あぱかば・ブログ篇

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2006年 02月 05日

ダブル・バインドの罪。子供を怒るということ

このブログで何度かタイトルを出してきた『街場のアメリカ論(内田樹・著)』は私にとってたいへんエキサイティングな好著だったが、一カ所だけ、それまで「おもしろい、おもしろい」と冷たい水を飲むように読み進めてきた目がふと止まってしまった記述があった。

シリアル・キラーについて語った章(シリアル・キラーは際だってアメリカ的な現象であり、それは限りなく再生産されていくという解説)のなかにあった、“ダブル・バインド”という言葉だった。

恥ずかしながら、私はこの本を読むまでダブル・バインドという概念を知らなかった。
ダブル・バインド(二重拘束)とは、“親とのコミュニケーション不調を通じて子供の精神が損なわれてゆくプロセスのこと(本文より)”。
言い方を変えると、発せられたメッセージを正しく解読すると罰せられ、誤って解読しても罰せられるという出口のない窮地に患者(=子供)を追い込むことだという。

わかりやすい例が挙げられていた。
教師が、いたずらをした生徒に「お前はなんで叱られているのかわかっているのか?」と問う。
それに生徒が「はい」と答えれば、「お前はいけないことだとわかっていて、そんな悪いことをしたのだな」と罰せられる。
もし「いいえ」と答えたら、「お前はしていいこととしてはいけないことの区別もつかないのだな」ということで、やはり罰せられる。
どう答えても罰せられるとわかっているとき、しばしば子供はこの問いの前に絶句する。
この絶句は、子供を深い無力感に追い込み、両者の関係は非対称的な権力関係となる。
このダブル・バインド・コミュニケーションがもっとも頻繁に利用されるのは、学校・軍隊・そして家庭です——ここまで読んで背筋が冷たくなった。

このあと論旨は、ダブル・バインドを仕掛けられて苦しんだ子供が、自己防衛のために外の世界に対して自閉的になり、やがて分裂的な人格となってシリアル・キラーへ……と展開していくのだが、私の頭の中では、“教師”は私、“子供”はうちの子供たち、わけても“長男”へとスポンとすり替わり、私は、いままでなんということをしてきたのか、と、自分で自分を打擲したくなった。

長男の「ササニシキ」が“兄”になってから5年生くらいになるころまで、私の彼への叱り方は、この、典型的な“ダブル・バインド”によってなされてきたのだった。
あのころ、長男を叱るのが本当に苦しかった。
こちらも興奮のあまり、泣きながら叱る——というより頭に血が上っているからたんに“怒る”だけなのだが——のに、何度言ってもどなりつけても、ちっとも長男が私の思うとおりの“いい子供”に変わってくれない。
でも、やがてだんだん怒ることにも疲れてきて、『どうも、小さいことにいちいちぎゃあぎゃあ言っても、関係性はまったく改善しない。私が怒ってもなんだかちっとも意味がない。』ということにも気づいてきて、ふっとどなりつけるのをやめた。
むかっときても我慢我慢……にしてみたら、私と長男の関係はぐっとよくなった。

もしも、あのままダブル・バインドを続けていたら、長男の性格というか人格は、とりかえしのつかないことになっていったのかもしれない。
私が前に立っただけで、怯えてがたがた震え、狂ったように泣き出す長男の様子を思い出すだけで、胸がつぶれそうになる。二度とあんな日々に戻りたくない。

次男・長女には、仕掛けたことがないと言ったらウソになるが、ダブル・バインドを利用することはずっと減った。
この叱り方は弱者に対して圧倒的な勝利を得るための方法にすぎず、その勝利は無意味で効果が上げられず、ただ気分が悪いだけ……ということを、日々くりかえす経験からいやというほど悟ったからである。
その意味では、初めての子供というのは、幼い親の犠牲者であるともいえるし、幼い親と幼い子供がともに大人になっていく労苦を一番分け合った『同志』ともいえる(今になったからこそいえるのだが)。

うちはもう大丈夫だと、思う。
この本で、久しぶりに子育ての修羅場のころをまざまざと思い出してしまった。

by apakaba | 2006-02-05 23:16 | 子供 | Comments(28)
Commented by Morikon at 2006-02-06 01:07 x
ダブル・バインドという言葉は私も初めて知りましたが、
そういう状況に置かれたことは今までにありました。

