のクリスマスクライマックス期間、家族で金沢へ旅行に行ってきました。
カレシカノジョとむふふな時を過ごすのはもう古いです!たぶん!

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「鼻が、冷たーい!」
ちょうど寒波に当たってしまいました。
わが家の5人で金沢のホテル(エクセルホテル東急。観光に至便)に着くと、すでに前日から金沢入りしていた義父母と落ち合い、さっそくこの旅行最大の目的(とくにおじいちゃんの)・“カニを食べに”行きました。



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香箱蟹〜〜!

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刺し身〜〜!ここまでですでに気絶寸前ですが……

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天ぷら〜〜!シンプルな外見からは想像つかないおいしさ!抹茶塩でドーゾ!

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みそ汁〜〜!
他にも、焼きガニ・ゆでガニ・いろいろな魚介のおつまみもすべて悶絶のおいしさでした。
7人でいったい何杯のカニを食べたことでしょうか!

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そのわりには、高くなかったな。ありがとう!また来ます。

この旅行を楽しみにしていた夫でしたが、前日からかなりひどい風邪を引いてしまいました。
このカニの宴のときだけ、幸せそうでした(悪寒にはオカンとお燗、トカナントカ)。
ところが、夫が幸せだったのもつかの間、仕事のトラブル処理の連絡が入ってきて、ホテルに戻ったとたん、夜中までず〜っとメールと電話のやりとりをするはめになりました。
私はヒマなので読書に励んでいました。
夫は、なんとか東京に戻らず、メールと電話だけで収束させることになったものの、翌日の観光はほぼキャンセルで、ホテルに缶詰め。
「こんなにしゃべりどおしじゃ風邪も治らないし、兼六園すら行かれないとは。楽しみにしてたのに。」
この日は義父母とは別れたので、がっかりしている夫を置いて、私は子供といっしょに観光しました。
といっても、次男「アキタコマチ」は別行動で白川郷へ一人旅。
「一ヶ月前に修学旅行で金沢に来たから、別のところに行きたい。」
「ササニシキ」と「コシヒカリ」を連れて、3人でまわりました。
まずは兼六園。

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朝から来た人だけの楽しみ。
園内に、ちょこちょこと小さな雪うさぎや雪だるまが作ってあります。
昼近くになると溶けてなにもなくなってしまいました。
「これって、朝のお掃除の人が作ってるのかな?」
「お客さんじゃない?」
「雪だるま作るバイトとか。バイト代安そう。」

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私は、大学1年の夏に、二回続けて兼六園に来ました。
一度めは母とふたりの観光ツアー、二度めは茶道サークルの合宿で。
ツアーではガイドさんがついたので、この像の説明をよく覚えていました。
これは日本最古の銅像で、ヤマトタケルの像であり、支えている石組みの中に、蛇・なめくじ・かえるの“三すくみ”が隠されている、という説明です。
私は得意になってサークルの同じ班の人たちを前に三すくみの石を指し示してガイドさん風に教えましたが、「ふーん、そうなのー。……次行こう」みたいな反応しか得られず甚だ落胆しました。
今回は自分の子供二人だったので、それなりに盛り上がりました。ヨカッタ。

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夏には来たことあるけど冬の北陸は初めて。
しかも寒波のさなか。甘酒がしみじみ。

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屋根瓦が真っ白。
寒いとしか言いようがありません。
金沢城の地図を見て、「ササニシキ」が
「ム。この地図は、なにかを隠してる。二の丸、三の丸があるのになぜ本丸がないのか。本丸はどこだ。」
と言い始め、案内所にずんずん行って、首を突っ込んでおじいさんのボランティア案内員を質問攻めにしていました。
なぜ本丸がないかというと、昔に焼失し、復元する機会が今までないままになっているからとのこと。
他にも「この地図にある、“新丸”というのはなんですか?」「天守閣はないのですか?」などと質問して、おじいさんボランティアをおおいに喜ばせていました。
「ササニシキ」はバカだけどお年寄りとのコミュニケーション能力は抜群です。
私が感心していると、
「老人の知識を引き出すのはなかなか大変。でも価値がある。東大名誉教授に話を聞く番組なんか見てると、とにかくもう、ゆっくりでゆっくりで、間(ま)が長いんだけど、それを苛つかず辛抱強く聞くのは重要なんだ。」

金沢城公園を通って、私が行きたかった尾山神社へ、裏手から入ります。

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「ササニシキ」が「この旅最大の謎」と言った、奇妙な銅像。母子順風の像というらしい。
前田利家を祀った尾山神社の裏手にあったこの像には、3人とも棒立ち。

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裏手の庭も不思議なつくりをしています。
(「ササニシキ」はこの写真を見て「……、オレ、足デカー。」←靴のサイズ30センチ)

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現代作家によるオブジェ。
金色のカエルがとりついています。
この神社は、もしも正門から入ったら、是非裏手まで進んで散策することをオススメします!

