2005年 09月 22日
きのう『チャーリーとチョコレート工場』をやっと観てきた。 (公式サイトこちら。動画たっぷりでかわいい。) 待ちました……1年半前に、こんなコトを書いたことをご記憶でしょうか。 1年半前の自分に言いたい。 「大丈夫。ティム・バートンはさすがだった。ギリギリだった。」 と。 ジョニー・デップasミスター・ワンカ(原作ではワンカと記されていたが、映画字幕ではウォンカとされている)は、もちろんのこと演技は十分。見た目は原作よりもさらに病的なキモチワルさ倍増で、原作を知らずに見に行った人は、工場見学がすすむにつれ「こいつ……ほんとにヤバイんじゃ……」と笑顔で観ていられなくなる。 心の美しいチャーリー少年以下、どのキャストも最高。 映像美には、1年半前から不安を感じていなかった。 ひとつだけ気がかりだった、例のウンパ・ルンパ族の取り扱いについては、「こう、したか……。」驚嘆と称賛の呻きを禁じ得なかった。 原作に思いっきり書かれていた“アフリカのジャングルに住む”“小型のピグミー”というような、今なら大問題になることマチガイなしの部分はばっさりカット、密林で虫を食べて暮らすことになってはいるが、役者の名演技で笑い飛ばせるほどデフォルメされている。 まあギリギリ、ですね。 あれ以上でもあれ以下でも不満が残っただろう。 たくさんのウンパ・ルンパが唄って踊るシーンはインド映画のミュージカルシーンを思い出させ、しかもわずかなカットにも手抜き知らずの細やかさでにパロディーをはさんでくるので、私はおかしくて腹筋がけいれんしそうでした。 大変なセンス! チャーリー少年のぼろぼろな家の様子は、原作のイメージをそっくり忠実に映像化してくれて、古くからの原作ファンも文句のつけようがないだろう。 あんな家、ほんとはあるわけないんだけど、あそこまで原作どおりにくっきりと輪郭を描かれると、だれも鼻で笑うことはできまい。 作り込みの天才、ティム・バートンはやっぱりスゴかった……! それなのに、ですよ。 きのうはレディースデーということもあってか、映画館は午前中の初回上映からすでに満席で、ホールには次の回、その次の回までの整理券を求める人が押すな押すなの大混雑だった。 その観客たちが、みんな、ほとんど声を出して笑わないのは、どうして? 私はウンパ・ルンパのミュージカル登場シーンはそのたびに拍手で迎えてもよかったと思うし、もっともっと、ゲラゲラと笑い転げてもいい、と思ったんだけど……みんな、可笑しくないの?!もしかして今のパロディーわかんなかった?なんでこんなにくだらなーい部分でこまやかにボケを入れるのか、それが可笑しくないの!? ひょっとして、原作を読んでいない人は、あの楽しいような空恐ろしいようなストーリー展開についていけず、振り回されているような感覚を味わっているのかしら。 でも先週「アキタコマチ」といっしょに観てきた夫は、原作を存在すら知らずに見に行って、まったく同じ感想を言っていたなあ。 「いやー、『みんな、もっと笑おうぜ』と思ったんだけど。」 原作を知らなくても楽しめる人は楽しめるんだな。 お互い、ああいうブラック寄りのユーモアを楽しめる人間でよかった。 原作本はこれ! ジョニーさんも娘に読み聞かせてやったという。 ウチも「コシヒカリ」以外は読みました。
by apakaba
| 2005-09-22 22:47
| 映画
|
Comments(21)
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satomi
at 2005-09-23 01:33
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観に行きました★
関西では笑いがあがっていましたよ(^^ 原作はサラッと立ち読みしただったので、めちゃブラックでびっくりしました。予備知識無しで行ったらつらいとは思います。。。ポスターとか予告のギャップみたいなのもありますし。 でも演出がものすごく分かりやすくって、エンターテインメントとしてもおもしろいと思いますです。ウンパッパ・ルンパッパ♪
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apakaba at 2005-09-23 01:43
satomiさん、さっそくコメントありがとうございます。
ヨカッタ、関西人は笑ってくれてたのね。ほっ。 ジョニー・デップがハンサムでかっこよくてステキー!と思って見に行っては完璧に失敗してしまうんですよね……あくまでもワンカさんを観なければ。 ま、ジョニーさんを語らせると長くなるのでやめておきますが…… ティム・バートン&ジョニー・デップの曲者コンビで、まっとうなファンタジーですむわけがない。ましてやあの音楽、ダニー・エルフマンでは。 satomiさんは、原作を読んでから見に行く方がいいと思いますか? まだ観てない人のために、参考までに。
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satomi
at 2005-09-23 03:39
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ティム・バートン&ジョニー・デップやってくれたゼ!
