あぱかば・ブログ篇

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2005年 09月 23日

男の子の親をやっています。

「ササニシキ(中2)」は朝6時20分から出かけていった。
早朝ボーリング2時間投げ放題というのに友だちと行くという。
そのままゲーセンへ流れて、隣にいたおじさんのタバコの煙で気持ちが悪くなり、帰ってきたらしい。
顔が黄色くなっていた。
「どうしたのその顔色」
と聞くと、
「タバコを吸って気持ちが……」
というので、へえ、もうタバコか、ずいぶん早いなとあきれ、よくよく聞いたらちがっていた。

中間試験前だというのにまだ遊び足りない友だち3人が、今度はうちへ流れてきた。
「ササニシキ」の小学校時代からの同級生だが、もうみんな背も私よりずっと大きいし、すね毛とか見えると内心うへえーと思う。
冷たいことに「ササニシキ」は勉強をしに二階へ上がって自室に入ってしまった。
ヘンな話だけどその友だち3人でTVゲームをして遊んでいる。

隣の部屋にいると、やがて友だちのうちのふたりがケンカを始めやがる。
ボカッ、ボカッと殴ったり蹴ったりする音が聞こえてくる。
なんだよもう〜、図体デカイのに勘弁してよ。
私は隣の部屋でアタマを抱える。

障子破いたら貼り直させるぞ!
それよりノートパソコンが、心配じゃないか。
本棚の本が崩れてきたら、どうしたもんか。
「外でやれ!馬鹿野郎!」
と怒鳴りつけようかと思っていたら、あとのひとりが仲裁に入っている声がする。
「ひとんちでケンカすんなよ。よしとけよ。」
殴る音は静まった。
よし!オマエえらいぞ!
小学校時代からこの子は好きだった。
「ササニシキ」は、ケンカの騒ぎすら知らないでいた。

3人が仲よく帰ると、「アキタコマチ」がいつものように晩ごはんを作る。
「アキタコマチ」は料理が好きだ。
まず夕方までにやるべき勉強をやってしまい、そのあとは料理をしている。
今日は初めて刺身包丁を持たせてみた。
筋のあるサカナでは難しいので、タコを切らせてみたが最初なのでずいぶんひどい。

それからセロリをななめ薄切りにして炒めさせる。
セロリがみんなつながっている。
「ああ、これはやきもち焼きだ。」
と私が言う。
「え、どうして?」
母から、切ったものがつながってしまう人はやきもち焼きだという、と子供のころに聞いたことがある。だから同じことを息子にも言う。
「オレ、やきもち焼きなのかなー。『ササニシキ』お兄ちゃんにやきもち焼いてるかなー。」
と意味深な独り言を言う。

しばらくすると、「でもさあ。」と「アキタコマチ」が話をつづける。
「抱き枕を抱いて寝る人は甘えんぼうだっていうよ。」
やきもち焼きの話をしていたのに、どうしていつの間に甘えんぼうに変わるのかわからないが、似たようなものだと思っているらしい。
「それはぜんぜんちがう性質だよ。おかーさんは甘えんぼうだけどやきもち焼きではないよ。」
というと、納得していた。

今日もなにをしたのかわからない一日だった。
でも子供との日々ってだいたいこんな感じで過ぎる。

by apakaba | 2005-09-23 23:29 | 子供 | Comments(4)
Commented by K国 at 2005-09-24 12:37 x
料理を作るのが好きと言うのは、うちの次男と似てますが
料理だけでなく道を教えるのもラーメン屋の角を曲がってマクドナルドを通り過ぎてケーキ屋の斜め前みたいに全て食い物で表現してました
Commented by apakaba at 2005-09-24 12:42
でもこれのほうが、結局教えてもらった人もわかりやすいと思う。
やはり人の記憶には、食い物屋ははっきり残るんですよね……
Commented by 花岡じった at 2005-09-24 23:21 x
男の子の家庭はつまらないらしいですなぁ。(と、よく言いますね)
洗濯物・・・白ばっか。(笑)
そのうち反抗期に入りクチを聞いてくれない。。。
が、嬢のところは素直そうな男子っぽいっすなぁ。
うちの近所のガキはみんな男子。(4,5才)
まぁ、つまらんわな。
あと十何年しても「オヂザン、おはようございまず」と。
女子高生から「オジサン、おはようございます、きゃっ♪」と言われたいわ。
近所の大学も工業系。
全くもってツマラン街ですなぁ。。。
Commented by apakaba at 2005-09-25 12:01
女家族で育った私は、家に上がってくる友だちがみんな汗と泥にまみれていたり、帰った後必死で窓を開けて掃除機をかけないと気が済まなかったりというのは未知の世界ですね。
ほんと、むさくるしいよ。


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