あぱかば・ブログ篇

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2015年 06月 26日

子供に手抜きをするな

きのう書いた、「キャリア教育授業の講師になる」を次男「アキタコマチ」が読んだという。
「おかーさん、いいことを書いてたね。なかなかよかったよ。あんまり内容についての反応がないみたいだけど。」
「いいのよ。あんな長いもの普通読まないもん。あんなに長い文章を読むなんて、よっぽど読むのが好きかよっぽど私が好きかどっちかだよ。」

「いいこと書いてたよ。それで思い出したんだけど……
昔からだけど、おかーさんって、子供を低く見てないよね。子供というものを、きちんと大人と対等の、一個の人間として認めているというか。それはオレが子供のころから思ってた。
大人って、子供を全部低く見てる人が多いでしょう。
子供はどうせバカだと思ってる奴。
もっと言うと、自分より年下の人間は全員なんにもわかってないって決めつけてるような奴。
おかーさんはそういうことを決してしないよね。
おかーさんは子供と真剣に向き合ってる。そこがいいと思う。
そしてオレが子供のころに、いろんな大人に会わせてくれて、その人たちもみんな、オレのことをガキだから無力だと決めつけない人ばかりで、それでオレは大きくなれた。」

子供は育てる甲斐のあるものですね。

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朽ちて尚のこる

自分ではそんなことを意識してやってきたつもりはないけど、自分が子供だったころの感情を、すごくよく覚えているのだ。
ガキ扱いされるのは大嫌いだった。
今でも、先輩風を吹かせて自分を優位に見せようとしてくる大人が大っ嫌いだ。

私が所属している影絵劇団で、すべての音楽を作っている音楽担当の人は、息子と同じことをいつも言っている。
「子供相手だからって、アニメのちゃちな音楽みたいな、手抜きしたガキっぽい曲を作ることは絶対にしたくないの。
どうせアマチュアだから、どうせ子供相手だから、適当に話や音楽を作って適当に練習して本番を迎えたら、きっと楽だと思う。
でも、子供ほど見抜く。
自分が子供扱いされてるか、大人が本気でやっているかどうかってことを。
子供相手ほど、本気で向き合わなきゃいけないの。」

だから長く一緒にやってる。

明日いちにちだけ出会う、近隣の小学校の6年生よ。
大人になっていく途中、「小学校のとき、あんなことを話した人がいたなあ」と私を思い出す子が、何人かはいるだろうか。


by apakaba | 2015-06-26 16:58 | 子供 | Comments(0)


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