あぱかば・ブログ篇

apakaba.exblog.jp
ブログトップ
2005年 09月 03日

フィリップス・コレクション展。一度は行っとけルノワール!

先日、六本木ヒルズで開催されている、フィリップス・コレクション展に行ってきた。
(ページはこちら

ルノワールのあの絵、『舟遊びの昼食』が来ているという。
たくさんの名画が展示されていたけれど、他のすべてを忘れ去るほど、そのルノワールが美しかった。
いや他の作品を忘れるどころじゃ、ないな。
この世のいっさいの悩みや痛みが、この絵の前に立つとふわっと霧散していく感じ。
天にも昇る心地。
なんてきれいな絵なんだろう。
目にした瞬間、とろけるような幸福感を味わえる。

有名な絵だからもちろん昔から本や写真などで見たことはあったけれど、ホンモノは、こんなにまで素敵だったのか!!
ため息が出ちゃうよ!

絵画は、印刷とホンモノではまったくちがうということくらい、だれでも知っていることだけれど、ことルノワールに関しては、他のどの作家よりも、絶対にホンモノ以外で判断してはいけない。
ルノワールの色彩だけは、なぜか絶対に印刷では出せない。
あの、幸福感に満ちた絵の具の色は、印刷になるとぺったりとくすみ、凡庸な色になってしまうのだ。

幸福になりたいなら、ルノワールのホンモノを見よう。
パリのオルセーにある『田舎のダンス、都会のダンス』もほんとにきれいだし、数々の裸婦像、少女の肖像画もふんわりと美しい。
しかし『舟遊びの昼食』ほど美しい絵には、今まで生きてきて、たくさんの絵を見てきて、巡り会ったことがないかも……それほどすばらしい。
とりあえず東京の人は、急げ六本木ヒルズ!
会期あしたまで!

by apakaba | 2005-09-03 23:59 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(14)
Commented by ogawa at 2005-09-04 11:10 x
ルノワール・・・残念ながら大阪では今からというわけにはいきませんが、
オルセーで見た「ホンモノ」の数々は、今でも鮮明に覚えています。
複雑な色の組み合わせと、それを全体でまとめてしまうルノアールの凄さは、眞紀さんのおっしゃるとおり印刷ではわからないです。
東京での会期が明日までということは、やはりパリのオルセーまでみにい
かなければならないのか・・・むぅ
Commented by 紫陽花。 at 2005-09-04 13:55 x
ただいま、行って参りました。情報有り難う。地下鉄駅のポスターでこの美術展の存在を知ってはいたのですが、「人は自分の見たい物しか目にしない。。」私はいったい何を見ていたのだろう!と、自分を叱った。。素晴らしい美術展でした。これまで観たなかで5本の指に入ります。ルノアールの「船遊びの昼食」、優しい色調でしたねえ。ふぅ、ため息ものでした。その他にもドガ、クールべ諸々、私の好きなタイプのコレクションで本当に満足しました。先日の長蛇の列の「ゴッホ展」には私の場合それほど感動しなかったのですが、今日は・・。ogawaさん(初めまして)会期4日今日22:00までです。
Commented by 三谷眞紀 at 2005-09-04 14:44 x
ogawaさんいそげいそげ!!今から新幹線!
夜はそうだなー、巣鴨にウマイ焼鳥屋がありますぜ!
Commented by 紫陽花。 at 2005-09-04 14:55 x
いやあ、焼き鳥屋だったら、北千住「バードコート」が・・。あのホリエモン常連だそうですぜ!(それがどーした!、だからどーした!)行ったことないけど。

そうそう、眞紀さん、松茸さあ、日本産のは9月下旬に店頭に並ぶらしい。中国産はやっぱり今デパートで匂いをかいだけど、なーんも匂わんかったわ。ま、日本産の宝石のような値段の松茸、我が家の食卓に登場することはまずないでしょうけど。
Commented by 三谷眞紀 at 2005-09-04 15:11 x
あらためまして、おふたりさま。
あの展覧会、解説もとてもヨカッタです。
絵の具は混ぜれば混ぜるほど、色はくすみ暗くなっていくものだが、彼らは色を混ぜずに原色のままキャンバスに次々と色を乗せ、目の上で色が混ざって見えるようにしていた……とかね。
ものすごくナットクしたよ!

