あぱかば・ブログ篇

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2012年 09月 09日

重陽の節句に

先日の「アキタコマチ」の誕生日に、なにもお祝いをしなかったことを「コシヒカリ」が気にしていて、
「わたし、なにかプレゼントしなくちゃ。なにがいいんだろう。『アキタコマチ』お兄ちゃんってなにがほしいんだと思う?」
と聞くが、そんなことわからない。

私:わかんない。花でいいんじゃない。
コシヒカリ:花かー。うん、そうする。なんの花がいいかな?できてるブーケ?
私:予算を決めてその中で花束を作ってもらうというのもあるよ。行ってみて考えたら。
コ:うん、そうする。花言葉の事典を持っていこうっと。いってきまーす。

花言葉の事典は、「コシヒカリ」の誕生日にほしいと言われて買ったものだ。

買ってきた花束は、仏花だった。

コ:ただいま。見て、きれいでしょう。
私:うん、きれいね。でもこれは、仏花だね。
コ:えっ!そうなの!そんなのどうしてわかるの。
私:見ればわかるよ。
コ:どうしよう。きれいだと思って買ったのに。850円もしたのに。
私:いいじゃない。きれいだよ。おかーさんは菊が大好きよ。今日は重陽の節句といって、菊のお節句だから、菊の花があるといいなあとちょうど思ってたの。
コ:へえーそうなの。わたしも菊の花が好き。あのね菊の花言葉は「高潔」だよ。鶏頭の花言葉は「気取り屋」、りんどうの花言葉は「悲しんでいるあなたが好き」。これがわたしからの誕生日プレゼントだって、「アキタコマチ」お兄ちゃん気づくかな?
私:あとでごはんのときに言ったら。

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コ:「アキタコマチ」お兄ちゃん、あのー、これ、わたしからの誕生日プレゼントなの。
アキタコマチ:え?これがそうだったの?
コ:うん。仏花だけど。でもわたしわからなくて。850円したし。
ア:へえー。値段は言わなくていいよ。じゃあ「コシヒカリ」にはお礼にこれをあげよう(ポケットからなにか取り出す)。
コ:え、ありがとう。なにこれ?
ア:『プロメテウス』の前売り買ったらおまけについてきたもの。なんだかよくわかんないけどこれをあげる。
コ:ありがとう……わたしプレゼントしてすぐに物をお返しにもらうのなんて初めて。
私:「アキタコマチ」はいつでもやさしいね。
ア:そう、オレはいつでもやさしいよ。
コ:ありがとう。

by apakaba | 2012-09-09 22:42 | 子供 | Comments(4)
Commented by えみぞう at 2012-09-09 23:14 x
お花屋さん、何の用途に使うのか聞かないのか?とゆうツッコミよりも、お花屋さんに売ってた花で、一生懸命事典を見ながらプレゼントを選ぶコシヒカリさんを想像して愛おしいなあ、と思いました。
そうか、菊の花言葉は「高潔」か。いい花言葉だなあ。
Commented by apakaba at 2012-09-09 23:26
娘はなにをやってもかわいいです。
兄から即座にプレゼント返しをされてとまどうのもかわいいです。
花言葉事典は私と夫が娘の誕生日プレゼントに本屋で選んだ本だったのも、うれしかったわ。
Commented by 那由他 at 2012-09-20 10:05 x
コシヒカリちゃんは、仏花というものをご存じなかったのですね。
よく海外の人が着物をガウンのように羽織ったり、帯をタペストリーのように壁に飾ったりするのと同じように、先入観無しにご自分のセンスに従うことで、型を打ち破った感性が生まれるのかもしれないですね。
お兄ちゃんに贈り物をしようと言う、コシヒカリちゃんのお気持ち、親御さんとしては、ご兄妹仲良く育たれたことを感じて嬉しいことでしょう。
ブログを読んでいていつも感じますが、お三人とも、それぞれ魅力的なお子さんで、ご夫婦もいい感じ…素敵なご家庭ですね。
Commented by apakaba at 2012-09-21 13:45
那由他さん、仏花と知らなければ、「きれいな秋の和花」としか映らなかったんでしょうね。

うちの子たちはほんとに仲がいいです。
3人で、ず〜っとしゃべって笑ってたりします。
小さいころは熾烈な喧嘩をしていて、仲裁というかまとめて叱るというか、あんなに手を焼いていたのにうそみたいです。
夫婦も基本的には仲いいですが熾烈な喧嘩になったとき、誰も仲裁してくれないのが困りもの!


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