最初は中一の時。
ハンドボール部に入りましたが、顧問が元オリンピック候補で、
怪我のため代表入りできなかった30歳くらいの男性教諭でした。
指導自体はそれほど厳しくなかったのですが、
試合に負けようものなら1~2時間の
しごき(今なら体罰・虐待並みの内容)が「お約束」でした。
彼の熱心な指導の結果、創部わずか半年で
多摩地区のベスト3に入るようになりました。
しかし、「試合に勝ちたい」のではなく
「しごきが待ってるから負けたくない」なんて異常心理のもとで
部活動が長続きするはずもありません。
部員の半数、それもレギュラー陣が中心になっての
集団万引き(私も加わっていました)が発覚し、部は瓦解しました。
今思うと、試合で味わえないスリルを、
盗みで味わおうとしていたのかも
もちろん、どのような状況であれ、
万引きを正当化するつもりはありません・・・。
Commented by Morikon at 2006-02-06 01:26 x
二度目はサラリーマン時代。
最初の上司と、どうしても合いませんでした。
とにかく高圧というか抑圧的で、反論なんてもっての他、というタイプ。
今ふり返ると「自分も使いづらい部下だった」と
反省する部分もありますが。
ただ、合わなかったのが私だけでなく、
同じ部署の先輩や同僚とも、であったのが救いでした。
入社して2年ほど経つと、仕事のみならず、
仕事中の雑談にも上司が難癖をつけるようになり、
とうとうチックが出始めました。
さすがにヤバイと思い、部署代えを申し出て、
半年後に異動できた時は正直「寿命がのびた」と思ったほどです。

後日知ったのですが、その上司は学生時代、どこへ行っても必ず
いじめられ続けたようです。
それで他者とのコミュニケーションが苦手、というか
まともに構築できないようになったのではないか、と思いました。

もし自分が「あの教師の指導」を受け続けていたら、
もし自分が「あの上司の部下」であり続けていたら、
それを想像すると、怖いものがあります。
間違いなく、今より歪んだ人格の持ち主になっていたでしょう・・・。
Commented by ogawa at 2006-02-06 08:49 x
おはようございます。
もう少ししたら広島に移動しますが、時間があるのでコメントを。

ダブルバインドという言葉を知ったのは最近ですが、
概念は娘が生まれた時から知っていました。
その時、妻と話をして決めたことは
「両方一度に怒らない。」
「子供を袋小路に追い込むようなしかり方はしない。」
でした。後者はダブルバインドの概念と同じです。

家は一人っ子なので、小学生半ばまでは妻はよく
子供に怒っていました・・・逃げ場の無い怒り方をすることがありましたね。
「○○ちゃんは、親の言うこと良く聞くのに、あなたはお母さんの言うこと
がわからないの!」という子供にとっては意味不明なしかり方ですよね。
でもその時は私は「怒らない」立場でしたので、娘は私のところ
へ逃げてきました。

育てるほうも人間ですから、子供に恐怖を与えるのはまずいですが
「親」という存在を子供に認識させるには必要だと思います。
ただ、フォローをする役回りが必要ですが・・・(続く)



Commented by ogawa at 2006-02-06 09:02 x
最近、家では娘が受験を控えてして、妻がかなり神経質になっています。
かなり娘に「勉強しなさい!」「本を読むのもいいけど、程々にしなさい」と
言っています。
娘は「ハイハイ」と返事していますが、内心ウンザリしているのはよくわかります。
「親にいわれなくてもわかっている。一番しんどいのは自分なんだ」って。
昨日ですが、昼、私と娘が一緒に昼ゴハンを食べているとき、
「とーちゃん。今度発売される○○のゲーム、こんなキャラが登場する」
なんていう話をしだしたから。
「そんなことは、合格してから・・・今、自分のやることをやりなさい!」
とかなりきつい口調で言いました。

