あぱかば・ブログ篇

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2015年 02月 14日

公演直後心情吐露

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今朝。娘の「コシヒカリ」がくれた『ONE PIECE』マグカップ。
尊敬する少年役声優の田中真弓さんにあやかり、これでコーヒーを飲むと演技がうまくなる気がする


今日は私が所属している影絵人形劇団の公演だった。
DVD製作のため、朝8時過ぎから収録をして、小学校の生徒向けにそのあと2回公演。
さしたる大きな失敗もなく終了した。

あんなに一生懸命話し合って、ストーリーを作って、新しいチャレンジを取り入れて、準備をしてきたのに、終わってしまうとあっけない。
いつもそうなのだけど、公演が終わると、しばらくなにもしたくなくなる。
台本は見たくもないし、誰とも口をききたくなくなる。
みんなで力を合わせてやり遂げたという達成感と同じくらいの大きさで、虚無感と自己嫌悪が襲う。

あのセリフは本番よりも何月何日の練習のときのほうがうまくできたよ!
このセリフは、結局一度もうまく言えなかったよ!
聴覚障害がなかったら、もっとうまくできたよ。
聴覚障害で集中力が途切れて、本番中に出番がわからなくなって出が遅れたよ……ちがうの、私ほんとはもっとうまいんですよー!!!!

悔しくて悲しい気持ちは、やり終わった直後が一番大きい。
こんなふうに、誰にともなく心の中で言い訳をしてしまうことは、すごく見苦しいと思う。

私の役柄は、いつでも圧倒的に出番が多く、しかも渾身の力を振り絞らないとできない役ばかりなので、直後には「もうこの先、新しい役はできないのではないか」という不安にも襲われる。
私は声担当の責任者なので、自分の役だけに打ち込んでいればいいというものでもなく、声チーム全員の演技を見ないといけない。
人を動かすのは難しい。
でも人に教えることは好きだ。
私はほぼ褒め言葉しか口にしない(塾をやっていたときもそうだったが)から、みんな自然に上手になる。

この練習期間中、とても嫌なニュースが多くて、「日本はもうダメなんじゃないか」と沈鬱な気持ちだった。
この国の大人はもうダメなんじゃないのかと。
でも、子供は大事。
子供の教育が国の力になる。
影絵という総合芸術を使って、教育の一端を担えることに、自負を感じる。
子供にはみんな幸せになってほしい。
最終的には、それが原動力になってる。
ノイズキャンセリングヘッドホンを手放せない体になって、あとどれだけやれるだろうか?

by apakaba | 2015-02-14 17:32 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(0)


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