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そういえば、本来、これを見たくてここに行きたいと主張していたのでした。
この写真だと映えませんが、神門の上部がステンドグラスでできており、和漢中の意匠がミックスされています。
こういうのが大好きです。

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観光客らしく、お昼は名物を。
ハントンライスで有名な食堂オーツカへ。
ハントンライスの「ハン」はハンガリーの意味、「トン」はフランス語でマグロを意味するとか。

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店内が観光客で行列しているのは予想していたけど……入ってすぐのこのカウンターの謎の渾沌ぶり!
食器、調味料、お茶らしき液体、マジックリンなどがごっちゃごちゃに置いてあり、ふと異国に来た感覚になりました。

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これがハントンライス。
ここのものは原型そのものらしく、具の一切入っていないケチャップ炒めごはんにタマゴをかぶせ、ケチャップをかけた上から白身魚のフライをタルタルソースがかかっている……私には半分くらいで十分でした。
がんばって食べたけど、いくらなんでも、カロリーが高すぎ、野菜ゼロ、分量多すぎ、なんか、逃げ場がない感じ。
「ササニシキ」は「せめてごはんにタマネギを入れて……」と言っていました。
うちの家族は野菜がないとダメなの。
少しならおいしいです。

夕方からやっと夫が合流して、4人で21世紀美術館へ。
長らく行きたいと願っていた場所へ、念願かなって行くことができました。

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呼び物のひとつ。

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プールに見えるけれどごく浅くしか水が張っていなくて、下からでも上からでも眺めることができます。

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夕方の美術館も趣があってステキですが、なんといっても、別格で圧巻だったのは、一番奥の「タレルの部屋」。

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天井のブルー。

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この部屋に入れば、誰もがハッとします。
ブルーは、ほんものの空の色。
天井の真ん中が、正方形にくりぬかれています。
直島で初めてジェームズ・タレル作品に触れ、そのコンセプトに驚いて以来、二度めのタレル体験です。
屋内でありながら屋外。
入るたびに印象の変わる部屋。
入ったままでいても、やっぱり印象の変わる部屋。
雲の流れる空、滝のような雨がそそぐ空、鳥や虫が飛び交う空、満天の星空、漆黒の闇夜……

私がこの部屋に入ったときは、みぞれを降らせていた正方形の天井は、あっという間に真っ黒な四角に変化しました。
雷鳴とともに、暗い部屋が一瞬明るく照らされもしました。

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まるでべつの部屋みたい。

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うまく撮れた?
夫は、このタレルの部屋だけでも満足したようです。

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金沢教会の近くで、クリスマスイブにグローリアを唄う聖歌隊。
きれいな歌声だったな。
「アキタコマチ」も白川郷から戻ったものの、クリスマスイブなので洋食系の店はどこも満席。
不案内な街で路頭に迷う5人。

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どうにか焼鳥屋に入れました!
115本の串を食べました。

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大将、ありがとう!また来ます。

夫が「ホテルでコーヒーとケーキが食いたい。」と言い出し、「えええーまだ食べるの」と驚きながらホテルのラウンジへ。
私以外の4人はみんなケーキを食べました。
トリとケーキ、ちゃんとクリスマスイブらしくなっています。

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翌朝、この雪ではふつうのスニーカーでは歩けません。
私はLLビーンのブーツだけど、あとの4人が無理。
というか夫の風邪がひどくて無理。
チェックアウトまでおとなしく部屋で寝ていました。

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金沢駅で、お土産をひととおり買いました。
買ったのは、じろあめ・ふぐのぬか漬け・ふぐの子のぬか漬け・焼き塩辛・加賀棒茶・ふくさ餅。