娘は、普段、私が怒らないので、たまに怒るととても怖がります。
「マズイ!」と思いましたが後の祭り、娘の目は怯えていました。

今朝、私が日曜まで出張で、娘の私立高校の受験日にはいないので
娘に「おまえの力なら大丈夫だ。普段どおりやれば合格する。頑張れ」
と声を書けたら。
パッと明るい顔になり学校へ行きました。(まだ続くか)
Commented by ogawa at 2006-02-06 09:04 x
3回に渡って申し訳ない(^^;;

時には人は間違えることはあると思いますが。
コミュニケーションをちゃんととるのと、相手に対する思いやりの心
を持てば解決策は見えてくると思います。

月並みなコメントですが・・・
Commented by K国 at 2006-02-06 11:15 x
我が家はどうだったか思い起こすと、ogawaさんと立場が反対で
私が怖い存在で家内が見守る役でした
次男が生まれてチョット、ヒステリックになりかけました次男へ叱ったのが長男に効いて、次男は意に介さず馬耳東風でしたのであきらめたみたい
長男は私にビビッテましたが中学校の時将棋で勝ってから自信を持ったみたいです、ただし躾は礼儀が主で人に迷惑を掛けるなだけです

ダブル、バインドは始めて聞きました
戦略でも偉い人は勝ってる時に敗者の逃げ道を作ってます
窮鼠猫をかむを恐れてるからで、相手の逃げ道まで塞いでしまうのは
賢い戦略ではないってことですね
人間育てるのも向き不向きがあって、自分に向かない事を人に強要されるのは苦痛以外の何者でもない、逃げ道の無い勉強が無気力人間を
作るのでしょう
好きなことには男の子は三倍エネルギーが出ますが、嫌いなことには三分の一しか出ない、その点女の子は嫌な事でもソコソコこなせる

Commented by やじ at 2006-02-06 11:22 x
ダブルバインドはいけないというのは運良く(?)学生時代から知っていました。伴侶も知っていました。だからダブルバインドになる状況は避けてきたつもりです。
でも、問題はいうことをきかない子供にどういうことをきかせたらいいのかなんです。
体罰がいけないということもみなさんわかっておられると思います。
でも、現実的に言うことを聞かす方法がないから問題なんじゃないでしょうか?
子供の教育と軍隊の教育は違いますよね。(笑)
Commented by K国 at 2006-02-06 11:32 x
高校の頃ダブル、バインドではないのでしょうが
夏休みに船を作るのに起きてから寝るまで全精力を注いだ、おかげで
二学期になると英語と数学は欠点ばかり、母親は顔を見る度に勉強しろという、このままズルズル三年間は行けないと思い、中退した
家も左前だったのを言い訳に家を出て生活した

今ではオフクロの記憶も便利に出来てて、私に勉強しろと言った事はないとシャーシャーと言い切る
私が兵庫県で働いてる時に、体の具合が悪くて明日にも死ぬような事を言って心配させましたが、85歳に成りました
Commented by apakaba at 2006-02-06 12:30
う、皆さんありがとうございます!感激。
これから例の「読み聞かせ」なのでのちほど。
Commented by キョヤジ at 2006-02-06 15:16 x
怒ると叱るの違いをちゃんと判らなくちゃね。
最近、怒るばかりの親が多いような気が・・・
Commented by たがめいぬ at 2006-02-06 16:09 x
夕べ お風呂に入っていたら 長男が次男が入っていると勘違いし、お風呂に入ってきました。
「おう、入れ」と言うと ビックリした顔をして逃げ出し行きましたが、次男を連れて入ってきました。
叱ることもあるけれど(手を上げることもあります)その後 何故怒られたのか冷静になった時に話し合うようにしています。
子供って 悪いと分からずにしてしまった事って殆どないんじゃないかと思います。
わかっていて やってしまって 見つかってしまった。
その時にどう叱るかなんだろうと思います。

はっきり言って 難しい。
Commented by 花岡じった at 2006-02-06 20:28 x
出口を必ず作っとかなければいけませんなぁ。
全て塞いでしまっては逃げ場ねーもの。
対子供だけではなく対相手にも言えると思うし。
Commented by apakaba at 2006-02-06 21:26
皆さん、心に残るコメントありがとうございます。
コメントくれるのがおじさんばかりというのはどうしたわけなのか、子育て中のおかあさんの話も知りたいところですが。

