あぱかば・ブログ篇

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2014年 05月 19日

校歌(早稲田大学茶道研究会創立六十五周年記念茶会欠席)

おとといの土曜日、早稲田大学茶道研究会創立六十五周年記念茶会があった。
私が大学時代に所属していたサークルの記念行事だ。
5年前、「早稲田大学茶道研究会創立六十周年記念茶会」のことを書いた。
あのとき、「また5年後ね」と言って、唯一のサークル友達kくんと別れた。
5年たったが、今年は行かなかったのだった。
私は土曜日出勤の仕事になったため、ふつうどおりに仕事をして、夕方から次男のバイト先で夫と友達と飲んできた。
その間(かん)、頭の片隅で「今ごろお茶会だろうな。誰が来てるかな。」「今ごろパーティーかな。校歌を唄ってるかな」と、ちらちら考えていたのだ。

保育園の仕事にはまだ就いたばかりなので、年休が年に6日しかつかない。
貴重な年休を使いたくないというのがお茶会欠席の理由。
正直言うとあまり会いたくないという人もちらほらいたし。
そして夜のパーティーは、現役の分を負担するからだろう、会費10000円ととても高い。
ほとんど仲のいい人がいないにしては高すぎるよねと思い、迷ったけれど欠席にしてしまった。

でも、少し後悔している。
行けばよかったかなと思ってた。
本当の本音では、私は、校歌を唄いたかったのだ。

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お茶ではなくお酒を飲んでしまうのは、今も昔も私は同じ

ここから先は、早稲田大学の卒業生でないとまず理解してもらえないと思う。
だが早稲田の学生で、校歌を唄ったことがある人間なら絶対に共感するはずだ。
早稲田大学の校歌は、日本で一番有名、というより日本で唯一の有名な校歌だ。
校歌だけはみんな好き。
あの校歌は1番から3番まで、すべて唄って価値がある。

でも、卒業したら、もう校歌を、お腹から声を出して唄う機会などまずない。
耳にすることはあっても、ちょっと口ずさむことはあっても(まあないけど。恥ずかしいし)、大勢で集まって拳を振って声を限りに校歌を唄うなど、サークルのパーティーででもない限りありえないだろう。
愛校心はなくても愛校歌心は強いのが早稲田の学生なのだ。
私もかねがね早稲田はだめな学校だと思っているけど、校歌を唄うのが感動的な時間であることにはいささかの照れも疑念も差し挟むことがない。

と、それくらい校歌には愛着があるのに、みすみすチャンスを逃してしまった。
土曜日、帰宅してからkくんの書いているSNSの日記を読んだら、私が思っていたこととまるっきり同じことが書かれていた。
曰く、校歌が心にしみた。みんな校歌が唄いたくて集ってるんだ。早稲田は凋落著しいけどやっぱり校歌を唄うことだけでもパーティーに行く価値はある……あらら〜。

これを読んで、彼は本当に友達だなあと思った。
5年会ってないしこのあと5年はまず会わないだろうけど、離れていても校歌に寄せる思いは同じ。
5年前に会ったときも、その前は15年くらい会ってなかったし。
つまり卒業してからほとんど会ってない。
でも校歌があれば大丈夫なんだ。

その話を夫にしたら、
「当たり前だ。あの校歌は誰だって好きだよ。俺だって好きだ。俺、卒業式のとき校歌だけ唄いに行ったんだもん。」
この人とも、やっぱり本当に友達だなあと思ったよ。
5年後には10年ぶりに、茶会とパーティーに行こうかなあ。

by apakaba | 2014-05-19 17:34 | 生活の話題 | Comments(2)
Commented by kajikko at 2014-05-19 22:48 x
校歌歌えるだけで、大学入る価値あると書いたつもりだったけど、確かにそう読み取られる書き方しているな。
では、5年後に。
Commented by apakaba at 2014-05-19 23:13
ん、そういう意味か。
卒業生が行く価値があると言っているのかと思ったわ。
なんかねえ、大学自慢したいわけではなくて、やっぱり心から「いいなあ」と思えるのね。
それは人によって、校歌だったり、校舎だったり、いろいろなんだろうけど、帰属意識はあるなあ。
子供3人いたら一人くらいは早稲田に入るかと思ってたけど、叶わぬ夢です。
少しさびしい。

また5年後。
次回は行こうと思う。


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