あぱかば・ブログ篇

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2015年 02月 24日

直球だけでは試合できない

きのう、影絵劇団の反省会を少人数でちょっとだけした。
そのとき同席者からおもしろい指摘をされた。
私は、劇の練習に関して、自分が担当している声チームのことだけでなく、人形操作・音楽・背景画像についても気がついたことがあればできるだけ発言するようにしている。
そのとき、どんなに思うようにいっていなくても、決して感情的に怒ることはしない。

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本文と関係ありませんが、日曜のお昼のタイ料理。

「でもね、ミタニさんのことを“怖い”と思う人はやっぱりいるのよ。ミタニさんは自分では『私は怒らないしいつも褒めている。だから怖くない』と言ってるけど、それでも怖い。それはね」
理由を説明してくれた。

「私はミタニさんのことが怖くない。それは、ミタニさんが言うことにはうそがないから。
裏表がなくて、人によって態度を変えるとか、そういうずるいことを決してしない。『この人こう言ってるけど、本音はちがうんじゃないかな』とか疑っちゃうような人って多いでしょう?私はそういう人のほうが怖いもん。
でもね、ミタニさんの言うことは、あまりにもまっすぐで力があってうそがないから、その分、その言葉を受け止めきれない相手は、“怖い”と感じると思うの。
相手にも同じだけの強さがないと、本当にそのとおりだからこそ傷つく。
攻撃のように受け取られるのね。
ミタニさんの言葉は、受け取る人によっては誠実で真剣すぎるの。
本当のことを言われると、人は怖さを感じるのよ。
もしも自分を改善しなくちゃと思っているとしたら、そのことはちょっと考えておくといいかもしれない。」

ありがたいねえ。
こういうことを言ってくれる人は、大事にしないとね。
完全に納得した。
こういう正論をはっきり言われて“ありがたいねえ”と感じるか、“あの人怖い。あの人にこんなこと言われた。嫌だなあ”と感じるかが分かれ目なのだろう。
小動物的自己防衛本能の強い人ほど、私のような人間は受け付けられないのだろう。
これでも一応、「まあ、気楽に」とか「私も大体失敗するんですが……」という言葉を忘れずに添えているのだが、初めに受け止めきれないことを言われたあとでは効果もないのだろう。

人に言うことを聞いてもらうのって、ほんとに難しい。
まずは自分が価値のある人間にならなければ、言葉に力はない。
そして力は、あれば使っていいってもんじゃない。
現状、私は団体の創設期メンバーだし、いわゆる“看板”だ。
それを周りに意識してほしくないけれど、やっぱり立場というものはそれだけでリッパに一つの脅威となる。
うまく調和しつつ言うことを聞いてもらうには……悩みは続く。


by apakaba | 2015-02-24 19:15 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(0)


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