2005年 05月 21日
スギ花粉で辛い春を過ごしたみなさま、おつかれさまでした〜。 私は、スギのアレルギーはさほど強くないのだが、雑草花粉が苦しい。 5月になると、カモガヤなどのイネ科の雑草が出てきて、いまとにかくぐったりしている。 アレルギー特有の、ぽたぽたたれてくるような粘りけのない鼻水なので、花粉用マスクなどしていても結局しょっちゅうマスクをはずして鼻を拭かないとだめ。 (前から思っていたんだけど、あの使い捨て花粉マスクって、とめどなく鼻水がたれてくる場合には意味がないんじゃないかな。) だから家にいるときには、ティッシュを細く折ってリング状にして、両端を両鼻に突っ込んでいる。 つまり牛の鼻輪のようにする。 どうせマスクでは間に合わないしマスクより鼻水を吸い取ってくれる。 「眞紀ちゃん、ティッシュを両鼻に詰めちゃうといいよ。」 中学生のころ、アレルギー性鼻炎でひどいバカ面をさげていたとき、同級生のかわいい女の子が教えてくれた。 「もうね、鼻かまないの。ずっと詰めっぱなしにして、ティッシュがびちょびちょになって、鼻水が輪っかのまん中からピチョンと落ちるまで詰めっぱなしにしておくの。そしたら鼻輪をはずして、ブーンと思いっきり鼻をかむと、すごくすっきりするの!」 大きい目をくるくるさせてその子が言う。 そしていま鼻をかんだばかりのようにケラケラうれしそうに笑う。 そうなんだー、こんなかわいい子も、家ではティッシュ詰めてるのね。 それ以来、20年以上、私も鼻輪を作って詰めているのです。 ティッシュの輪が右と左からだんだんびちょびちょになっていくのをじっと待っているのは、なかなか快感。 鼻輪の濡れていくスピードが速いほど、「オオッ、今日はキテルナー。」となぜかうれしい……でも急な来客のときに、うっかりそのまま玄関に出そうになったことが何度もある。
by apakaba
| 2005-05-21 12:02
| 健康・病気
|
Comments(21)
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メリー
at 2005-05-21 14:12
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はっはっは~ わかるわ~>鼻輪
私もやってたし、何回も取り替えるたびにティッシュの所に行くのが面倒で ティッシュの箱に穴をあけ、紐を通し、腰にくくりつけ、反対の腰にはゴミ袋をぶら下げ。。。 お前何もんやねん!?って格好してましたわ。 今は、良い薬ができたせいか、もう感度が悪くなったのか、症状は軽くなりましたけど。
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suze
at 2005-05-21 16:11
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メリーさんが一番乗りでコメントくれると思ってた。
私は、ティッシュでかむのがもう間に合わなくて、ガーゼですね。 布で鼻かむなんて、抵抗ある人が多いけど、たらたらするんだもん。 それに鼻の下(「ばへー」という部分)が痛むでしょう。ガーゼだとまだマシ。
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三谷眞紀
at 2005-05-21 16:15
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K国
at 2005-05-21 17:49
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花粉もホコリも人一倍吸ってますが変化無しなんです
建築仲間で花粉症の人は多分一割いないでしょう、エアコンの効いた 空気の綺麗な所にばかりいると免疫が落ちると言います ホコリ吸いまくってますので自己防衛能力が強いのかなあ
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safety-life at 2005-05-21 19:18
花粉症ではないんですが、私も両鼻ティッシュよくやります。リングはしませんけど。ネコアレルギーなんで、家に帰ると鼻水出ます。でも、出るときと出ないときがあるんですけど、なんでなんだろう・・・?