って感じがします♪ 原作を知っていたらティムバートンの作る世界が楽しいし、 原作を知らなかったら予想外のブラックコメディーに人それぞれの反応をするだろうし。 、、、純粋な童話を求めて行くんじゃなかったら、、、あえて読む必要はないと私は思いましたよ(^^ えと、原作を読まないで観に行っても十分楽しめる映画につくりこんでいるので。 あっ、でもティム・バートンFANなら絶対に読んでから見に行った方が楽しめると思います★ (普通すぎな返しで失礼しました;)
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K国
at 2005-09-23 07:14
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apakaba at 2005-09-23 11:45
チャーリー少年のお父さん役のヒト(ノア・テイラー)も、私は好きなんですよ。「シャイン」の主演ピアニストの青年時代役とか、「アドルフの画集」のヒトラー役とか、病的な感じが非常にうまくて、ハンサムでもないのにぐっと魅力的に見える瞬間があるんです。
でも今回の歯磨き工場のお父さんは、彼にはめずらしく癖のないまっとうな役でした。脇の役者もみんなすばらしかったですね。 よく法廷モノとか、サスペンスとかの小説を映画化しますよね。 あれってだいたいは原作本のほうがおもしろくて映画は評価が下がるんだけど、両方いけてるのもたまにありますね。今回はそのパターンでしょう。 K国さん、えええ、笑うシーンで笑うのをガマンするほうがずっと格好悪いと思うなあ。 だった監督も俳優も、ここで笑えよ!って思いながら作っているんだから、それは笑わなければ失礼というものです。 私も歌舞伎であまりにも芝居がおもしろいと腹筋が痛くなりますよ。
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apakaba at 2005-09-23 11:46
あり、「だって」が「だった」になっている。
スゴイ絶賛させれてますね!
予告編や宣伝でこの映画を知ってはいたものの ちょっと「ディズニーっぽい(子供向きな)」感じがして あまり興味がありませんでした。 でもマキさんの批評やみなさんのコメントを読んでいたら 観に行きたくなりました! ティム・バートンはやっぱりすごい監督なんだ。 そうそう、日本人ってあまり劇場で笑わないですよね! カナダで映画見たときは、観客が大声で爆笑するなんて当たり前でした。 面白い時は大声で笑いたい!
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apakaba at 2005-09-23 16:04
Saburinaさん、リンク張りましたがタイトルはHEVENでいいんですよね?
いや〜ティム・バートンはディズニーぎらい、てかIt's a small worldぎらいだってことは観ればわかると思いますよ!きっと。 コドモがうっかり児童向けの映画だと勘違いして見に行くと、ひどく嫌な気分になるかも。 だって悪いコドモはどんどんヒドイ目に遭わされて、しかも反省も改心もせずに外へ放り出されるだけ……(つまりなんの解決にもなっていません)。 そこらへんの見切りは、原作からすでにものすごく冷酷です。 不気味な感じがしますね。 ティム・バートン作品は、好きな人と、どうもあの雰囲気がいやという人に分かれますよね。 シザーハンズで乗り切れないモノを感じた人はダメかも。 ユアン・マクレガーの「ビッグフィッシュ」もよかったけど、やはりベストパートナーはジョニー・デップかなー。
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canadamania at 2005-09-23 22:36
こんばんは。初めてカキコ致します。Saburinaさんの所から飛来して参りました「たま」です。
チョコレート工場面白かったんですね! 私は原作は読んでいないんですけど、このまま読まずに映画を観にいってみようかなと思ってます。 やっぱりティム&ジョニーのコンビは永遠に不滅なんですね。 この前何かのTVでティムがディズニー嫌いって話をしてました。 でも彼は以前ディズニーで働いていたことがあるとか!? (あんまりちゃんと聞いてなかったんでちょっとウル覚えなんですけど。。。)嫌い嫌いも好きのうちなのかな~なんて思ったりもしてしまいました。 今からじっくりと眞紀さんの日記を拝読させて頂きます! 特に「歌舞伎」に興味があるかも。 近々、歌舞伎でデビューする予定なんです(^_^)
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apakaba at 2005-09-23 23:42
たまさん!!!いらっさいませ!
