あぱかば・ブログ篇

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2016年 07月 02日

最近の子供たちのこと

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1,長男「ササニシキ」

「お昼にチャーハンを作りたい。」と言い出すので、作らせてみる。
「ササニシキ」は幼児同然の理解力しかない男なので、調理の手順を一から詳しく説明する。
「ねぎを切る」と説明すると、なぜか白ねぎの青いほうから刻み始める。
もちろんそっちを食べてもいいんだけど、いきなりそっちから切るのは初めて見た。
「(チャーシューがなかったので)ハムを切る」と言うと、ハムは切ったが残った分をちゃんとラップで包めず、半分くらいむき出しになったまま冷蔵庫にしまっている。ラップも使えない。
「中華鍋を熱して油をたっぷり入れる」と言うと、油をたっぷり入れて、突然、中華鍋をぐるぐる勢いよく振り回す。
鍋肌から油が飛び出している。
「油に引火したらどうするの!!!!!振り回したらだめ!火を馬鹿にしたら絶対にだめだ!!!」声を限りにどなりつけた。
できあがったチャーハンはおいしかった。
だが二度と台所に立ってほしくない。


2,次男「アキタコマチ」

フレンチレストランで働く「アキタコマチ」は、お客に出す料理に加えて、従業員の“まかない”を毎日2食ずつ作っている。
“まかない”といっても、きっちりおいしく作らないとシェフが喜んでくれないので、日々献立に頭を悩ませている。
私は、せめて朝食だけでも家のごはんを食べさせたいと思い、毎日弁当用のおかずの残りを食べさせている。
「オレはおかーさんが作ったものを毎朝食べてるけど、みんな(従業員)、朝は食べないで来るらしいよ。だから毎日、オレの作ったごはんしか食べないの。
週一日の定休日も、疲れちゃって夕方まで寝てるとか、ほとんど食事らしい食事をしない人が多いみたい。」
「へええ〜。すごいねそれ。じゃあ彼らはお前の作ったごはんで生きてるんだね。」
「そう。彼らの体は、オレのごはんでできてるの。」
「すごい話だな。母乳みたいじゃん。お前がみんなのお母さんだ。」


3,長女「コシヒカリ」

女子大生になった「コシヒカリ」は、この世に“ファッション”なるものが存在すると初めて知ったらしく、「サンダル買いたい。カバンも買いたい」と言い出す。
「今のバッグって小さいのが流行ってて、みんな持ってるのが、小さくて紺色で革みたいだけどニセモノの革のやつ。」
ファッション初心者なので、何を言っているのかまるっきりわからない。
「たしかおかーさんが昔使ってたバッグがあるよ。」と、押入れの奥深くにあった、昔々のコーチのショルダーバッグを出してみた。
まだコーチがグッチ崩れみたいな軟派なブランドになる前の(現在のコーチファンの皆様、ごめんなさい)、いいレザーを使った質実剛健なブランドだったころ、よく買っていた。
20代半ば頃。
今、まれにそのクラシックなコーチのバッグを持っている、おしゃれな若い子を見かける。
ひょっとして娘が使うかなあと思って20年以上取っておいたのだ。
がっ、新しくて安っぽいものに惹かれるお年頃の娘は、これの価値がわからない。
「ええ〜これ……?」
「これはいいものだよ。今これ持ってたらおしゃれな子たちが『うわーうらやましい!こんなクラシックなコーチ!』って言うぞ。カッコいいぞ。」

内ポケットを開けると、イヤリングが入っていた。
あるんじゃないかなという予感はしていたのだが。
数日前、このイヤリングのことを思い出したから。

これは、私が初任給のプレゼントに、母に買ったものだ。
奮発して、金色と銀色のイヤリングをふたつ買った。
だが、派手好きの母は、少しすると「お母さんにはこの銀色のほうは地味だから、返すわ。」と言って、ひとつを返してきたのだった。
プレゼントを返されるのは特にショックではなくて、私にとっては少ないアクセサリーがひとつ増えて、儲かった……と思ったのを覚えている。

しかし私はイヤリングが苦手で、出かけると途中で耳が痛くなってしまって、だいたい夜に飲んでいる間に外してしまう。
そしてバッグの内ポケットに放り込むというのが癖だ。
そのままにしてしまい、10年以上見つからなくてひょっこり出てきたイヤリングが、これの他にもある。
イヤリングは回収。ちょっと得したねー。
まあでもよく見ると、今の私にはちょっとちゃちかな。
娘にバッグごと与えるべきかな?


by apakaba | 2016-07-02 22:09 | 子供 | Comments(0)


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