2005年 09月 17日
今ごろ、あっちではもう飲み会に突入しているころだろうか。 旅と写真をメインテーマにしている老舗サイトゆ〜らしあ大陸ほっつき歩き・・・のogawaさんと、モトクロスバイクと建築の話をメインとしたブログシニアバイクマンのK国さんが、今日初めて会うらしい。 ogawaさんとは何度か飲み会などでご一緒させてもらったことがある。 初めてのオフ会のとき、席が近くで、メンバーのことを全く知らなかった私に気を遣っていろいろ話しかけてくれたのでよく覚えている。 私は予備知識も先入観もゼロの状態でお会いしたので、そのときは“感じのいいおじさんだなあ”という印象しか持たなかった。 家に帰って、そういえばあのときのあの人のサイトを開いてみようかなと思いつき、自己紹介でどうにか覚えていた名前を頼りに開けてみた。 あれぇ、あの人って老舗サイト!?写真うまい!?ファン多数!?そうだったのか……うええ、おみそれしやした……と驚いた。 とくに女性のファンが多そうな人だなあ、あんまり書き込みとかで馴れ馴れしくするとあとが怖そうだな。 とも、思った。 初めて書き込みをくれたのも覚えている。 ツェッペリンⅣは人生のあらゆる局面にマッチするという日記を書いたときに「これはogawaさん、来るかな、来そうだな」と直感していたらやっぱりキタキタ。 私の姉と同い年なので、世代的に反応しそうな話題がわかるのだ。 ogawaさんの愉快なところは、ご本人はいたってまともな感じに見えるのに、書き込みになると妙〜〜にやらしいというかスケベな雰囲気を醸し出すところだ。 あれはなんともイイですね。 書き込みしか知らない人は、ときによっては「引く」かもしれないけれど私は好き。 聖人君子としゃべっていても、おもしろくありません。 K国さんと知り合ったのがogawaさんの掲示板。 あるとき久しぶりにogawaさんの掲示板を開いてみたら、K国というハンドルの人が写真をたくさん貼り付けている。 しばらく見ないうちに新しい人が書いてるな、この人だれかな? 写真はどれも大分ののどかな風景で、それはいいんだけど、この人ったら……モノスゴク、文章が、変わってる!! どんな人なんだろう? ちょっとジャブを入れてみるか。 K国さんが、梨の花が一面に咲いている写真を貼ってきたときに、あくまでもogawaさんに話しかける形でためしに書き込んでみた。 「梨の花を貼っている方がいましたね……梨の花は古来から香りはいいが見た目は興ざめな花といわれていますが……写真では花も美しいですね云々。」 するとさっそく、キタキタ私の掲示板にも。 K国さんの文章の愉快なところは、本当に巧まずしてできているというか、アタマに思いつくままに思いついた順番どおりに、句読点が不思議でもなんでも関係なく進んでいくところだ。 もしもあれが緻密な技巧で書いているのだとしたら天才としかいいようがないが、……べつに、そーでもないらしい(小声)。 初めての書き込みでも、自己紹介も挨拶もなんにもなし、そのときの掲示板の話題にぱっと乗っかってきてばりばり書き込み、最後に一言「梨の花です」と書き添えてあった。 吹き出した。 この人ってやっぱり独特の文章世界。 その一行で、「私のことはわかるでしょう。ogawaさんの掲示板であなたが梨の花の話を書いたから、こちらに来たのですよ。」と語っている。 真似できない。負けました。 会ったことがないうちから、大分に泊まりに来なさいと呼ばれていて、私は行く約束をしてしまった。 7月に京都へ行って、ogawaさんと会った。 その翌日に京都でオフ会があり、K国さんと初めて会うことになっていた。 ogawaさんに、 「私、8月にK国さんのおうちに泊まりに行くんですよ。」 というと、 「えーっ!いきなり?会ったことがないのに?」 とびっくりされた。 「明日会うんです、会ってみてもしもヘンだったら、どうしよう?」 「でも約束したんでしょう。」 「うーん。そうなんですよ……。」 「それはスゴイ話だねえ。ふふふふふふ(ウケている)」 翌日のオフ会、ドキドキの対面! あ、よかった、ぜんぜんヘンな感じじゃない。 すごくかっこいいおじさんだ!ヨカッタ!バンザイ! 実は他のメンバーも、K国さんの文章世界には注目していて、 「ご本人も句読点なしでしゃべるのかと思ってたー」 「もっと、が〜〜〜っとひとりでシャベリ倒すのかと思ってた」 などと、場が馴染んでから告白していた。 すっかり安心して大分へ遊びに行った(大分の話はこちら)。 こんなふうに、私の場合、ogawaさんのことはまず実物から、K国さんは文章から入って、懇意にさせていただいている。 ぜんぜん感じのちがう人たちだけど、ふたりとも私の敬愛する、人生の先達だ。 それにしてもあのふたり、一体なにを話すんだ? 共通項、ほとんどなさそうに見えるんだけど……ゲ、私の噂だなぁ。 今日、昼ごろからくしゃみが突然出始めて、100発くらい出たんだよね←ほんとの話。
by apakaba
| 2005-09-17 19:36
| サイト・ブログについて
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Comments(17)
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花岡じった
at 2005-09-18 00:54
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初めて会う時ってやっぱ緊張するよね。
