あぱかば・ブログ篇

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2016年 03月 14日

受験終了、銭湯女子、復活!

娘の「コシヒカリ」は、大学受験がなかなか思うとおりにならず、高校卒業後も気がかりな日々が続いていた。
2月にはボロボロと落ち、なんとかキープ校には受かっていたが、実力からして「まさか」という大学の補欠に入ってしまった。
2月の終わりに第一次の繰り上げの発表があり、そのときは繰り上げ合格ゼロ。
もうだめだと思いつつ、もしも第二次の発表で繰り上げがあったら、という望みを捨てきれずにいた。
先週末、第二次でもやはり繰り上げ合格ゼロの発表を見て、やっと親子共々、あきらめがついたという次第だ。

まったくあの「補欠」というやつは、なんというシステムですかね。
なぜわざわざ発表するんだろう。
長男「ササニシキ」が高校受験をしたときも、繰り上げ合格で志望校に入った(繰り上げ合格)。
けれどもあのときは「補欠」を発表せず、直接その学校から電話がかかってきた。
「もう他の高校に決まって、お金も収めた後かとは思いますが、よければぜひ……」という、丁重な言葉にとても好感を持った。
学校の都合なのだから、それが当たり前の姿勢なんじゃないの。

と、怒っていても落ちたものは落ちたので仕方ない。
別の未来をさがしましょう。
「どんな環境の中でも、勉強はできるのだ」と、夫は娘に力強く言っている。
さすが教師生活25年の町田先生は(見た目はちがいますよ)、落ちた子にかける言葉も堂に入ってるなあ。

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本人はすでに気持ちを切り替えているようで、「駒込のおじいちゃんとおばあちゃんの家に行って、受験の結果を報告してくる。それでおばあちゃんに入学式用の靴を買ってもらうんだあ。」と出かけて行った。

「コシヒカリ」は小学生のころから銭湯が好きで、中学生のころには塾帰りに一人で銭湯に寄って帰ってくるほどだった。
私も付き合って近所のいろいろな銭湯に車で連れて行ったり、京都に行ったときは京都の銭湯をいくつも回ったりした。
しかし、どこも娘の理想にぴったりの銭湯ではなかった。
彼女が好きなのは、唐破風屋根の、昭和の東京銭湯なのだ。
家の近くにあったその理想の銭湯が廃業したときには、激しく落胆していたが、夫の実家の駒込に、唐破風屋根の典型的な昭和の銭湯がまだある。
「受験が終わったら、『亀の湯』に行く!」
とずっと言っていた。

きのうの夜、駒込に出かけていた娘から、これも娘の好きなお釜型のドライヤーをかぶった自撮り写真が送られてきた。


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「わたしの理想だった。なにもかも。おばあさんしかいないの。おばあさんたちは風呂上がりにビールを飲みながらしゃべってるの。『風呂上がりにはこれが一番。ノンアルコールなんかだめよ、水と同じよ、つまらないわ』って言って。」
ちょっと遠いけど、これからはここをホームグラウンドにするのかな?
おじいちゃんおばあちゃんの家のすぐそばだし。

「あのね、おばあちゃんは銭湯にぜんぜん興味がないんだけど、おじいちゃんは銭湯が好きで、一人で豊島区じゅうの銭湯に入りに行ってるんだって。マイ桶も持ってるの。底にマジックで名前が書いてあるの。
わたしが亀の湯に行くと言ったらおじいちゃんのタオルとバッグを貸してくれたんだけど、『俺の桶も持ってけ』ってうるさいの。『わたしはケロリン(の桶)でいいよ』って言って出てきちゃった。」

マジックで名前というくだりには笑い転げた。
おじいちゃんは「孫娘と共通の趣味があった」ときのう初めて知ったことだろう。




おじいちゃんと娘は、これからも東京銭湯で、小さなやりとりを見たり、おしゃべりに加わったり、するんだろうな。
娘が大学生になったら、おじいちゃんと一緒にいろんな銭湯をめぐってもいいかもね。


by apakaba | 2016-03-14 10:59 | 子供 | Comments(0)


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