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あぱかば・ブログ篇

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2015年 01月 19日

苛立ちのあまり泣きたくなる病気

2月に影絵の公演を控えて、週2回ずつ練習がある。
私は声の出演の責任者なので、毎回出席しているのだが、これが本当にキツい。
耳硬化症および上半規管裂隙症候群という病気にかかっているらしい私は、難聴・耳鳴り・自声強調に苦しんでいる。
静かな部屋の中で黙っている生活なら、不調をほとんど意識せずに暮らせるが、一定レベル以上の大きさの声を出すと、とたんに自分の声に頭を殴りつけられるような感覚に襲われる。

我慢ができず、今日からとうとうノイズキャンセリングヘッドホンをつけて練習をしてみたが、頭蓋骨にガンガン響く感じは軽減するものの、声が遠のいて演技の細かいニュアンスを取りづらく、自分で何を言っているのかわからなくなるのは同じ。
2回も通せば疲れきってしまって、とちりが増えていく。
病気になる前は絶対に失敗しなかったのに。

今度の劇で、私のセリフは他の人より段違いに多い。
数えてみたら67個ある。
他の人がだいたい10〜20個くらいなので、負荷のかかり方は歴然としている。
なんでこんな芝居を作っちゃったのかと後悔しても遅く、うまく聞こえないことに苛々するばかりだ。

ようするに私は役者としてもうダメってことだ。
ああ〜なんちゅう病気よ。
まったく泣きたい。

苛立ちのあまり泣きたくなる病気_c0042704_15121475.jpg
なぜか歌舞伎を見ている間だけは耳の不調を忘れていられる。
よほど発声がいいからだろう


2月の公演が終わったら、3月にやっと聴力検査がある。
難聴は、少しずつ進んでいるような気もするが、まだ手術できるほどの難聴になっていないはずだから、きっと「また半年後」とか言われて終わるのだろう。
新年度になれば、また新しい公演の準備に入っていくだろう。
いつまでやれるのかなあ。
やれる限りやりたいが、どうしたらいいんだろう!

by apakaba | 2015-01-19 16:08 | 健康・病気 | Comments(2)
Commented by sora at 2015-02-09 20:57 x
大変ご無沙汰してます。soraです。
なんとか元気にしております。真紀さんは、耳の具合はいかがですか?今日、耳鼻科に言ってきました。鼻血が出やすくなったものですから・・。前に診察してもらっている女性の人が耳鳴りがして、困ってます、と先生に相談してました。金属音が頭に響いて・・。とお困りな様子でした。
大病は無いものの、老化か、細かい不具合が増えて、自分自身のメンテナンス代がかさむようになってきて、困ってます。ご自愛くださいませ。
Commented by apakaba at 2015-02-09 22:36
soraさん、お久しぶりです。
リンクを張っているから、たまに見ていましたよ。
鼻血といえば私は生まれてからずっと、鼻血にほとほと苦しんでいました。
子供のころは救急車を呼んだこともあります。
たまりかねて、2006年くらいに、鼻の中の鼻血ポイント(鼻血の出やすい場所)を焼く手術をして、それ以来、一度も鼻血が出ていません。
soraさんの鼻血はなんでだろう。
大量被曝とかしてないよね(そこか)
単に鼻の皮が薄くなっているポイントがあるだけなら、焼くと簡単なのだけど。
耳鳴りは加齢で始まる人が多いです。
だんだんと難聴が進んで行くようですね。
私の病気はそれともちがうみたいで、ただただ我慢してますわ。


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