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あぱかば・ブログ篇

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2006年 03月 04日

今日はこんな日

ゆうべ、案の定「コシヒカリ」が泣く。
中耳炎が悪くなっている。
家中に響く泣き声で「痛いよう!痛いよう!」というので、さすがに参り、いまはがまんするしかないことを諭す。
夜中に病院へ行っても、痛み止めを1回分出してもらえるだけでなんにも治療はしてもらえないのよ。
そんなに大きな声で泣いていたら、お父さんも明日お仕事なのに起きちゃうし、お兄ちゃんたちもみんな起きちゃって、疲れて風邪がうつってしまうかもしれないよ。
おかーさんも明日は一日中、中学の仕事があるからね。
もう小さい赤ちゃんじゃないんだから、がんばってがまんしよう。
3時になったら、次の痛み止めを飲んでもいい時間だから、それまではなるべく大きい声を出さないようにしてがまんしようね。みんな寝ている時間だよ。
眠れなかったら、今日だけ特別に、ゲームとか本とか見ていてもいいよ。
3時に痛くてがまんできなかったら、おかーさんを起こしていいからね。

よろよろと自分の布団に戻ってしばらくうとうと。
やがてガラガラッと私の部屋の戸を開けて、泣き叫びながら「コシヒカリ」が入ってきた。
「おかーさん!3時になった!次のお薬ちょうだい!痛いよう痛いよう!」
ええっ、もう3時かあ。
「よくがまんしたね。ゲームとかやってた?」
「やってない、痛くてそんなことできないの。ずーっと3時になるのを待ってたの!」
バナナを食べさせて、薬を飲ませて、いっしょに寝てやる。

うとうとしたら、うわーもうお弁当を作る時間になってるっ……夫のお弁当を作って、今日は長男の「ササニシキ」の部活の送別会があって昼食の炊き出しをするので、モーローとしたまま昼食分のおにぎりを作って、中学へホットプレートや紙皿などの道具を運び込んだ。
まだまだ泣いている「コシヒカリ」を、隣の祖父母に預ける。
母が、「たいへんだねえ、こういうふうに子供の用事が重なって、具合悪い子がいたらどうするの。」と聞く。
母が実家の横浜から隣に住むようになったのは去年の春からだ。
母が遠くに住んでいた時代には、どうしていたのかと聞いているのだ。
「そりゃあもう、欠席。休むしかないもん。小さい子がいたら、いろんな約束もドタキャンばっかりよ。」
隣に来てくれたので、数時間でも具合の悪い子を置いていけるようになった。

「アキタコマチ」を連れて行って手伝わせ、炊き出しや配膳をして、送別会が始まったとたん、母から電話。
母が「コシヒカリ」をまた耳鼻科へ連れて行ったところ、かなり容態がよくないので、大学病院へ行ってほしいとのこと。トホホ、すぐ帰らなくちゃ。
ようやくひと息ついて、座ってお母さんがたとお昼にするところだったのに。

クルマで新宿の大学病院へ行き、時間外診療をしてもらった。
幸い、切開手術にはいたらず、投薬で様子を見ることになった。
運転していると、寝不足続きだから眠くて眠くてたまらない。
歌を唄ったりしてもう必死。
だれかコーヒー一杯、濃いヤツお願い……って感じ。
危ない……しっかりしなきゃーーー!

子供の用事、子供の行事、子供の病気、まだまだ翻弄されるなー。
み〜んなそうやって、子供を育てているんだねえ。
今夜は「アキタコマチ」になんか作ってもらおう……

by apakaba | 2006-03-04 18:05 | 子供 | Comments(16)
Commented by 那由他 at 2006-03-04 18:30 x
こしjひかりさん、大変ですね。
うちの子も、中耳炎になったことががありますが、一回目は、あっと言う間に切開されました。
後の何回かは、薬でなおしましたが。幼稚園ぐらいの頃がなることが多かったですが、大きくなると、出なくなるもののようです。
お大事にしてください。
お隣にご両親がおられるのは、心強いですね。
お母さんが倒れないように、お気をつけてくださいね。。
子供の病気が治ったころ、お母さんがダウンすることって多いですから。
Commented by 喜楽院 at 2006-03-04 19:15 x
薄給の分際で子供が3人。
親もそばにいない。妻は育児専門。
当然、過酷な貧困生活である。
ある日、長女の具合が悪くなる。
金がない。医者に行けない。
あさって給料日だからそれまで待ちましょう。
そうしましょう。
で、そうした。
ま、何事もなく、長女の具合が良くなった。

後日、その話を私の父にしたら・・・。
怒った。怒った。怒った。怒った。すんげー怒った。
あんなに怒った父は見たことがない。
コテンパンに怒られた。
「お前は親じゃない。」と、ののしられた。

