2014年 02月 21日

おばさんだが少年役

私は影絵の劇団で声を宛てる担当をしていて、ここ数回は代表から「声のパートのリーダーとして皆の指導に当たってほしい」と言われている。
そういう立場になってしまうと、かえって、昔のように気軽に「ミタニさんうまいんですねえ。もと声優ですか?」とかいうお世辞も言われなくなってしまった。
ピアノの先生に向かって、生徒やその親が「ピアノうまいですねえ」とは言わないのと同じだ。
前よりなんとなく窮屈。
なんとなく孤独。
でもボトムアップのためには小さいことにはこだわらないでいこう。

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この人形は前回やった『西遊記』。

先週に本番があった『青い鳥』の練習中、仲間に言われた一番うれしかった言葉。
「ミタニさんの声は、色気があるんですよね。」
あっ!アナタ今、笑いましたね。
その人が言うには、女らしい色っぽさ、という意味ではなくて、その逆で、
「ミタニさんが少年の声をやって『ミチル、大丈夫かい?今助けてあげるよ』とか、『手をつないであげる。ついておいで。』とか言われると、かっこよくて、ぼーっとなっちゃう。女なら、ついていきたい!って感じ。」
だそうで。

私は、おじいさんおばあさん、母親、女の子、たいていの役をやれる。
でも得意なのは「少年」だ。
劇団代表もそのことをわかっていて、“話の主人公が少年なら主演は絶対動かさない”つもりでいる。
うまくやれるのは、私の中に、男っぽさ・子供っぽさがあるからなのだろうな。
これからもたくさん、カッコいい男の子をやりたいなあ。
会場に来た女の子がみんな、カッコよくて好きになっちゃうような少年を。

by apakaba | 2014-02-21 23:17 | 生活の話題 | Comments(0)


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