あぱかば・ブログ篇

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2006年 08月 23日

受験生との会話

「ササニシキ(中3)」:「おかーさん、オレは夏休み、勉強ばっかりしてる。あー疲れた。ナントカ高校の過去問、無理。あんな問題解けるのは人間じゃない。カントカ高校の過去問もやばい。歯が立たない。」
私:「ははーやっと受験生らしくなってきたじゃないか。まだ夏なんだから、今すらすら解けたらたいした学校じゃないよ。今まで部活もやってたんだし、ワールドカップは全部見てたんだから、その分は取り返しな。まあがんばんなさいよ。」
サ:「オレ大学受験したくないなー。また受験勉強するの、やだよ。付属校に行きたい。」
私:「今からそんなこと言っててどうすんの。なにも今から進路決めることもないんじゃない。おかーさんだって高校受験も大学受験もしたけどべつにそんなに大変とは思わなかったよ。」
サ:「てかおかーさんて、すっごくアタマ悪いのにどうして大学に入れたの。」
私:「おかーさんアタマ悪いかなあ?」
サ:「悪いじゃん、なんにも知らないじゃん。もし受験のときにできてても今なんにも覚えてないんだから、そんなおかーさんを見るとオレ勉強やる気なくす。意味ないじゃん、どうせおかーさんみたいにみんな忘れちゃうんなら。勉強やる意味ってなに?」
私:「はははは……なんだろうなあ。まあたしかにバカだけどなあ。不思議だなあ。でもおかーさんの時代は、ものすごく子供が多くて、人気の大学は倍率15倍とかあって、それは大変なプレッシャーだったよ。大学の大教室で受験するでしょう、そうすると思わず、前の人から人数数えて、1,2,3,……うーんこの中で合格は一人か……1,2,3,……ここで一人……とか考えたよ。」
サ:「うそ、そんなすごい倍率だったの!信じられないんだけど。おかーさんがそんなにすごかったなんて。どう見ても勉強できるように見えないんだけど。」
私:「まあ合格してしまえばこっちのもの……ってトコがあるからねえ。受験て。でもおかーさんもあんたの知らないことを本当はいろいろ知っているのさ。」

サ:「おかーさんて高3のときどんな暮らしをしてたの。勉強してたの。」
私:「やっぱりしてたよ。まあ今のあんたほどはしてなかったな。高3、のときねえ……クラスの男の子で勉強ができない子がいて、その子の家に行ってよく国語を教えてたな。古文とかね。」
サ:「そんな余裕なコトしてたの!それでも合格したんだー。」
私:「その子の家に行ってだんだん夕方になってさ。はじめ明るかったから電気つけてなくて、だんだん部屋が暗くなってきててさ。そしたらそこの家のお母さんが帰ってきて、様子を見に来て『まあ!こんなに部屋暗くして、なにやってるの!』って言われたなあ。その子は『暗くしたんじゃなくて暗くなっちゃったんだよー』って言ってたな……」
サ:「ひゃははははは!」

少し色っぽい話を取り入れてみたがそこには反応なし。
おかーさんもあんたの知らないことをいろいろ知っているのさ……てコトで。

by apakaba | 2006-08-23 22:44 | 子供 | Comments(15)
Commented by Morikon at 2006-08-24 00:29 x
高校受験、中間・期末試験の勉強、
どっちもゲーム感覚で楽しんでましたね。
自分より、ちょっとレベルが上のヤツを勝手にライバルに仕立てて、
「今度はアイツに勝った」「負けた」なんてやってました。
なりたい職業が学歴無関係だったので、
お気楽に取り組めたのだと思います。

高校入学後も、けっこう真面目にやってたら、
高3の時に担任から「推薦枠あるぞ」と言われました。
私が「アニメの専門学校に行くので」と断ったら、
担任、目を丸くしてたなぁ・・・。
Commented by 紫陽花。 at 2006-08-24 05:30 x
私立高校の問題はめちゃくちゃ難しいですね。簡単だと受験生を選別できないので、高2レベルの問題(英語だと中学生では習わない仮定法だとか関係副詞だとか・・)まで出題されますが、6割とれれば受かるようになっていますから、難しさにめげなくても大丈夫ですよ。もちろんそんなこと分かっちゃいるでしょうけれど。
公立高校だとさすがにそんなに無茶な問題は出ませんが、一点のミスも許されないような感じになってしまいますね、難関校受験では。

