人気ブログランキング | 話題のタグを見る

あぱかば・ブログ篇

apakaba.exblog.jp
ブログトップ
2014年 01月 24日

取りっぱなしのメモは意味がない 「天上の舞 飛天の美」

昨年の11月、サントリー美術館で、開催四日目に「平等院鳳凰堂平成修理完成記念 天上の舞 飛天の美」を見てきた。
かなり感動したので「これはブログに書こう!」と決めて、iPhoneでメモをどっさり取った。
以前は鉛筆でメモを書いていたが立ったまま書くと字がうまく書けず、あとで読めないことが多い。
最近は展覧会に行くとiPhoneのメモ機能にどんどん入れている。

が!
メモを取ったら満足してしまい、それきり忘れてしまった。
気づけばすでに会期終了!
モノスゴクがっかり。

取りっぱなしのメモは意味がない 「天上の舞 飛天の美」_c0042704_2382028.jpg
あのころ、街はクリスマスムードであった

が!
今日になってiPhoneに入れたメモを読み返してみても、やっぱりなんのことやらさっぱりわからない。
展示物に添えられた解説文を写しているのか、感想を書いているのか区別がつかない。
そのときは気持ちが高ぶっていて「ようし!メモしたから大丈夫!」という気になっているが、鉄は熱いうちに打たないと使い物にならないんだね。

会期も終了してしまったし今さら意味がないんだけど、とりあえず書きなぐり(というのも変だが)のメモを載せてみる。
誰も読まないと思うし読んでもおもしろくないけど。

取りっぱなしのメモは意味がない 「天上の舞 飛天の美」_c0042704_2355980.jpg



インドから日本
人類の飛ぶことへの憧れ
天上世界への願いの強さ
如来を讃え供養
ヨーロッパの要素を含む
マーラの誘惑 飛天両足を跳ね上げて舞う 一人だけ躍動的
鍍金舎利かく 中国 ひらひら自由になびく衣
飛天文のきひらかわら 単純な線だけで芸術的
薬師寺水煙 逆立ち真っ逆さま 大胆な構図 火焔ではなく遺骨を安置
菩薩五尊像 中国 おどっている感じ
迦陵頻迦?キンナラ 阿弥陀経

法隆寺金堂天蓋付属 素朴な透かし木彫り
ぶつ三尊せんぶつ ありえない姿勢 軽やか自由
阿弥陀如来及び 四天王寺 片足上げかわいい ヨガらしい 二人でバランス
金銅迦陵頻迦華鬘 鳥の足リアル 不思議な気持ち あるのかもしれない
ぐみょうちょう 異形への畏れ?畏敬?かわいく不気味 二つを併せ持つ
文殊菩薩像光背 ヨーロッパ風?

第三章 菩薩しょうじゅ がくそうしながら舞う姿 
往生の喜びを保証する 死は怖い
ごうしょうまんだらず 飛天のポジションは自由
ちょっと離れたところをひらひら

第四章 国宝寺外初公開
鳳凰堂内下品じょうしょうず 復元図
あざやか!これを大きくして、みたい ありがたみがいきなりわかる
構図完璧(阿弥陀にしたがい、奏楽舞踊の菩薩が雲に乗り四季のある山水の中をやってくる)
屋敷の中に死にかけた人と悲しむ人?僧侶?
すごい賑やかさ。死ぬのが怖くない
脳内麻薬ドクドク 死を恐れないための人間の知恵 しがあふれていた。
雲中 頭部は丸彫り 下半身にかけて浮き彫り 壁にかけて下から見る
仏師の力の差が面白い。
いつまでも見たいものに戻る
放心の表情のようにも見える。
復元CGは必見。

by apakaba | 2014-01-24 23:08 | 文芸・文学・言語 | Comments(0)


<< 台湾で、日本を考えていた 12...      健康を損ない、漢方でがんばるこ... >>