Morikonさん、このふたつの例を見るにつけても、ヴィクティムは誰なのか……という気持ちになってきますね……ただ出来事をなぞれば、被害者はまちがいなくMorikonさんなんだけど。
シリアル・キラーとはもっとも極端で悲劇的な形だけど、そこまでには無限の段階があって、一般人として市民社会にフツーに暮らしている、「彼ら」は無数にいる、ということで……。
彼らにも親はいたわけで、想像すると暗い気持ちになります。

ogawaさん、現地レポートみたいでどうもすみません。読んでいると、「人は、いったいいつ、大人になるのか」と考えてしまいますね。ogawaさんだって、つい先日のお昼に、きついことを言ってしまったわけですよね。それできっと「あ、言ってしまった」と思ったのですね。
だけど子供というのは、とりもなおさず、「一人では育てられない」ものだなと。両親がそろっていれば最高、祖父母や近所のひと、いろんな人が育てていくものだなあと。親だって迷っている、道の途中だから。
いったん。
Commented by apakaba at 2006-02-06 21:43
K国さん、K国さんのところの子育てのエピソードはいつもいつも心温まり、助けられるのですが、やっぱり暗中模索時期というのはあるのですね……そりゃそうだよな。60年代アメリカのホームドラマみたいな、絵に描いたようなご家庭なんて、実在しないもの。実在しないからこそドラマになっているんだ。

やじさん、「原因をつきとめ、とりのぞく」ことが肝心だとは、アタマでは理解していても、結局は感情的になっているだけなのですよね。
親子というのは、もっともかつての自分を再発見しやすい相手だし。

キョヤジさん、「怒る」というのはまあ、本人がアタマきていて、感情の発露を弱いものにぶつけているだけで。

たがめいぬさん、関係ないけどオタクのお風呂は、男3人入れるほど広いのかい?!
とにかく、「自分がその年頃だったころのこと」をきちんと覚えていると、早く解決するような気がする。
時代とか世代とか、ギャップはあっても、心の根っこのところの動きとか揺れとかって、あまり差がないように思うので。

ふたたび。
Commented by apakaba at 2006-02-06 21:49
じったさん、完璧な人間なんて、まぁいないんだけど、誰かから愛されて育ち、いま誰かに愛されている……という人間は、そんなにとんでもなくおっぱずれた人間にならないように思う。(もちろんゆがんだ愛はダメね。)

逃げ場をふさいで勝ち誇ったところで、その「勝ち」にいったいどれだけの価値があるのか(ダジャレじゃないのよ)。
じったさんは、ブルース・ウィリスの「マーキュリー・ライジング」は見たでしょうか。あれに出てくる自閉症役の男の子、DVDの特典映像がえらく興味深かったんですよね。
自分の世界にいったん入ってしまうと、横から声をかけられてもまったく気づかないとか……(それを演じるのが難しかったとかいうインタビューなんだけど。)
Commented by Amano at 2006-02-06 22:18 x
どうも、久しぶりの書込みです。

まだ4歳と2歳の子供をもつ親としては身につまされるお話です。
今は親の基準で「ダメなものは絶対ダメ」という姿勢で押し通して
いますが、しばらくするとそうもいかないのでしょうね。

私が4歳の娘を強烈に叱る時は、下の弟に手を出したり
いじめたりした時です。実は昨日もそれがあって叱り飛ばし
ました。
父親として叱る軸がぶれなければ、それで良いとも思うのですが
それだけではダメなんでしょうか。
経験豊な眞紀さんのご意見をお伺いしたいです。
Commented by apakaba at 2006-02-06 22:36
Amanoさんここではおひさしぶり!って、またおじさんかい。いや、なんのなんの。
子供がいたら、悩みの量は生涯おんなじで、ただ内容が変化していくだけ……子供のかわいさが同じで、かわいさの質が変わっていくように。だと思います。
だんだん複雑化していくのがツライです。
4歳のお嬢さん。目の中に入れても痛くないほどかわいいお年頃、でも2歳のボクもまたちがったかわいさだなあ。しかし4歳と2歳……ある意味、いまは地獄でもありますねえ……あと2年するといきなり楽になりそう。