いずれにせよ、15歳の夏、そろそろ終盤ですねー。テスト前っていつだってやり残したことがあるような気がして不安だったなあ。。小心者のサガなのかも。
Commented by K国 at 2006-08-24 07:37 x
県立だったので入試は簡単だった、勉強もしないで合格した
難しかったのはクラス分け試験、そこから挫折
行きたかった工業高校は50キロかなた、仕方なく進学校、生きてる中で
一番面白くなかった時間、片道20キロを自転車通学、おかげで校内マラソン大会は自転車20キロ走り40キロ自転車20キロと、まるでトライアスロン、9クラスの内上位3クラスが進学コース、中の三つが私立の誰でもいける大学コースで、残り3クラスはスポーツ(剣道、柔道、野球部)か就職、進学しない、出来ない組(勿論そちら側)でした
速めに卒業して資格を取るほうに切り替えて、今思えば正解
Commented by apakaba at 2006-08-24 08:41
受験レス。
ウワー皆さん、ありがとうございます。
Morikonさん、私も中学生のときに、「私は女優になるので高校へは行きませんから」と担任に言ってしまったことがあります。ここ、ハリセンポイントね。
学歴じたいはこだわることではないけど、知性と、人としての正しさはほしいですよね、どんな人間にも。

紫陽花。さん、カレもやっと受験生っぽい感じになってきました。
難関校は、大学受験も同じだけど、「落とすための試験」だからね。難問奇問になっていくんでしょうね。
社会科しか武器のないカレは、三科目受験では圧倒的不利なので、さあどうするか?って考え中です。社会科はいくら勉強しても疲れないみたいだけど、好きな科目ばっかりやってるわけにもいかないしねー。

K国さん、基礎体力は通学だけで十分についてしまいますね。息子の中学は徒歩3分なので、これじゃダメですね。
まあ、「なんのために勉強するのか」なんて、子供特有の悩める時期に突入したということで、大人はほほえましいです。
Commented by 紫陽花。 at 2006-08-24 09:27 x
受験は運にも左右されますよねー。もちろん努力が評価されるのですが、「どーしてあの子が?!」といったことが必ず起こるんです。いい意味でも悪い意味でも。 とにかく今は一生懸命勉強することしか考えないように陰になり日向になりオカーサンは支えるのでしょう。

陰日なたと言えば、劇団ひとりの「陰日向に咲く」が面白いそうですねー。またモト記事をはずれましてm(_)m 
Commented by apakaba at 2006-08-24 10:03
劇団ひとり、がんばっていますね。ゼヒ感想お願いします。
運はつきものなので、やっぱりなるべく選択の幅を持たせてやることかなー。
でも赤んぼだった息子に、「おかーさんてアタマ悪い、なんにも知らない」とか言われてるのって悪くないですね。気分的に。
Commented by のこラクダ at 2006-08-24 11:23 x
あはは痛快な話!
真紀さんはいろんな意味でいつも余裕があるよね。それがすごい!
普通の受験生母ではこうはいかない。
それがまさに知性と経験のたまもの、彼の疑問の答えなんだろうな。
私はどうなるんだろ。裏付けなく余裕こいたふりして丸投げし、母ちゃんいーかげんなんだもんよ、と突っ込まれるのがオチだな。あはははは。
Commented by Kay at 2006-08-24 11:31 x
戦後のベビーブーマーの最後だった私の学年は、中学では一学年17クラス780人、その中でトップの県立高校にいけたのは80人ほど、四当五落をマジでやったものです。学校から戻って、復習して、食事してからちょっと仮眠を取って、夜中ずっと勉強していた記憶があります。高校も完全な進学校だったのでよく勉強しました。でもジャズにのめりこんだのも、無茶苦茶本を読んだのも高校時代でした。あのころ必死で勉強した数学が何の役に立っているのか実感はありませんが、理論的に考える術は覚えたような。。。がんばれ受験生。
Commented by Kay at 2006-08-24 11:34 x
>「おかーさんてアタマ悪い、なんにも知らない」
と息子から言われる眞紀さんて本当に良いお母さんなんだと思うわ。我家は子供達皆優等生だったし、(親が言うのもおかしいですが、息子は13歳で劣等性から優等生に豹変)、次女の頭のよさは皆が認めるところなのに、いつまでも「マミーをまだ追い越せない」といいます。とっくに追い越しているのを本人たちが気がつかないだけなんですけどね。私がプレッシャーかけてるのかなと常に気にしてます。
Commented by ぴよ at 2006-08-24 11:50 x
お父さんって日々お仕事して自分達家族を養ってくれてる、という意識があるから
「尊敬」の対象に成り得るけど、家事をやってるお母さんの実力を子供が
見る機会って少ないから、なかなか「うちのおかんはスゴイ!」にならないよね。