エキサイトブログ同士じゃあないですか。これから仲よくしてください! (エキサイトブログ同士だと、とたんに親近感) カナダマニアってーことは、カナダのマニアなんですね? すみません、ちょっと予備知識がない状態なもんで……美人でスタイルがよいという知識しか……トホホ。 私はカナダは未踏の地ですが、夫が大学生のころに行って、国立公園でひとりぼっちでテント暮らしをしていたのですよ。 カナディアンウイスキーを毎晩飲んで、たき火に芋とか放り込んで本を読んで……と、いうようなコトをしていたらしいです。 職員がみんな非常に親切だったと言っていましたね。 その話を学生時代に聞いて以来、とっても好感を持っています。 つづく。
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apakaba at 2005-09-23 23:42
つづき。
さてさて、ディズニーアニメは私も嫌いですが、あのアニメーションの動きはやはりプロとして学ぶところが多いんではないかと思います。 あんなに流麗に動くのって、現在ならまだしも、50年前なんかでは奇跡ですもの。 私の日記は分量がすんごいので、ゆっくりお願いします。 歌舞伎はなにを見に行くんですか! 私はあさって、「勧進帳」です!!いまから楽しみでワクワクですわ! さほど詳しくはないんですが、好きなんですとっても。 たまさんも行ったらゼヒご報告くださいね!
おー!たまさん!
いろいろ輪が広がっていいですね^^ 今日早速近場の映画観へ足を運び、「チョコレート工場」を 観て来ました!と言いたいところなのですが・・・ 満席!!!で断念。 結局、仲間ゆきえとオダギリジョーの「SHINOBI」を観てきました。 忍者の話とのことで地元の地名も多く親近感が沸きました(笑) 最後の家康とのシーンがすごく感動しましたね。 悲しい結末だったので重くなってしまいました。。
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Saburina
at 2005-09-24 00:41
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apakaba at 2005-09-24 12:16
Saburinaさん、連続投稿上等です!「チョコレート工場」満席とはっ。
映画館て、いま客席数が200ちょいくらいの、小さい劇場が多くなってきましたよね。それでガンガンお客を回転させていくの。 だからヒット作だとすぐ満席ですね。 昔みたいな、客席内で迷子になりそうな巨大映画館はすっかり少なくなりましたね。ほんと、スクリーンが小さくなって迫力は減ったわ。 でも音はやっぱり自宅よりもいいな。 ジョニーのはずがジョーで手を打ちましたか……昨冬にユニクロのモデルでしたよね。毎度ポスターの前で殺されていました。 でも見た目は好きだけど演技はムムム。かな……邦画が苦手でぜんぜん観ないんですよ……ズビバゼン。 ついうっかりと「アカルイミライ」は観てしまいました。 赤いクラゲが出るヤツ。
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canadamania at 2005-09-24 17:40
またまた来ちゃいました☆
美人でスタイルが良いなんてよしてくださいよ~。 私のことを知ってる人が見たら「何???」って思いますよ。 美人って言うよりはどちらかと言うとキュートな方なんで♪ (↑自分で言うなって!失礼しました(笑)m(_ _m)平凡は小娘でございます。) カナダマニアはですね、カナダに留学しておりましてそれからドップリあの国の魅力にとりつかれマニアになってしまいました。 一年に一度は里帰り(?)しないと気がすまないんですけど、ここ最近行ってません(T_T) 旦那様は行かれたことがあるんですね。しかも国立公園でキャンプって素敵です♪人もフレンドリーだし、カナディアンウィスキーはうまいし言うことなしですね。あ~、カナダを語りだすと止まりそうにないんでこの辺でストップしときます(笑) 私が今度観に行く歌舞伎は勘三郎さんの二人の息子さんが主演の歌舞伎です。歌舞伎初心者なんで、まづは息子から攻めてみようかなと。。。「勧進帳」のお話また楽しみにしてます!
