2013年 02月 15日

おとといの昼に聞いたおしゃべり

新宿にある、気に入りのフォー専門店へ。
気軽な食堂なので、昼休みと重なるとオフィス街から出てきた人でいっぱいになる。
内定をもらったばかりの学生向けに研修会かなにかがあったのか、若い男女に座席を取り囲まれてしまった。

女子は言葉遣いが悪い。
「あーあ、お腹すいた。なにこれマジ激ヤバうまそう!」
私の隣に座った子はそう叫び、向かいに座った子たちと研修の内容についてしゃべっている。
向かいに座った子の一人が、
「電話の応対とか大変そう〜。もうさ、話すのヤだから片っ端に留守電に入れちゃいたい……」

ん、“片っ端から”じゃ、ないのか?

フォーをすすりながら疑問に思うが、もしかしたら若い人はわざとこういう言い方を使っているのかな。
たとえば「オレがここにいる意味じゃね?」みたいなの。
(「オレがここにいる意味がないんじゃないか?」ということらしい。)
尋ねるわけにもいかないので放っておくが、「片っ端に」がいつまでも気にかかる。

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豆乳スープと明太子のフォー

しゃべっている女子たちの向こうには男子がいて、その一人がけっこう大きな声で
「いや、オレは、もし結婚して、嫁が主婦だったら、弁当を持っていきたい。ランチにこういう店には入らないよ。」
と相手の男子に言う。
女子たちの空気がピキーンと凍りつく。
女子グループと男子グループは一緒に入ってきたが、まだ知り合いではないようで、きっとこれから新入社員同士、知り合うのだろう。

いつも昼は家で一人で食べているので、たまに外で食べると、自分がなじんでいるのと別の世界の人間を見ることができておもしろい。

by apakaba | 2013-02-15 23:02 | 生活の話題 | Comments(4)
Commented by saheizi-inokori at 2013-02-16 09:00
ワケワカ、なんてのが通じないくらいどんどん変化する言葉、孫たちから見たら私は古語でしゃべってるのか。
Commented by apakaba at 2013-02-16 09:35
ワケワカメまでは追えたのですがワケワカまで行ってたのですね。
追いつこうとしては引き離されます。
私はやたらと略す若者言葉より、むしろ「心が折れる」とか「勇気を与える」とか、そういう言い方のほうが不気味に感じます。
Commented by saheizi-inokori at 2013-02-17 09:54
「元気をもらった」「生きざま」「檄をとばす(の誤用)」、、「改めて涙を誘った」などのあまりにも手あかがつき過ぎた常套的表現なども嫌ですね。
Commented by apakaba at 2013-02-18 19:34
スポーツ関連だと、どうしても表現に限界があるのか、こういう調子の(手垢まみれの)言葉が多くなる気がします。
スポーツ記者は大変だな。


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