私は「友だち親子」とかって大ッキライです。子供に媚びるより、頑固オヤジ、がみがみ親父でいいじゃないですか。ふがいない親父、多いですから。
親父としての直接的な役割も大事だけど、奥様の旦那さん=母子密着になりやすく、子供とコミュニケーション不全におちいりやすい母としての妻、をサポートしていくのも、重要な役目なんですよね。私もそうでした。Amanoさんなら心配いらなさそうだけど。
Commented by Amano at 2006-02-06 23:18 x
私も「友達親子」というのは大嫌いです。
親はあくまで親であって決して友達ではありません。
「地震、カミナリ、火事、オヤジ」・・・怖いものにかぞられていた
父親は果たして今いずこ???

私だったら大丈夫そうなんてかいかぶりです。まだ子供が小さいから
偉そうに書いてますが、大きくなったらどうなることか。

Commented by apakaba at 2006-02-06 23:29
>私だったら大丈夫そうなんてかいかぶりです

うふふ、そうなんだけど、でも一歩離れたところからの根拠レスな保証って、意外と力になったりするものなんです。
Commented by のこのこ at 2006-02-08 13:28 x
へぇぇぇぇぇ。ご紹介ありがとうございます。
遅れ馳せながらやっとコメントまで読めました。事項はまだ読んでないですが先にコメント。
たしかにナゼ男性ばかり・・・。

子供をしかる・・・まだ生まれてないからどうしたらいいか全くわかりませんが、言っても解らない小さな頃はどうしたらいいんでしょうね? 
ダブルうんぬん、って言葉はわかんないけど逃げ場をひとつ確保してあげるってのは営業マンの時にも鉄則でした。
案外自分の子供だと当たり前のことでも飛んじゃうんだろうな。
感情的になることっていっぱいあるわけだけど、子供相手でもお互いにかっこつけたりかたくなにならずに悪かったと思ったらあやまったりしょぼんとしてれば結構伝わったりしません?甘い?
Commented by apakaba at 2006-02-08 14:12
のこのこさん、多忙そうなのに呼び出してごめんよう。
言ってもわからない時期には、やっぱりイタイ目にあってもらうしか……おそろしい顔で「コラ!」って大きい声を出したり、手とかぱちっ!とたたくと、「これをやると、ヤなことになる」って覚えるので。
でも、ひとりぼっちで育児をしていなければ、きっと大丈夫だと思う。
Commented by のこのこ at 2006-02-08 16:55 x
いいはなしでした。ダンナにも読ませます。
次の記事も読みました。(ベトナムも読んだけど・笑)紫陽花姉さんが言うみたいに、なるほど読めば読むほどコメントできなくなっちゃいます。重大さとか自分にはねかえってくる重みとか。
子供をもつと子供と一緒に人生二度楽しめるよって若い頃に人に言われて、すんごくわくわくしたの。 今もすっごくわくわくしてます。

そうそうひとりぼっちで子育てはしたくなくて、店に子連れで通ってじいじとばぁば、お客さん達も含めてたくさんの人に囲まれて育てたいんです。だって、じいじとばぁばが近い存在で育った子ってあきらかに違うものがあると思うから。 
Commented by apakaba at 2006-02-08 17:08
ん〜、理想的な環境だあ。
のこのこ2世はもう心配ない。
やっぱり核家族で家から出ずにじとーっとしてたら、親子共倒れになっちゃうもん。
あとは双方のじいじばあばのバランスを取ることかな。子供はそのへん正直なので、どっちかの家に近くなりすぎると、どっちかにべったりなついてしまうので。(ま、よけいなお世話なんだけど、)幼いころに意識して双方の実家に同じようになつくようにすると、後々にすっごく楽(らくなのかよ)。
Commented by na at 2008-07-30 03:55 x
初めまして。
ダブルバインドという言葉を知り、内容を見てみたら私そのものだったので、どうやったら、治せる(?)んだろうと
思い、あれこれ見ていてココにたどりつきました。
凄く読みやすく、わかりやすかったです。

