あぱかば・ブログ篇

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2005年 12月 12日

デカルト的サンタ論

またまた、やってきましたクリスマスシーズン。
うちの子も、塾の子も、いま子供たちは二人以上集まるとクリスマスプレゼントの話題をしている。

ゆうべ、「コシヒカリ」が
「今年サンタさんにもらうプレゼント、もう決めたんだぁ。」
と言い出した。
「アキタコマチ」は、なにを思ったか、いきなり
「あのね言っちゃ悪いけど『コシヒカリ』、サンタさんって、かなりの確率で、いないよ。うそなんだよ。」
と言う。
「コシヒカリ」はむっとして、
「『アキタコマチ』お兄ちゃん、自分のとこに来ないからそういうこと言うんでしょう。小さい子のとこにしか、来ないもん。」
と言う。

去年までは積極的にサンタの話をしていたのに、今年の「アキタコマチ」はどうしたのかな。

すると「ササニシキ」が、
「『アキタコマチ』ちがうよ、サンタはいるんだよ。」
と真面目な顔で言う。
「え?」と疑惑の表情の「アキタコマチ」に兄が言う。
「サンタはいるんだよ。だって本当にぜんぜんいないものなんだったら、“サンタ”というものについてだれも考えない。みんながサンタのことを考えたり、サンタサンタと言っているということは、“いる”から言うんでしょ。それは“存在”でしょ。」
深遠なことを言うようになったな。

兄弟でサンタ話をしているときにはいつも口を出さない私だが、思わず
「ううむ、オマエ哲学的だな。」
と感心してしまった。

毎年、おなじ話題をしていると、子供たちがどのように成長してきたかがわかる。

※今日のこの日記を読んだみなさん、2004年12月分、2003年12月分、2002年12月分のクリスマスの話題の日を、併せて是非、是非、是非お読みになってみてください。
抱腹絶倒まちがいなしです。
2004年分は二日にわたっています。
毎年、兄ふたりの言うことが変わってくるのが可笑しいのです。

by apakaba | 2005-12-12 17:18 | 子供 | Comments(12)
Commented by K国 at 2005-12-12 18:19 x
クリスマスの思い出といえば、子供部屋にプレゼントを置いて出る時に
暗闇で柱にイヤッテほど頭をぶつけた、次の日の子供の会話
兄ちゃん兄ちゃん昨日なっ、サンタさんが柱に頭ぶつけたんで
とか言って、盛り上がってた。
まだ親だとは知らない時代の物語
Commented by apakaba at 2005-12-13 08:28
ううむ、自分の父親を見分けられないというのがすごいなあ。
眠っていたからというのと、夜中にそこにいるのはサンタである、と固く信じているからなんでしょうね。
Commented by 紫陽花。 at 2005-12-13 15:26 x
「我思うゆえに我有り」か~~、難しい話してんだな~、三谷家では。 ササニシキ君、将来学者かな。 アキタコマチ君、鉄人シェフ、コシヒカリちゃん、アイドルまたは女優と、勝手に思ふ厳寒の午後。。寒いの苦手でッス。
Commented by apakaba at 2005-12-13 18:02
ユダヤ人にとっての「約束の地」のイメージにも似ているなあと。
実在するかどうかではなく、イメージを信じて生きていく……みたいな。
去年の「サンタがビーム」発言に比べて、ぐっと大人になりました。
Commented by 喜楽院 at 2005-12-13 18:10 x
今から37年前。
私の小学校2年の時のクリスマス。
その数日前、母から訊かれる。
「今年の、サンタさんにお願いしたいプレゼントは何だい?」
待ちに待った質問である。
満を持して、私は「ウルトラマシンが欲しい。」と答える。
任天堂製の、いわゆる簡易バッティングマシンである。
当時、大はやりしていた「おもちゃ」である。
随分前から欲しかったのだ。
でも親は買ってくれないのはわかっていた。
だから、クリスマスまで待ち、サンタさんにお願いするのだ。
そういう計画だった。
その時の私はサンタの存在を、多分、信じていた筈だ。

12月24日、2学期の終業式を終えた私は、帰宅する。
午後2時頃だったろうか。この地方の冬にしては、
珍しく天気の良い日だった。
両親は留守だ。なにげに台所のある部屋に入る。
食事用のテーブルの上に、窓から差し込む冬の弱々しい陽光を
浴びながら、「ウルトラマシン」は忽然とそこに存在していた。

私は、すべてを理解した。
Commented by apakaba at 2005-12-13 18:21
嗚呼

レス不能
Commented by 紫陽花。 at 2005-12-13 20:10 x
嗚呼

眞紀さんのライバル出現。(文章が上手い!)
Commented by apakaba at 2005-12-14 08:44
文章がうまい人、スキですねえ。
ワタシが風邪などで書けないときにゴーストライターとして活躍していただきたい。
かえって人気が上がったりして、トホホ。
Commented by 喜楽院 at 2005-12-14 19:37 x
三谷様。
「嗚呼」、とのレス有難うございます。
私の勝手な思い込みかも知れませんが、感動のレスでした。

親たるもの、子供がサンタの存在を信じ続けるためには
万難を排して、その夢を守ってやらなきゃいけない。
にも関わらず、それがその親自身の不注意で、不幸にもご破算に
なってしまったのは、喜楽院、それはあなたが余りにもかわいそう、
という想いから、つい漏らしてしまった悲痛な細い叫び声。
そして、何よりも私の親への、三谷様からの柔らかな罵声・怒号が
聴こえてくる様で、たった2文字ですが、涙なくして読めません。
Commented by apakaba at 2005-12-14 23:23
喜楽院さんの文体はいうなれば粘着系……ですかねぇ。
スキですねえ、粘着質な文体。
若造には書けませんや。
Commented by ssnostalgia at 2005-12-15 12:34
楽しく読ませてもらいました!
みんな優しく育っていますな。
Commented by apakaba at 2005-12-15 15:29
ssnostalgiaさん、うわーありがとうございます。
ついでにクリスマスの過去記事にもさかのぼって読んでくれると最高です。笑いますよ!
そうそう、今日そちらへ書き込み行こうと思っていたんですが、見ましたよわたりどり!
ダメじゃんひらがなじゃ、WATARIDORI!
ステキな映像でした。
あとでそっち行きます。


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