2012年 12月 19日

影絵人形劇のこと

取り柄のない主婦だが、いくつか人より上手にできることがある。
子供に勉強を教えること。
文章を書くこと。
限られた条件下でもおもしろおかしい旅行をすること。
あと一つが、声の演技をすることだ。

今日は私の所属する影絵人形劇団の公演の本番だった。
もとは小学校の図書室を整備したり、読み聞かせをしたりするボランティア集団だったが、いつの間にかエスカレートして、劇団を名乗るまでになった。

絵本から題材をとり、オリジナルで台本に起こし、オリジナルで作曲した曲をつけ、影絵の人形も関節が細かく動く立派なものを一から手作りする。
私は不器用だし音楽もできないので、唯一できそうな「声優=人形に声を当てる」をやっている。

演目は「たつのこたろう」だった。
私は主演で、児童の皆さんはもとより、オトナの観客の皆さんもだいぶ感動してくれた。
来賓の、区の教育長が涙を流してくれ(たくさんの大人が泣いてくれていた)、「予算をつけよう予算を!」と約束してくれた。やったー!

この影絵劇に参加しはじめてから、ずっと気になっていたことは、「みんな自分の担当の仕事に精一杯で、全体の連帯感を持てない」ということだった。
大所帯だし、知らないお母さん同士が集まっているだけの集団なので、話をする努力をしないと、すぐ隣にいる人でもなにも言葉を交わさずに終わってしまう。
練習の間も不安、終わってからも満足感がない状態だった。
それが嫌だったので、今回はできる限り周りに声をかけていた。

声の担当には新しい人が多かったため、今日はミーティングをもうけて、アドバイスを二つした。
一つは「失敗して当たり前だと思っていた方がいい。」
失敗は、たいていあります。
問題は、失敗をおそれすぎて、実際に自分が失敗をしてしまったとき、ショックを引きずってさらに大きな失敗に結びついてしまうこと。
セリフをつっかえても、気にしているのは自分だけ。
1秒後にはみんな忘れて次の人のセリフに聞き入っているものです。

もう一つは、「顔が、声を作る。」
恥ずかしがって、無表情のままで感情をこめたセリフを言おうとしてもできません。
うれしいときのセリフは顔も思い切り笑って、泣いているときのセリフはまず自分が泣きながら。
(私も泣くセリフは涙をこぼしながら声を当てます)

皆さん、これだけを話しただけで、格段によくなった。
カンのいい人たちだ。

すばらしい劇になった。
映像がアップロードできたらいいのだけど!

by apakaba | 2012-12-19 23:20 | 生活の話題 | Comments(0)


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