ogawaさんはオルセーで「田舎のダンス、都会のダンス」を見たことでしょう。さきほど、「美の巨人たち(TV東京。大阪で、やってるのか?)」の特集ページを見つけ、ほほ〜〜と感心しながら読んでいたところです。
この投稿のワタシの名前をクリックすると、そのページへジャンプしますから読んでみてください。おもしろかった。
都会のダンスのモデルが、のちにユトリロを生むとは……衝撃。
ただれてるなあパリは。

しかし紫陽花。さんのフットワークの軽さには恐れ入ります。
書いてる甲斐があるよ。ogawaさんもいそげ〜〜っ。
Commented by 三谷眞紀 at 2005-09-04 15:14 x
カタカナ名前の焼鳥屋なんて、ケッ!だわ〜。
鳥安とか鳥よしとか、鳥ナントカってついてりゃいいのよ。
煙モクモク、周囲の迷惑顧みずな表通り。
まずはトリ刺しから……くう〜。

ワタシもさっき中国産松茸をスーパーで見かけたけど、3本で1580円くらいだったな。(ちょっぴりは、ニホフかも?)
Commented by 紫陽花。 at 2005-09-04 15:48 x
カタカナ名の焼鳥屋反対!そーだ、そーだ! うちの近くでは「鳥ぎん」がうめーぜ!

しかし、恐るべし○○町、デパートよりたけーや。上野のデパート4本で1000円だったのに。うへえ。

ところで、上野の美術館巡りだったらランチお奨めがありますぞ。西郷像の前の馬肉料理屋「天○」ランチ、まじ美味しい。熊本直送馬肉。。ヘルシー。今、はまってます。2階の中華料理もなかなかよろしい。安くて美味しい、そして綺麗、静か落ち着く・・。しかし、上野もランチ戦争厳しそうだから生き残るか何故かとても心配なの。どきどき。
Commented by 紫陽花。 at 2005-09-04 16:24 x
本題に戻って。ユトリロの生誕にそんな背景が・・。新宿の損保ジャパン美術館でユトリロ展を観たとき、精神を病んだ人の絵を次々と観るのに、とても疲れた思い出があります。それはゴッホ展にも通じるのですが、今回のゴッホはとても良かった。
確かに説明もわかりやすかったですね「フリップス・コレクション」、今回展示のドガの踊り子、ほとんど視力を失ってから描かれた物(驚異的!)だとか。「船遊びの昼食」は日本でのいわゆる「浮き世」を描いたの絵だとかねえ。。
Commented by satomi at 2005-09-04 17:27 x
『表現者はある意味不幸だ』 のような考えが、嫌いだけどぬぐいきれずにいます。なので、「美の巨匠」の解説文を読んで、なんて人間くさいんだっ!っておもしろく思ってしまいました。
もしかしたら俗っぽい感覚なのかもしれませんが・・・作品の背景知ってたらまた違う楽しさがありますね-。

しかしユトリロ・・・!!おいおい、んなバカなぁ(^o^;;
Commented by apakaba at 2005-09-04 17:41
satomiさん、ここって元記事以上にコメント欄がイケテルでしょ。
ユトリロの不幸ッぷりにはヤラレますね。
表現者……といえば写真も同じ。
マグナムや、一ノ瀬泰造も、果たして不幸だったのかな。

紫陽花。さん、ワタシ馬肉とても好きあるねー。
でも天○じゃあ店の名前がさっぱりわからないあるねー。←中国人編
Commented by 紫陽花。 at 2005-09-04 18:03 x
いえいえ、記事あってのコメントですわ。
馬肉料理店「○國」です。
Commented by apakaba at 2005-09-04 18:17
それはつまり両方足してヘヴンという意味あるね?
Commented by K国 at 2005-09-05 08:16 x
日本の画家とヨーロッパの画家との差は色の使い方がまるで違う気がする、濁った色が無い本当にきれいな色使いをする
荒さが無い丁寧なんです、それでいて躍動感あったりする
油絵のレベルが違うぞ、、、ごもっとも
浮世絵を越える画家は出てないもんな
向こうでもルノワールの足元まで行ってない
Commented by apakaba at 2005-09-05 14:45
いろんな国を旅行して、ヒマだととりあえず美術館に入ったりしているのですが、西洋絵画の模倣の域を出ていません。
インドネシア、ウズベキスタン、インドなど、西洋を見ていてもだめだなと感じました。
それらの独自文化の芸術はすばらしいけど、西洋絵画はなんだかつまらないです。
日本も同じです。明治期にパリに渡った西洋画家の絵も、感動までには至りませんでした。そういう人達がいたことじたいはうれしいことですが。


<< 箱根のオーベルジュで。こんなア...      大分に行った話 >>