あぱかば・ブログ篇

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2015年 04月 09日

陽春大歌舞伎、平成中村座昼の部公演ツイート

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3日から6日まで香港に行っていました。
前日の2日に、浅草で平成中村座の復活をうれしく観覧してきました。
そのツイートをまた載せておきます。

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4月2日
平成中村座。復活してうれしいね。思うところ多々ありな昼の部。昔、濡れ髪・放駒を幸四郎・吉右衛門で見ることができたのは幸せなことだった。きのうは普通の芝居。勧進帳、勘九郎七之助ともに古典的なムード、やや若すぎるがビジュアルは完璧。とくに七之助義経は美しく儚げ。弁慶に手を(続

2)差し伸べる仕草が女形っぽいが。問題は橋之助。見るべきものなし。標準レベルの弁慶だがはみ出たところがまるでなく凡庸。弁慶ははみ出てなくては。吉右衛門仁左衛門の弁慶が去来する。彼らの域に達するのは誰?いい演技とは何かということについて考え込む。歌舞伎に限らず、だめな役者は(続

3)共通して「待てない」。もうあと一瞬だけ待ってから進めば、その一瞬が計り知れない余韻となるのに。いい役者は一つのセリフ、一つの動作、一つの表情の中に、様々な陰影を次々と、ひらひらと見せていく。その多面性が、その役を複雑に、深みのあるものにしていく。だめな役者は単調で一面的(続

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芝居小屋なので昼の部と夜の部の間の舞台裏も見える


4)魚屋宗五郎、勘九郎の勘三郎おんなじぶりになんだかもう奇妙な気分。なんじゃこりゃあ。宗五郎はいろんな役者で見たがみんな楽しそうに演じてるね。あれは役者としてやりたくなる役だろう。出色は七之助!もうかわいい娘役だけやってる役者じゃないのよっ!ババアもいけます!見直したぞ。(続

5)それにつけても気になるのは勘九郎のこの先。勘三郎とそっくりなところもあるけど、やっぱり違う才能を持った役者だ。彼はむしろ勘三郎より播磨屋風。大きな立て役ができる人。勘三郎にはできなかったけど。勘三郎よりかっこいいし、もっと陰のある、ドストエフスキー的な、黙阿弥的な暗さを(続

6)表現できる人。すごく期待しているけど、勘三郎があまりにも愛されすぎて、あまりにそっくりだから、当然周りは勘三郎的なものを期待するだろう(名前も継ぐけど)。それがちょっとなあ〜。しかしやっぱりあの兄弟は息が合ってるね。夫婦者をやるとぴったり。中村屋がんばってください。(終わり

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香港ではすばらしくおもしろいことがどっさりあったのだけど、とうてい書けそうにない……
とりあえず仕事します。


by apakaba | 2015-04-09 14:35 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(0)


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