まだ、鼻炎はグズグズですね。
ダイエットのため、影響していることは事実でしょう。 花粉症、植木屋・・・・造園会社の専務・・・・跡継ぎの2代目が花粉症で 大きなマスクしていたのには笑えぬものがありました。 まじめで一所懸命、だけど花粉症。 少しええかげんな男になるとマシになるのではと。
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三谷眞紀
at 2005-05-22 12:07
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体内に取り込む花粉の量ばかりでなく、空気の汚れとかなんだとか、原因は複合的なんでしょうね。
私も強度のねこアレルギーなので、ねこを飼うのは来世にとっておきます。 >少しええかげんな男になるとマシになるのではと。 私ももっとええかげんな女になっても、ええのんか。
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三谷眞紀
at 2005-05-22 17:14
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ここ数ヵ月間、ずっとショーロホフの「静かなドン」を読んでいます。
その中の登場人物に「堕落した女」という表現をされている女性がいて、つねづね、う〜ん堕落した女って、どういうのかなぁと。 オトコは「あいつは堕落した女だ、あいつに関わるとろくなことはない」って言いながら、どんどん手中に堕ちていくんですよね。オホホ。 ユーカリオイルは鼻がすーっとしますね。 私も以前、天然素材の「ユーカリスパバス」という入浴剤を使っていました。 というか、お風呂の中は湯気で花粉やホコリが抑えられるからか、らくですね。
静かなるドンですかあ、気が遠くなりそうですね。
若かりし頃、挑戦しましたが、最初の少しで辛気くさく、投げ出した記憶がありました。 基本的に男は女からモーションかけられると弱いです。 きれいな女性から相談事持ちかけられたのですが、その内容がねぇ、 どうも解決困難なことで気分重いです。
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K国
at 2005-05-22 19:10
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いいかげん参上
雨の中ワイタ山でレースやってきました、今回はオフィシャルで 黄色の旗振りと終ってからのブルドーザーで整地が私の仕事でした イスラエル読みました、感心しますいいかげんな私には無理です 事細かに行動が映画の画面で出てくるみたいに描かれてますよね 静かなるドン、、、開ける気力もありません
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三谷眞紀
at 2005-05-22 20:24
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「静かな(る)ドン」の書名をご存じなだけでもうれしくなります。
だって、絶版ですよ!!絶版!!どういうことだよ! 日本にロシア文学はいらねえつうのかい!? というわけで、ワタシが読んでいるのも1959年!の初版のまんまの日本語訳ですから、当然いまから見ると古くさく、それが辛気くさくも感じられるんだと思います。私もあの訳はツライですねえ。 「堕落した女」がどれほどの手管を見せくれるか、その一点で読み進めてます。 相談事、解決することは二の次で聞いてもらうのが一番、ということでは? K国さん、さっそくありがとうございました!! 次の旅行記も期待してください(大風呂敷が得意なんです。) それにしても、ワイタ山……て??
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三谷眞紀
at 2005-05-22 23:30
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親父が買った文学全集……へえ!はなまちさんのお父様の時代というと、いつごろなのかな。1959年の本というのは文庫版(8巻組)なので、全集と少し時期がずれているかもしれません。
いずれにせよ絶版ですから、ホコリかぶっていても一応とっといて、マニアのためにネットで売りに出す。のは。 うちにあるのも、古本屋から買ってきたものです。 メールはオフコースエニタイムお待ちしています。
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紫陽花。
at 2005-05-23 06:00
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我が家の「世界文学全集」を見てみたら、ショーロフはありましたが、「静かなるドン」は入ってなかった。(がくっ)。ソルジェニーツィンと一緒になっていて短編だけみたい。堕落した女が出てくるの。面白そうですねえ。いつの時代も女ってしょうがないね。読書は基本的に「お出かけの友」なので、ハードカバーの全集を読み直す事はないと思っていましたが、眞紀さんのコメントで、ふと、もう一回端から読んでみようかなと、思いました。ほとんど内容は忘れてるし。
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三谷眞紀
at 2005-05-23 09:27
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そのソルジェニーツィンも絶版なんですよ〜〜〜、ロシア文学は日本国内で壊滅です。あんなにおもしろいのに……!!
全集にソルジェニーツィンの「ガン病棟」は入っていますか。 あれに出てくる看護婦さんがまた、うひひですね。 そういうシーンばっかりよく記憶に残っています。
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紫陽花。
at 2005-05-23 10:26
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「ガン病棟」入ってないですねえ。「イワン・デニーソヴィチの一日」から読み始めようかな。しかし記憶力のよいお人ですね。私は昨日食べたものも忘れるというのに、うらやましい限りだわ。ロシア文学、ホントに面白いのに、国内で壊滅ですか。嘆かわしい事ですねえ。
なんだか鼻炎の話からずれまくっているので、今日はソルジェニーツィンの話を書こうかな。
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K国
at 2005-05-23 12:15
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収容所列島とか言う本ありませんでしたっけ
週刊誌かなんかで面白いと批評が出てましたので、本屋で立ち読みして 買う気力が無くなったのを憶えてます 朝からブログが開かなくて四苦ハ苦してましたが、詳しい友達が着て チョイチョイでオッケーになりました、腹が立つけど俺の手に負えん 涌蓋山と書いてワイタ山なんです面倒臭いのでカタカナで書きました 標高1500メーターで遠目にはミニ富士山の綺麗な円錐形です ワラビの故郷ですよ
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apakaba at 2005-05-23 12:23
まだまだ行きますか、ロシアバナシ。
収容所列島ありましたねえ。あれはいまでも絶版になってないのかな。 立ち読みするときは、最初ではなくまん中へんあたりを、数カ所ぱっと開いてみます。何度か開いてみて、惹かれるものを一切感じなかったらサヨナラですね。 ワイタ山の漢字かっこええですね。 富士山みたいというと、独立峰の火山なのかな? 登山の醍醐味は縦走にあり、独立峰は見るにはいいけど登ってもつまらないと言われていますが、山麓にはワラビですか……いいですねえ。 |
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以前はエイビーロード「たびナレ」や「一生モノ https://issyoumono.com/」などでウェブライターをしていたが今は公立中学校学習支援教員のみ。 子供のHNは、長男「ササニシキ」(弁護士)、次男「アキタコマチ」(フランス料理店料理人)、長女「コシヒカリ」(ライター・編集者) by 三谷眞紀 カレンダー
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