世の中に不幸は山ほどあるだろう。
しかし、金が無いという不幸に勝る不幸が、
果たしてこの世にあるだろうか。
Commented by カルロス at 2006-03-04 20:39 x
大変ですね。
でも今、こしひかりちゃんが母のことを子ども心に気遣ったりして我慢したりすると一生後悔することになりますので、ゆっくりと養生させてあげてください。

ところで、犬を飼われるそうですが、貴方のブログや掲示板を当初から拝見している私としては、再考された方がいいような気がします。
みんなが盛り上がっているところで書きたくなかったので、ここで書かせていただきますが、今でさえ時間がなさそうなのに、生き物をさらに飼うというのには?マークしか浮かびません。
子どもが世話をする、という口約束をたった半年で破られ、ヘトヘトになった親戚を思い出し、貴方はそうならないことを願っています。
Commented by ogawa at 2006-03-04 22:39 x
お嬢さん、辛いと思います・・・お母さんとして大変でしょうが子供の病気
は、親しか対応できる人いないですものね。
頑張れ!

>カルロスさん
横レスもうしわけないのですが、三谷家が決めたことは第3者が
とやかく言うことではないはずです。
生の死を抱き合わせて面倒をみることですから・・それこそ、
余計なおせっかいですね。
Commented by カルロス at 2006-03-04 23:50 x
>三谷家が決めたことは第3者がとやかく言うことではないはずです。

もちろんそうです。
しかし、私があえてそこまで踏み込んで言ったのは、あまりにいっときの盛り上がりで決めてるような感じを受けたからです。
余計なおせっかいは重々承知します。
もし、それ以上反論されるなら、私もペットを飼ってる人間全員に向かって厳しいことを言わせてもらいますから・・・
追従コメントだけが本人のためになるとは限らないのです。
Commented by 花子 at 2006-03-05 00:17 x
ん~  つらいですね。
ブログを読んで、思い出しました。
私も具合の悪い子供を置いて会社に行き、子供が泣きながらしてくる電話を受け、家に帰れば職場から電話がかかり、泣きたくなりながら行ったり来たりしたことなんかを思い出し・・
夜中に痛いと泣きじゃくる子をなだめながら、朝がくるのを待ってたり・・
つらいね~  早く、よくなれ!!

こがめいぬ弟は中耳炎をよくします。去年は外耳炎で耳が2倍くらいに膨れ上がり、やっと治ってみたら実は中耳炎も同時に起こしていました。
古い炎症が治っていなかったのか、「聞こえ」も7割くらいだろうと言われました。気がつかなかったことが親として悔やまれています。

コシヒカリちゃんの耳がはやく治りますように。
我が家はみんなで心からお祈りしています。


Commented by たがめいぬ at 2006-03-05 00:49 x
カルロスうるさいぞ

ミタニ家では前からワンコ飼いたがっていたの そこにのこのこちゃんちの実家で 子供が生まれたからという ワンコとミタニ家の出会いがあったんだから それはそれで良いでしょう。

確かにペットを飼っている人すべてが 正しくペットを飼っているとはいえないし 他人に迷惑をかけている場合もあるけれど そうゆう人たちばかりではないでしょう。

カルロスだって自分では気が付かず 他人に迷惑をかけていることもあるはずです。

ペットを飼うことで 大変なこともあるけれど 夫婦にも子供たちにも そして隣に住んでいるお母さんやお父さんにもきっと良い影響があると思います。

今回のカルロスの書き込みは どう考えてもおかしいよ。

どうしても提言したいのなら メールでするべきじゃないかな。
Commented by apakaba at 2006-03-05 01:00
中耳炎バナシにたくさん励ましのコメントありがとうございます。
那由他さん、あれって子供の病気ですね。大人になると耳から鼻への道に傾斜がつくからなりにくいのだとかいいますね。
いやほんと、寝ずの番三日目……にならないといいんだけど。

喜楽院さん、私もね、この世で一番ほしいものはお金です、と断言します。お金で買えないものはもうそろった……あとはカネだよう。
私も、両親と遠く離れて住んでいたので、頼る人がいないつらさはわかります。当時は気の置けない友だちもいなかったし、孤独でした。

カルロスさん、声を上げて泣く子供を見ていると、ふとうらやましくなったりしますね。声を上げて泣くことができて、子供っていいなあ……ナンテ。
いったん。
Commented by apakaba at 2006-03-05 01:06
つづきだよん。
ogawaさん、耳は患部が見えないのでかえって苦しいんですよね。ドバーと怪我してるのが見える、とかのほうがかえって気が楽というか。病院を変えたので、抗生物質も変わって痛み止めも変わって、たぶんこれでぱーっとよくなるはず……です。大丈夫だ!