今の人々と会ったのは・・・3年ぐらい前だったろうか。 BBSの書き込み始めて2,3ヶ月目だったのでかなり緊張した。 俺って人見知りが服着て歩いてるようなもんぢゃん。 『馴染めるかなぁ・・・』と。 ネットやる前は正直『きゃつらはヲタクだ!』とも思ってましたしね。 絶対知り合うことがないだろうと言う人々に出会えたことは ある意味財産だと思ってますわ♪ こーして三谷嬢♪と話せる事もねっ。うふっ♪
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K国
at 2005-09-18 08:18
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昨日は朝から怪しい撮影の会に行き、初対面の人ばかり8人と出会い
怪しい連中とも打ち解けて(見た目も怪しいが見慣ると普通に見えてくる)別れました 夜はもう昔からの仲間のような感じで飲み、よく喋りましたが m女史も確かに話題に乗りました、百連発は予感と言うにはけたたましい 文章を褒められると、学生時代作文の苦手だった私にとっては嬉しい 変わってると言われても本人には分からんけど 昔から変わった奴、とは何時も言われてたので慣れてます 宴会中に殴りこみ電話ありがとうっす
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apakaba at 2005-09-18 10:45
じったさんは人見知りだもんねえ。飲まないと口きいてくれないもの。
じったさんがウーロン茶飲んでる間は、飲み会でもぜんぜんおもしろくない。 私は初めて会う相手でも、いつもはまったく緊張しません。 K国さんのときだけ、特別です。 K国さん、殴ってないです。 お嬢さんとどうしても直接お話したくて。この時間だったら話せるなとわかっていたので、宴会中に悪いとは知りつつ電話しました。 のみちょれのお礼を、一言言いたかったの〜。 文章は……褒めてるというか、いや、もちろん褒めてます。 だれにも真似できない、オリジナルですもの。
う~ん、このように書かれると、なんとなく気恥ずかしいものがありますね・・・アリガト。
K国さんとは楽しい一日を過ごさせてもらいました。 ほんとお世話になりました。 えっ、眞紀さんのうわさ話・・・さぁ、どうだったでしょう。 だいぶ飲んだしなぁ~・・・麦焼酎のカボス割が美味しかったもので ツイツイ・・・記憶が・・・
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apakaba at 2005-09-18 21:06
ogawaさんおかえりやす。
K国さんはナイスでしょう。 あのお店もセンスいいよね。 さすがK国次男、うちの次男とマブダチです。 ちなみにタイトルを中島らも風にしてみたのですが気づいてくれた……だろうか! ogawaさんのことはもっともっと、あ〜んなコトやこ〜んなコトも書いてもいいんですが……ま、今日はこのぐらいにしといたるわ←池乃めだか風
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K国
at 2005-09-18 22:33
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そういや~、アキタコマチが初めてのところに行くのはウキウキする
と言ってましたが、私も同じです この歳になっても昔と変わりません、時々歳を忘れてて痛い目に合います(飲みだすと忘れる悪い癖) 学習能力も忘却のかなたに置き忘れてしまいました ogawaさんのイメージはニヒルな渋いオジサンと思ってましたら 明るい好青年って感じで見事にウッチャラレマシタ
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apakaba at 2005-09-18 23:11
ogawaさんは中島らも氏死去のときになにか書いていたので、ちなんでみました。
もうひとつ、前日の記事で時計の話があるのですが、その記事の中にもわずかにogawaさんが出ています、いえ出ていませんがわずかにちなんでますので発見すべし。 K国さん、「アキタコマチ」はそんなこと言ってましたか。 ほんとに口の減らないガキだな……自己表現が、うまいんですよね。 ogawaさんが明るい好青年風、ふひゃひゃひゃひゃひゃ。 たしかに〜。 それってK国さんが文章上では摩訶不思議さんなのにご本人はフランス人ばりの男前なのとおんなじじゃないか〜。 でもああいう明るい好青年風がじつは一番悪党だったりしますよ。 油断大敵ですわよ。(駆け足退場っ)
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satomi
at 2005-09-19 01:05
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>>とくに女性のファンが多そうな人だなあ、あんまり書き込みとかで馴れ馴れしくするとあとが怖そうだな。
とも、思った。 ←京都の時、かなり大胆にかっさらって行ったじゃないですかーっ!! いやしかしogawaさんもk国さんもかっこいい。 というか、うわぁ、なんだか言葉にならないぞぅ。 夢のお2人だぁ。
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apakaba at 2005-09-19 11:34
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満腹ボクサー
at 2007-04-23 12:52
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>ちなみにタイトルを中島らも風にしてみたのですが気づいてくれた……だろうか!