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canadamania at 2005-09-24 17:41
つづきです。
Saburinaさ~ん、 輪が広がってこちらにもお邪魔しております。こういうのって良いですよね。 「SHINOBI」私も少し興味がありました。我ら故郷の地名でてきたのかな?なんてったって忍者の里ですからね。 それにしても都会の映画館はやっぱり満席になるんですね。 うちの方ではそんなこと考えられません! 人気映画でもお客さんは20人たらずってことはザラにあります。(桁数が一つ違いますね(笑)) >ジョニーのはずがジョーで手を打ちましたか…… 眞紀さん、ウマイッ。「プププッ♪」って感じです。
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apakaba at 2005-09-24 17:49
たまさん、
>美人って言うよりはどちらかと言うとキュートな方なんで♪ スビバゼン、画面に向かってハリセン一発お見舞いしそうになりました。可笑しい!!!こんなこと書く女のコっているんだぁ! それがキュートってことなんですね。 夫は、学生のころに祖母とふたりで行ったんですよ。 この祖母がすごくて、かつて世界を股にかける旅人で、北極と南極以外は全部行ったってくらいの人。 ふたりで行って、祖母は都心にひとりで置いておいて、彼だけキャンプして、たまに都会にもどるとふたりでゴハン食べる、みたいな感じだったらしい。いい関係ですよね。 私も旅行しているとたくさんのカナダ人としゃべることがありますが、あまりにいいヤツばっかりですね。 さて歌舞伎、 >まづは息子から攻めてみようかなと。。 ↑ここでさらにハリセン……息子から攻めちゃってください。 あいつらってばさすがに役者ですよ! 若いけどけっこう安定感あります。 次男君の顔が小さーいのがちょっと気がかりですが、染五郎も顔が小さいし、だんだん歌舞伎役者も小顔の時代になるのねって思います。
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canadamania at 2005-09-24 18:10
キャー、ハリセンが2発も飛んできた~!痛~い!
では、「ジョニーのはずがジョーで手を打つ」なんて言った眞紀さんには座布団3枚投げまする~!!! >こんなこと書く女のコっているんだぁ! はは。ここにおります(笑) 旦那様とお祖母様の関係すごいですね。そういう関係すごく憧れます。私も世界をまたにかけて旅して見たいです! 歌舞伎ますます楽しみになってきました! やっぱり息子も相当の役者ですか。あぁ楽しみだ(>_<) あ、ご報告遅れましたが先ほど無事に(?)リンク貼らせて頂きました。あんな簡単なことが分からなかった自分が恥かしい。。。
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apakaba at 2005-09-24 18:22
じつはあのあと「まあ、ジョーでも(どーでも)いいんですが」ってつづけようとして、さすがに美意識に反するのでやめました(結局、書いてる)
祖母の話は、「2002年12月分」をクリックすると、「世界を股にかけた旅人」とかいうタイトルで少しだけ書いています。 リンクありがとうございます。 エキサイト以外のリンクはちょっと面倒ですが、エキサイト同士だと簡単ですよね。
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あきぽん
at 2005-10-09 10:22
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こんにちは。またまたTBさせていただきました。
ほんとうに、ブラックな笑いが一杯ちりばめられた映画でしたね。 やっぱり、私が観てたときも笑っている人はいませんでしたよ。私は何度か噴出してしまいましたが。笑わなかった人は、イメージしていたのと話が異なっていたのかもしれませんね。
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apakaba at 2005-10-09 11:21
あきぽんさん、こんにちは!
ヨカッタ、やはり「みんな、もっと笑おうぜ。」って思ってくれたのですね。 ジョニーさんは、ハンサムな自分の顔にまったく執着しないところが、日本の昔からのスターとちがうなと思います。 日本のスターって、一度確立した自分のイメージを決して壊そうとしないでしょう。だからつまらないんですよね。 これからもじゃんじゃんトラバ持ってってください! |
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以前はエイビーロード「たびナレ」や「一生モノ https://issyoumono.com/」などでウェブライターをしていたが今は公立中学校学習支援教員のみ。 子供のHNは、長男「ササニシキ」(弁護士)、次男「アキタコマチ」(フランス料理店料理人)、長女「コシヒカリ」(ライター・編集者) by 三谷眞紀 カレンダー
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