夫の体調不良と仕事のトラブル処理で、思っていたような完璧な旅行とはいえなかったけど、そして寒波にたたきのめされ、「やっぱり東京がいいよう!毎日晴れて乾燥していて、靴や服もおしゃれできて!」と、ちょっとホームシックになったりもしましたが……いろんなところでゲラゲラ笑って楽しい三日間でした。

by apakaba | 2011-12-27 00:12 | 国内旅行 | Comments(11)
Commented by agsmatters05 at 2011-12-27 08:04
豪華だ。
一緒に幸せを追体験
させてもらったつもりになりたい
のは
わたし
だけ?
Commented by apakaba at 2011-12-27 10:24
かいぎょうが
いっぱい
Commented by apakaba at 2011-12-27 10:27
カニは豪華絢爛でしたが、フレンチに較べるとずっとお安いんですね。
この人数と食欲でフレンチだったら、そうとうの覚悟が必要ですが……あと、やはり地場ものは安くて活きのいいものが食べられるんですねー。

子供が大きくなって、だんだんバラバラになってきたけど、たまには楽しいです。
Commented by minmei316 at 2011-12-27 12:52
よりによって寒波に当たるとは・・・・でも、冬の金沢はだいたいいつもこんな感じです・・・足元はビジャビジャ、長靴じゃないと動き回れません。が、かといって、せっかくの旅行に「長靴を履いて来て」とは流石にいえませんでした・・・。ハントンライスを食べたんですね^^わたしもこちらへ引っ越して来たばかりの時、得意気にダンナにすすめられまして食べましたが、それっきり食べてません。ちょっとわたしには味が濃いすぎデシタ。美術館にも行かれたみたいだし、尾山神社のステンドグラスも見れて良かったですね^^わたしも正月の初詣はいつもここに行きますよ^^てか、改行気にして、詰めてみました^^
Commented by apakaba at 2011-12-27 13:36
minmeiさん、今回は家族につきあわないといけなくて、お会いできず残念でした。
観光はこのとおりの王道コースだけなので、まだまだ行ってない場所がたくさんあるから、また行きますよ。

私は旅先でホームシックになることってほぼないのだけど、さすがに東京の晴れ渡った冬空が恋しくなるほど、とんでもない悪天候でした……!
ハントンライスは、きっと部活帰りのハラペコな子なんかには悪魔的おいしさなんだろうな。でも私にはキビシかったな。というお味でしたねえー。

改行はどんどんして大丈夫です!twitterじゃないんだし!
Commented by ヒロ at 2011-12-28 01:13 x
カニの刺し身。ヤバい。
失禁しそうです。。w
火を入れた方が甘みが増すと聞きますが、実際どっちが美味しかったのかな?
Commented by apakaba at 2011-12-28 01:37
両方失禁!!!!!!!!!!!!!
あとは好み。
私はなまものが好きだから刺し身は失禁、あと天ぷらがかなり失禁した

ウソだぞ。わかってるね?
Commented by ぴよ at 2011-12-28 18:20 x
実は金沢は子供の頃に1度行ったきりだったりする。
名古屋からだと割と近いんだけどなー。どうして行かないんだろ?
越前ガニ大好きだから食べに行くけど、カニは福井に食べに行っちゃうんだよなー。金沢で食べるより相場が更に安いからさ。
・・・ってか、食い物だけじゃなくて観光もしろよ<自分^^;

冬の金沢、いいぢゃないっすか♪
私も行きたいなー。泉鏡花記念館とか興味あるんだよねー
Commented by apakaba at 2011-12-29 00:02
とにかくカニは……なんであんなにおいしいものが、フツーな顔で海の中をカニ歩きしているのか理解に苦しむくらいおいしかったです。
ええ、おいしすぎてアタマがおかしくなってます。
Commented by ogawa at 2011-12-29 10:43 x
1月7~8日と金沢に行きます。
目的は「寒ブリのフルコース」と「金沢21世紀美術館」です。
記事を読ませていただきましたが、とても良さそうですね。
「雲を測る男」とか「スイミング・プール」など自分の眼で見たいものです。

でも「ブリ」もいいですけど「カニ」も良さそうだ。
迷いますねぇ。
Commented by apakaba at 2011-12-29 13:22
ogawaさん、夫婦旅ですか?
二人ならわが家のように食いっぱぐれそうになって路頭に迷うこともなさそうで……
もちろんブリはおいしいけど、カニじゃないのか?やっぱり?
あの新鮮さと安さは、ブリでは味わえない驚愕ですよ。

美術館は、我々は夕方から夜に行ったけど、日中とでは雰囲気がちがうでしょうね。
ちなみにプールは、雨(雪)が降ると外(上)から見ることができないのです。
我々もかなり粘って、ちょっとだけ雪が止んだ隙に「今だ!」と屋外に出て撮影したんですよ。
建築は、とにかくスゲーゼSANAA!って感じ!


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