ぜんぜん分かりませんでした。学歴詐称ではないかというくらいに小説を読んでおりませんので。 でも、映画の『お父さんのバックドロップ』は見ました。私の人生を変えた映画です。それについては、またそのうちに書きます。
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apakaba at 2007-04-23 13:41
中島らものことは今のところ二度と出てきてないんだけど……どこで「お父さんのバックドロップ」を出すんだろう?
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満腹ボクサー
at 2007-05-14 11:52
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「私の人生を変えた」云々については、始めると熱が入ってとまらなくなるので、今回は遠慮しておきます。その代わりに、「ぴよの映画めった斬りコーナー 」というサイトに「お父さんのバックドロップ」が取り上げられていたので、紹介しておきます。
ぴよ? 以前、「自分の信念を貫いて、この年齢になっても第一線のプロスポーツ選手として頑張ろうという志の強さ、正しく「中年の星」ですわなぁ。」とおっしゃってくださった「ぴよ」さんかな? >ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ~ん!(^_^;) >実言うと、ぴよはほとんどTVドラマを見ないので「神木クン=マルクル」という記号しかなく、どんなお顔のお坊ちゃんか知らなかったんですけどネ・・・いやぁ~!この子めっちゃ美少年だねぇ♪(萌) マルクルの「待たれよ」ってセリフがかなりツボだったぴよですが、ご本人の愛らしさはそれ以上にツボですぅ♪ http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60580&pg=20041204 私と意見がぴったり合ってしまって、残念ながら、ぴよさんをいじめて差し上げることができません。神木君は私の神様です。
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apakaba at 2007-05-14 13:33
映画評のぴよさんはここにいつも書いてくれている人で、あなたの応援コメントを書いてくれたぴよさんですが。
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満腹ボクサー
at 2007-05-15 11:53
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ぴよさんには、私を励ましてくださったことに感謝、私の神様をほめてくださったことに感激です。
>マルクルの「待たれよ」ってセリフがかなりツボだったぴよですが、ご本人の愛らしさはそれ以上にツボですぅ♪ スクリーンに映った神木君も愛らしいけど、『お父さんのバックドロップ』の舞台挨拶で私のすぐ目の前に立って、私の目を見て微笑んだ神木君の愛らしさはそれ以上にツボでした。 次は、松本人志監督の『大日本人』だ!
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満腹ボクサー
at 2007-05-15 12:05
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ogawaさん、K国さん、ごめんなさい。ここに書かれているのはogawaさん、K国さんのことであって神木隆之介という役者のことではないのは承知のうえで、「どこで『お父さんのバックドロップ』を出すんだろう?」 との眞紀さんの言葉に甘えて自分勝手な話をしました。皆様方の話がいったん終わった過去の記事への投稿ということでご容赦ください。
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apakaba at 2007-05-15 21:56
今さら謝っても遅いです。
もとい、今さら謝らなくても大丈夫です。 |
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以前はエイビーロード「たびナレ」や「一生モノ https://issyoumono.com/」などでウェブライターをしていたが今は公立中学校学習支援教員のみ。 子供のHNは、長男「ササニシキ」(弁護士)、次男「アキタコマチ」(フランス料理店料理人)、長女「コシヒカリ」(ライター・編集者) by 三谷眞紀 カレンダー
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