2012年 12月 24日

LIGHTING OBJECT 2012

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ほおずきを使ったオブジェ

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ペットボトルを使ったオブジェ

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FB友達の山田博之さんも出品していると伺ったので、東京駅周辺で開催されている(LIGHTING OBJECT 2012に行ってきた。

もう7回目になるが、昨年からは震災復興を目標とし、多くのアーティストの作品をチャリティーのオークションとして出品している。
山田さんはイラストレーターで、今回は福島産の和紙を使ったランプシェードを製作したという。
オークションなら、私にもチャンスはあるわね……と虎視眈々で山田さんの作品を探したが!

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ありましたー!
だが、た、高い。
最低価格で40000円から。
オークションで最低価格を書く人はいないし、第一、さすがに我が家の経済規模では手が出ない。
毎日、画面で山田さんのイラストは見てはいても、実物を買えるかもしれないという一縷の望みが断たれた瞬間!

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買うのが無理なら、せめて網膜に焼き付けよう。
本当はグリーンとオレンジの色合いがすばらしいのだが、こうやって内側から光を当ててしまうと、せっかくのカラーがすべて黒に見えてしまうのが限りなく無念だ。
でも、カラーがあるとポップな雰囲気なこの半円が、闇の中でライトに照らされて浮かぶと、このように、惑星みたいな別の表情にがらりと変化する、というのも、昼と夜の顔を使い分ける小悪魔風でかわいい。
そして、うっとりするような線描の部分!
ああ、やっぱり山田さんの線はいいなあ。
ほしいけれど仕方がない。

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悔しいので、灯籠のオークションに行ってみる。
これは3000円から入札できる。
生まれて初めてのオークション体験。
といっても「3000円!」「3050円!」なんて声をかけるようなオークションではなく、自分が希望する金額を紙に書いて投函するだけ。
自分が最高値をつけていれば落札できる。
まったく知らないアーティストの作品でも、心惹かれるものがたくさんあって、目移りした。

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なんと、朝倉摂さんの灯籠。
群を抜いて、きれいだ……!!!!!!!!

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朝倉摂さんの生の絵を見られるなんて、心の底から感激した。
山田さんの絵もそうだが、なぜ、印刷や画像で見るより、生の、実物の絵はこんなに美しいのだろう。
私は下のネコに5000円つけてみたが……まあ、絶対に無理ですね。
だって朝倉摂さんのナマエだよ!
でもオークションって、ほんの一瞬でも夢を見られるなあ。
年末にふさわしいな。

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暗く細長い会場は、半屋外のような場所で冷えきっている。
波が天井や壁に映ってゆらゆらと絶えず揺れている。

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こんな装置で、波を起こしているのであった。
写真に載っていない作品が、まだまだたくさんあって、思っていたよりもずっと楽しかった。
会場が寒くて暗いことも、この季節を楽しむイベントとして似つかわしい。

それにしても縦構図が多いのはiPhoneだからついつい、というわけで、なぜちゃんとカメラを持ってこなかったのか私ってばほんとにバカバカバカ。

山田さんのオークションに乗りそびれ、朝倉さんのオークションは落札絶望……それでも、歳末助け合い気分で、なにかしらいいことをしたくなる。
ボルネオの森を助ける、ボルネオ保全トラストジャパンのカレンダー販売があったので、買うことにした。
缶バッジも買った。
缶バッジは200円で、これだけで畳一畳分の森に植林することができるという。
ボルネオから帰ってきたばかりの私には(ゴーゴーボルネオ!旅行記連載中。是非。)このチャリティーが最もふさわしいのではないか!
売り子の女性に
「この前、行ってきたばかりなんですよ……」
と、聞かれもしてないのに語るそばから、あの、森の中でテングザルを見上げたときの感動が胸に押し寄せ(その回の写真)、また涙が込み上げそうになり、かえっていきなりふてくされたような態度になってしまったから、売り子の女性はさぞ戸惑ったことだと思う。
とにかく、あの森を救うために、買えてよかった。
そしてあのときのネイチャーツアーが、自分にとって、自覚しているよりもずっと大きなものになっていることがわかった。

夜の長いこの季節ならではの、美しく心の温まるイベントだった。
誰でもみんな、幸せに年を越したい、という当たり前の気持ちを、灯りという方法で表現していた。
カップルで行けば確実に愛が深まるよ。
会期25日まで。
急いで、チャリティーに参加しましょう。

by apakaba | 2012-12-24 00:45 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(0)


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