あぱかば・ブログ篇

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2014年 10月 30日

気胸再発

きのうの夕方、仕事から帰ってきてグッタリしていたところへ、次男「アキタコマチ」から電話がかかってきた。
気胸が再発したからどこかの病院に入るという。
救急車で搬送してもらった。

本人の予想では、再発したら手術以外にないから、このまま入院して手術ではないかということだった。
あわてて病院へ行こうとすると、長男「ササニシキ」がいやに盛り上がって、「オレも行きたい!」と駄々をこね始める。

「保護者じゃないんだから、あんたが行ってもしょうがないでしょ。犬の散歩でも行っておいて!」
「なんで。オレも手術見たい。」
「あのねえ手術なんて見られないの!手術室の外で待ってるしかないの!」
「オレも待ちたい!どうしておかーさんだけ!」
「だから〜親だからだよ……手術中は親族はそこにいるんだってば……」
「オレも病院の廊下で苛々しながら待つのをやってみたい。それで医者がドアを開けたら『ばっ(立ち上がる)!先生!どうなんですか!』って言ってみたい。『あ〜手術は成功しましたが……』とか言って手袋を脱いで……」
「そんなとこで手袋なんか脱がないよ!あんたは家で勉強してなさい。」

とかやり合っていると娘の「コシヒカリ」も学校から帰ってきた。
やはり、手術と聞いて盛り上がっている。
「わたしも行きたい!妹が制服のまま駆けつけた、とか、なんかいい感じ。」
盛り上がって笑い合う二人を残してクルマで出た。

これまで、家族が病気や怪我をして、あわてて病院へ駆けつけるという場面を、何度経験してきただろう。
何度経験しても慣れない。
病院を探しながら、都内をクルマで急ぐのはとても疲れる。
とくに夜は疲れる。
だからいつもすっとんきょうに元気のいい曲をかけて唄いながら行くことにしている。
病院へ向かうときはそう決めている。
ブライアン・アダムスを自分の高校時代当時のように爆音でかけて、大声で唄って行った。

「アキタコマチ」は、病院で痛みは落ち着き、きのうはそのまま帰って、11月中旬にあらためて手術のために入院することになった。
今日もまた、検査をしに病院へ行ってきた。

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きのうはおやつとジャムを買ってきてくれた気の利く次男だったが

疲れたなあ。
クタクタだ。
気胸は、私の耳硬化症とちがって、ひどくすれば命に関わる病気だ。
きのうはどうにか落ち着いて帰れたけれど、今日は学校へ行くのはおじいちゃんに頼み、下校時に迎えに行くのと病院へそのまま連れて行くのは「ササニシキ」に頼み、病院への迎えは私が行った。
とりあえず運転免許があるというのはいいことだ。
次男の学校は一橋大学のそばなので、「ササニシキ」と学食で二人並んでお昼を食べ、二人でキャンパスを探検し、ロースクールの教室を勝手に見学してきたという。
なんだかよくわからない仲のよさだわ。

この家は子供たちが明るいなあ。
きのうの“手術”“入院”という言葉を聞いたときの盛り上がりようもすごかったけれど、ああいうのに呆れながら、救われているんだと思う。
私は元来、精神的にとても弱い。
すぐくよくよするし、困難に負けそうになる。
でもなんだかんだと家の要にならなければならないといつも思っている。
きのうもそうで、胸の痛みで苦しがっている本人にはできるだけ落ち着くように接し、残りの子供たちには明るく接し、仕事で忙しい夫には「私が病院に来ているから来る必要はない」と言い、自分の心の中では最悪のケースを山ほど想像していてもそれは絶対に見せないようにしている。

将来、私が重大な病気にかかって手術をしなければならなくなったときも、あの子たちはあんなふうにきょうだい同士で盛り上がって集まってくれるのだろうか。
それぞれが大人になって、それぞれの生活に入ったら、今のようにはぱっと集まってはくれないだろう。
それでも、いつもワイワイにぎやかに一緒に暮らしていたことはいつまでも忘れないのだろうな……なんてことを考えながら病院へクルマを走らせていた。

by apakaba | 2014-10-30 23:11 | 子供 | Comments(0)


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