2012年 08月 06日
iPhoneを持つようになってから、カメラを持たなくても写真が撮れるようになってうれしいなあ。 いきなり食べ物と関係ないですが。 散歩道でも気軽に撮れます。 最近、facebookに家のごはん写真をちょくちょくアップしているので、こっちにもまとめてあげておきます。 いわしのパセリパン粉焼き。 フルーツトマトのきゅうりすりおろしドレッシングと、焼きなすのアンチョビソースも。 きゅうりドレッシングもアンチョビソースも一から作るのだ。 『暮しの手帖』のレシピを参考にしています。 ぶり大根。 空心菜のにんにく醤油炒めは自家製のにんにく漬け込み醤油でスバラシイ風味。 牛ホホ肉のシチュー。 デミグラスソースはトマトペーストとトマトピューレを鍋で焦がして、褐色の香り高いソースにします。 市販のルーや化学調味料に頼らずに作るようにしています。 マデイラワインも、けちらずに使います。 クレソンのサラダには、また自家製ドレッシングににんにく醤油を足し、漬け込んでおいたにんにくスライスをオリーブオイルでじっくり焼いてかりかりにします。 たかべの塩焼きに、刻み小ねぎとかぼす&レモンの大根おろし。 奥のにんじんとセロリの炒めには生姜をどっさり刻んで、冷房の冷え改善。 何度か写真に出している、桃と生ハムのカッペリーニ。 松の実をローストしてふりかけます。 奥の赤ピーマンのマリネともども、自家製ドレッシングをベースにします。 ドレッシングは「アキタコマチ」がここ数ヶ月ほどずっと試行錯誤をくり返して、やっとクオリティーが安定してきました。 先日、カルディで見つけたインスタントラクサ。 好奇心に負けて買ってしまったけど……“おいしかったら”ショック。 この気持ち、わかりますか! ラクサは、昔はマレーシアやシンガポールに行かないと食べられなかった。 でもだんだんと都内でも食べられるようになってきた。 それがついに、家庭でも食べられるようになるなんて、夢のようにうれしいことだけれど、それは旅への渇望がひとつ確実に減ること。 同じくマレー料理の「肉骨茶(バクテー)」は、もうすでにわが家では定番の一つになってしまいました。 一昔前までは「バクテーってなに?」だったのに。 インスタントシンガポールラクサ、おいしかったらショック、おいしくなかったらもちろんショック。 さあ、どうだ! おいしうございますー! しかも化学調味料無添加です。 からいけど、ココナッツミルクの味がしっかり効いていて最高。 しかも、作るのがすっごく簡単です。 またマレー料理がわが家に近づいてきました。 見た目も、お店に引けを取らないでしょ? ↓ これが、以前撮っていたお店の。 いや、どう見てもわが家のラクサのほうがフォトジェニックだわ! あっ、奥に写ってるシンガポールスリングだけが足りませんね! 今年、生まれて初めて梅干しを作ってみました。 梅干しって……なんて簡単なの! 今までずっと「梅干しは作るのが大変で、私のような面倒くさがりには絶対にできないものだ」と思い込んでいました。 こんなに単純な工程で、おいしい梅干しができるのなら、これから毎年やるわ。 今回は重石がなくて適当なものを載せていたから、重石が軽くてなかなか軟らかくなってくれなかったけど、来年はちゃんと漬物用のセットを用意しよう。 梅干し作りを“簡単”と感じた一番の理由は、ぬか漬けと較べたから。 ぬか漬けは毎日かかさずかき回して、塩・ぬか・昆布・干し椎茸・鷹の爪・生姜を適宜加えて、気温から漬け上がる時間を計算して……本当にメンドクサイ。 塩漬けやピクルスに較べたら、なんてワガママな漬物でしょうか。 どんなにべろべろに酔っぱらって帰っても、ぬかの世話だけはしてます。 これは百数十年つづいている先祖伝来のぬか床だから、私がだめにするわけにはいかないの。 子供が独立して家を出るときには、持たせます。 写真の料理、おもに「アキタコマチ」が作っているのだけど、家でおいしいものを食べるには手抜きはダメ、化学調味料に頼ったらダメ、という二つだけはみっちり教え込んでいます。 盛りつけのセンスは味とは別の美的感覚だから、私よりよほど美しいです。 *以前に「餃子の王将で次男がひどい下痢に」という話題を書きました。 化学調味料に慣れる?