ただ、反省はするんですが解決法がやはり見つからないです。
例えば、明らかに分かる嘘をついたときに
「それ嘘でしょ?」と聞いて「はい」というと「ほらね!そんな嘘を言う子はキライ」って言うし「違う」っていうと「ほんとの事を言いなさい」っていうのがダブルバインドなんですよね?
こういう時 「はい」といったら「いいえ」といったら
どんな風に言うのがいいんでしょう?
どんな答えか聞いてみたいです。


Commented by na(続き at 2008-07-30 03:56 x


でも、この言葉を知れてラッキーだったなと思います。
このままコレを続けていたら、ほんと
子供がダメになってしまうと思うし。
今も娘は、おかあさんにはどう答えていいか分からないと
思ってると思います。

ほんとに反省です。改善していきたいです。
子供には、やっぱり笑っていてほしいから。

あと、核家族でっていうのは、ほんと思いますね。
うちが核家族っぽいかも。
近くに旦那の実家があるのに、
行くのが面倒でなかなか顔を出さなかったり
友達も遊びに来たいというのに
「今、散らかってるからまたねー」と言ったり
他人を避けてるというか
ただ、面倒臭いだけなんですけど。
もっと、他人と付き合わなくてはいけませんね。

って、長々とすみませんでした。
でも、ほんと ここを見れて良かったです。


Commented by apakaba at 2008-07-30 11:02
naさん、書き込みありがとうございます。
私は3人の子供がいるのですが、naさんもお母さんなのですね。
この記事に対するコメントは、皆さんそれぞれにとても真摯で、私も書いてみてよかったなあとしみじみ思いました。

子供に対して、ダメなものはダメという毅然とした姿勢は基本だと思いますが、そればかりでは子供は出口を失ってしまうようにも思います。
いつも、自分の小さかったころ・思春期・青春時代とかを思い返してみることがどうしても必要になってくるというか。
私も、数えきれないほど親にうそをつきました。
そして現在も、ヘーキで人にうそをついたりしてしまいます。嗚呼。だめじゃん。
完璧な親であろうとしても、親がこのていたらくではしょうがないですよね。
子供の悪さを、半分目をつぶって見逃すのも大事かなあ……。

いったん
Commented by apakaba at 2008-07-30 11:03
つづき。

>例えば、明らかに分かる嘘をついたときに
「それ嘘でしょ?」と聞いて「はい」というと「ほらね!そんな嘘を言う子はキライ」って言うし「違う」っていうと「ほんとの事を言いなさい」っていうのがダブルバインドなんですよね?

誰でも自分の子にはいい子に育ってほしいけど、ちょっと一呼吸置いて、怒らない注意の仕方を考えるようにしています。
「おかーさんは“とおめがね”で『コシヒカリ』さん(うちの娘)を見ています。勉強をしていたというのはうそでしょう。勉強をしていたふりで布団に寝っ転がってDSをやっていたでしょう。それでおかーさんが来たからあわてて机に向かったでしょう。」
とか言うと、
「えーどうしてわかるの!」と驚きます。
(本当は、宿題とかちっともやらないでうそをつく娘にはらわた煮えくりかえっていても)
「おかーさんはなんでもわかるのです。今、あわててDSを毛布の下に隠したでしょう。」
というと、大笑いして「どうしてわかるの!どうしてわかるの!」
「ああ。おかーさんにはかなわないんだ。」という気持ちに、自然となりますよね。
そんな感じで、頭ごなしに怒らないようにしています。
参考にもなりませんが……

またまた
Commented by apakaba at 2008-07-30 11:03
ダブルバインド最終回、

>友達も遊びに来たいというのに
「今、散らかってるからまたねー」と言ったり

これは、私も以前はいつもやっていましたよ。
だからお気持ちわかります。
子供や親が上がってくるのって、めんどくさいですよね。
ただ、家庭って、自分のプライベートなものでもあり、パブリックなものでもあるんですよね。
主婦からすると自分の空間なんだけど、同時に、誰がいつ入ってきてもいい状態にしておくのも主婦ということで……ほんと、私もだらしないのですごく嫌なんですが、子供のためには一がんばりですね。
(そのうちだんだん、誰も上がってこなくなるし!)

naさん、私も密室育児は十分経験していますので、お気持ちわかります。
おたがいがんばりましょう。


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