まあ、ササニシキ君の言う事も一理ある。
確かに三角関数なんて全く覚えてないし、連立方程式すら怪しい。
英語だって中学1年レベル(それ以下)、古語も学生時代は得意だったけど
今覚えてるのは源氏物語や平家物語の序の段の丸暗記程度。
でも社会で生きて行けるもんねぇ。本当に勉強した意味あったんかなぁ?
ぴよは田舎の公立進学校だったので、受験なんて楽々の楽勝でしたね。
田舎の公立試験なんて、間違えなければ合格。ってか間違えようのない
問題ばっかりだったもんな。ミスさえしなければ絶対に合格出来た。
東京に住むお子様は大変だろーと思いますよ。学校の数が多いというのは
選択肢が広がるから田舎よりもいいと思うけど、それに伴う受験戦争の
熾烈さにおいては、かなり子供にストレスを掛けているんでしょうね・・・
Commented by apakaba at 2006-08-24 12:18
受験レスつづき。
おお、たくさんありがとうございます。
のこラクダさん、今だっこしてかわゆいかわゆいと言っている息子が、いろいろ複雑怪奇な人生の問題を投げてくるのよ。おもしろいでしょ〜。楽しみでしょ〜。
でも基本は、子供の立場だったころの自分が言われたらイヤなことを、自分の子供にも言わない(禁句として封印)するってことかなー。

Kayさん、四島娯楽って変換されてしまいます……なつかしい受験コトバですね。でも人間はたまに追いつめられることが必要なのかなっと思います。だから何年かにいっぺんは受験とか、大人になっても人から評価を受ける立場(なにかの試験を受けるとか)をしつづけたほうが、のんべんだらりとしなくていいんだろうな。そのときは苦しいけど。
適度にプレッシャーを与えつづけることも、やはり親の役目なんでしょうね。完全に管理するのもだめだし、完全なる放任もだめ、と。

ぴよさん、そうなの、うちはとくに私が夫にへいこら(へいこら?)しているほうなので余計に落差を感じるのかも……
東京の子供たち、お猿さん寸前のようなお顔立ちの子も渋谷とかに歩いているけど、お猿化を食い止めるためにはやっぱり多少は勉強してほしい。
Commented by はなまち at 2006-08-24 14:19 x
あんまり受験とかいい思いでないなぁ。
しかし、その頃身につけた知識は貴重ですね。

京都の丸善ときたら、檸檬を連想。
この世をばわが世とぞ・・・
こんなの常識以前と思っていたら、そうでもないようで・・・

受験で無理矢理覚えるので、いいのかも。
Commented by apakaba at 2006-08-24 16:04
丸善、閉店してしまいましたね。
やはりツメコミはある程度やってしまう時期が必要なんだと思います。
あのころはツメれば詰めるだけ、入るので。
Commented by はなまち at 2006-08-25 14:26 x
京都の河原町三条から四条にあった老舗書店はすべて閉店しました。
駸々堂、オーム社、京都書院、海南堂、ミレー書房、それから丸善。
新興の本屋は老舗とはまた違うしと。
時代の波でしょうね。
Commented by apakaba at 2006-08-26 10:45
東京では老舗書店はまだまだがんばっています。
丸善といえば日本橋……はこっちの感覚ですね。
学生のころは、新しい年の手帳を丸善へ買いに行くのがカッコイイと思っていました。いまではどっかでもらったものを使っていますが。
老舗書店は、学生のころのそういうちょこっとした自意識を刺激してくれました。


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