by apakaba
| 2012-08-06 11:38
| 食べたり飲んだり
|
Comments(6)
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saltyspeedy at 2012-08-08 10:23
自宅レストラン! すりおろしきゅうりドレッシングと桃と生ハムのカッペリーニの味を想像しています。空心菜のにんにく炒めはよくこしらえるのですけど、味付けはいつも塩と鶏がらスープの素(ジャンクな味)なので、今度にんにく醤油も試してみましょう。きれいな梅干し! そして先祖伝来のぬか床尊敬します。私はすぐ飽きてだめにしてしまうので・・・
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minmei316 at 2012-08-08 12:47
梅干し十分おいしそうですよ!
カビが生えなくて紫蘇の色がちゃんとついていれば成功です! いいなぁ、自宅レストラン。しかも多国籍創作料理だ! 中にはどんな味なのか見当もつかない感じのもある。 でもうまいんだろうなぁ~
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apakaba at 2012-08-08 21:28
ayaさん、二つとも、『暮しの手帖』を参考にしてます。
昔に較べて、『暮しの手帖』のレシピもずいぶん手間いらずになってきています。 両方ともシンプルでさわやか〜ですよ! 鶏ガラスープの素は、うちももちろん使ってるけど、「化学調味料無添加の鶏ガラスープ」というのを使ってます。 さがせばありますよー! ぬかはもう、主婦の意地ですね……
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apakaba at 2012-08-08 21:30
minmeiさん、おかげさまで、アドバイスに従って、もう一度梅酢に漬け直し、重石を少し重くしてからやり直しましたー!
ありがとうございます! うちは塩分濃度の高い梅干しが大好きなので、カビは大丈夫だと思います。 こんなに手軽にできるなら(まー少量だからね)、毎年やると決意したわ。 うちのごはんは、作り手が二人だからいろいろできていいですよ〜。
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ぴよ
at 2012-08-10 00:11
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すげーな。色々すげー。
我が家は私が1人シェフ(←しかも料理大嫌い)だから、新しいメニューに挑戦する気概もなければアレンジや盛りつけを工夫する器用さも持ち合わせてない。orz カッペリーニがさー!悩みドコロだったんだけど!! 私は冷たいトマトソースとか冷たいコンソメジュレのソースを作って何度かトライしてるんだけど、何度作っても旦那に「うん、なかなか美味しい洋風そうめんって感じ」としか言ってもらえない(涙) 桃と生ハムかー。パスタの味付けとしてはニンニク×オリーブオイルな感じ?それとももっとサッパリした感じ? アキタコマチに色々レクチャーしてもらいたーいっ!!><
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apakaba at 2012-08-18 13:42
ぴよさん、私もほんとに心から料理がメンドクサイけど食べるのは好きだから、仕方ないわ。
このカッペリーニは、白ワインビネガーで酸っぱく味付けしているので、好みに合わないかも。 でもビネガーの分量を減らせばいいのかも。 にんにくは入れていません。 旦那さんはきっと「温かいバスタの方が好み」というだけのような気が……カッペリーニってもともとどっさり食べるもんじゃないしねえ。 ちょこっとしたシャレた前菜というくらいの位置づけで考えないと、これでミートソース並みのお食事パスタにしようとすると難しいんじゃないかな。 うちもその結論に達しました! |
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以前はエイビーロード「たびナレ」や「一生モノ https://issyoumono.com/」などでウェブライターをしていたが今は公立中学校学習支援教員のみ。 子供のHNは、長男「ササニシキ」(弁護士)、次男「アキタコマチ」(フランス料理店料理人)、長女「コシヒカリ」(ライター・編集者) by 三谷眞紀 カレンダー
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