花子さん、ひさびさじゃ〜ん!なんかあまり書き込んでくれないから微妙に心配していました。
花子さんの子供バナシは、いつも、なんというか……切なさを伴った温かさがあって、なにかいつも胸を締め付けられる感じがするのね。
どうもありがとう。

それでえーと、オウノウ、犬か。
改めて……
Commented by カルロス at 2006-03-05 01:07 x
>今回のカルロスの書き込みは どう考えてもおかしいよ。
>どうしても提言したいのなら メールでするべきじゃないかな。

すまなかった。
三谷さんはそうではないと知っていても、最近、無責任なおばさんと少しやりあった。
その余波をここで晒すべきではなかった。
ogawa氏の言うことももっともだが、余計なお世話と言われて、そいつとだぶってさらに激高した。
すまなかった。
Commented by apakaba at 2006-03-05 01:20
はい、犬ですね。
まずカルロスさん、きっとつねにヨレヨレな私の身を心配してくれているんでしょう。どうもありがとう。ただまあ、経緯を説明するとだね。
私は、犬とか生き物を飼う、ことについては非常に楽観的です。経験も豊富だし、とくに不安は感じていません。
それに人間3人大きくしていると犬なんか楽勝ですよ。
きっとカルロスさんからみると、突発的なことのように映ったのかもしれないけどそうでもなく、何年も前から飼いたいという話はしていました。
だから前後の見境なく、思いつきで飼い始めようと思ったわけではないのです。
それともう一つ思い出してほしいのは、譲ってもらうのがのこのこさんの子犬だということ。
飼う自信がなければ、友だちの犬をくれというお願いはしないはずでしょう。もししつけきれないとか、不幸にしてしまうかもしれないと不安があるなら、そんなこと頼めないよね。
つづく。
Commented by apakaba at 2006-03-05 01:20
つづき。
あとはまあ、ogawaさんとたがめいぬさんが言っていることと重複するので私からは控えますが、マイナス要因だけを見ていたらだれも新しいことをしようとは思わないわな。子供を生むとかもね。
あなたなりの思いやりで苦言を呈するのはよくわかるけれど、まあそういうことでしんぺいすんな。
どうもありがとう。

ただ、他の犬好きなコメント陣に直接向けているのではないと思うけど、追従コメントという言葉はよくないです。
私にはなにを書いてもかまわないんだけど、あれは失礼だな。
追従か、本気で「よかったねえ」「かわいいよね」と書いてきてくれる人の区別はわかるので。
で、最後にogawaさん、たがめいぬさん、言いにくいことをばしばしとどうも……ご苦労じゃったのう、もとい、ありがとうございます、ぺこ。

さてもう寝るぜ……
Commented by apakaba at 2006-03-05 01:21
あっ!バカ!私がせっかく怒濤のレスを書いている間に、話が終わってるじゃないか。ぢぐじょう〜〜。
カルロスさん、ogawaさんはおばさんじゃないぞ、おじさんだぞ。
だぶったらダメだ。くそ、もう寝かせてくれ
Commented by bozen at 2006-03-05 06:42 x
きのうとつぜん顔面神経麻痺になり、病院に行ったら診察してくれた医師がかみたにさんという方で、そういえばみたにさんはどうしているかなと思い、じつにひさしぶりにサイトをのぞいてみたのですが、たいへん立派になられておどろいたしコメントも多くてすごいなあと感心していたら、むすめさんがたいへんだったのですね。中耳炎は予後がだいじです。どうかおだいじに。わたしも顔の半分がうごかず、まぶたもとじないのでセロテープを貼ってこれから寝ます。
Commented by apakaba at 2006-03-05 10:01
真知さんですか……!?心臓が口から飛び出そうだ!
Commented by apakaba at 2006-03-05 10:53
真知さん、心臓は口から引っ込めましたのであらためて。
本当にお久しぶりです。覚えていてくださって、感激で胸がいっぱいです。どうしているかなあとずっと思っていました。でもどうも私は気弱で、メールも控えてしまい、検索かけてもお名前は著作しか出てこないしー。
ブログやってたのですね。これから日参しますよ。リンク張らせてください。
真知さんの文章をまた気軽に読めることができてとてもうれしい。
私のサイトも読んでねなんて、とてもとてもお恥ずかしくていえませんが、よかったらまた来てください。

まぶたも閉じないとはえらいことですが、ひとまず面倒は放り出して安らかにお過ごしになれば、きっと治ると思います。大丈夫。
あいかわらず無責任な発言でごめんなさい。またメール書きます。


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