あぱかば・ブログ篇

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2007年 02月 14日

沢田研二とかザ・ピーナッツとか。昭和歌謡の力

夫は昭和の歌謡曲が好きだ。
たいてい、夜はジャズをかけて食事しているが、歌謡曲もかける。
ゆうべ、遅い食事をしながら、沢田研二をまず聴いていた。
i Tunesで新しく『あなたに今夜はワインをふりかけ』を購入したのだ。
沢田研二黄金時代で渾身のレビューを書いた私は、『あなたに今夜は〜』が入ってうれしくてたまらない。

私:うっわーうれしいなあ。この歌大好き!

夫:やっぱジュリーはすげえな。ううむ。“余人を以て代え難い”歌い方をするんだよなジュリーは。

私:なにその文学的な表現は。

夫:彼はさー、声が、こう、揺れるんだよな。

私:そうそう!押したり引いたりが自由自在なの。この揺れがすごいんだよ。聴いてるとあぁん、あぁ〜ん!って感じ。色気がすごいんだわ。このテクで、もうね、ヨレヨレ。
これが他の人にはできないの。だからこういうふうに唄いたかったら、もうそっくりに真似するしかないわけ。自分なりに彼のような歌い方をすることは、できないのよ。

夫:『時の過ぎゆくままに』は昭和歌謡史に残る名曲だよなあー。この歌はほんっとに、もう……

私:歌詞も曲も歌もほんとにカンペキだし、なんかこの演奏もいいのよ。一番はピアノを際だたせて、二番になるともうちょっとどわどわーっと、寂寥感のある雰囲気になって……

つづいて、「決定版!ザ・ピーナッツ」にうつる。
『恋のバカンス』『ふりむかないで』『恋のフーガ』などノンストップ。

夫:おお、なんか一気に飲み屋って感じになっちゃったなあー。こりゃ焼酎だな。

私:場末って感じでいいよね。なんかさー、この人たちって、人造人間みたいというか……驚異的じゃない?このユニゾン、このハモり。人間技じゃないような。

夫:もうね、“芸”なんだよな、“歌”というより。芸を見せてる、と。

私:そうそう!見せ物小屋とかサーカステントとかの雰囲気で……その中でモノスゴイ高度なことがおこなわれているのに、あくまで見せ物だと……だから“芸能人”なんだね。
山下達郎がザ・ピーナッツのことを「一発録りの時代、あの歌唱は驚異だ」って言ってたね。

こんなしゃべりをしながらちんたらちんたら飲んでいたら、すぐ夜中になってしまう。

by apakaba | 2007-02-14 15:02 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(12)
Commented by キョヤジ at 2007-02-14 15:10 x
随分楽しそうだなぁ。
「スナックまき」だったんだな、やっぱり。(笑)
Commented by apakaba at 2007-02-14 15:25
リアルでもちんたら飲んで、ネットでも親父の相手。
Commented by K国 at 2007-02-14 17:19 x
私らの年代はザ。ピーナツ派かこまどり姉妹派かでした。
ポップスか演歌かでしょう、当時の演歌歌手は脂ぎったドギツイ連中が多くて、テレビも殆ど占められてた。そんな中でザ。ピーナツ
の歌にはときめいた、バツグンのハーモニー、ジュリーが片方嫁さんにしたから終わってしまったけど、レコード持ってました。

Commented by apakaba at 2007-02-14 18:18
「決定版!ザ・ピーナッツ」を聴いたら、もうフルエますよ。
ためい〜きがでーちゃあう〜〜。(恋のバカンス)
Commented by Amano at 2007-02-14 23:04 x
お久です。

70年代になると喰いつかないと・・・(^'^)
ジュリーの曲はちょっと振られたらすぐ歌が出て
きますね~~。
ああいう大人の色気を持った歌手は最近あまり
みないな~~。
大人の男が少なくなったのか??
Commented by ogawa at 2007-02-14 23:08 x
だめだなぁ~
引きずられるよ、今日のブログ。
最近のキリンのCMもチューリップの次はYMOだものな。
やっぱる70年代は・・すごい。
Commented by apakaba at 2007-02-14 23:28
あれー同級生が並んで、めずらし。
Amanoさん、お見限り。もっと来てくださいよ。んー、スナックまきになってるなあ。
彼が凄いのは、デビュー曲などまだ20代前半くらいだというのに、すでに色気たっぷりなところなのです。
どうしちゃったんだろう、やはり常人の域ではないんでしょうよ。
もうなんつーか、それまでの半生が。

ogawaさん、あのカッコイイ財津和夫氏もそろそろ還暦ですからねー。
でもサディスティックミカバンドの木村カエラ投入は、ちょっとなぁ……
Commented by kaneniwa at 2007-02-15 10:22
ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」は、おそらく
ロシアでいちばん有名な日本のメロディでしょうね。

BYマーヒー
Commented by Kay at 2007-02-15 12:36 x
私も、「決定版!ザ・ピーナッツ」持ってますよ。ほんと、これがかかると(かけるのは私ですが)大声ではもってしまう。K国さん同様、私たちの年代はザ・ピーナッツかこまどり姉妹でしたね。私はどうもあのころ演歌はだめだったのでピーナッツでしたね。シャボン玉ホリデー、彼女たちなしでは成り立たなかったのでは。男の色気というのでは私は布施明ですね。オリビア・ハッセーと結婚したときには折りビアになんて彼のよさなんてわかるものかと思ったものです。あのジュリーだザ・ピーナッツのお姉さんと結婚していたって知ってる人少ないかも。
Commented by apakaba at 2007-02-15 15:46
マーヒーさん、このネタに来てくれないかなーっと思っていたのです。
実は夫にマーヒーさんの話をしました。
いや、してない。貴ブログに出ていた美空ひばりの話をしたんだ。
「真っ赤な太陽」をかけていたので、「なんでも、ジャズのアルバムが凄いらしい、買って」とねだってみましたの。
「恋のバカンス」ってロシアで有名なんですか。それは知らなかったな。

Kayさん、布施明はマイク通すのがもったいないんじゃない?!ってくらいに歌がうまいし声量たっぷりでステキですね。
夫は「そっとおやすみ」を買っていました(歌謡曲がいっぱい!)
Commented by kaneniwa at 2007-02-16 01:57
ロシアでは「恋のバカンス」、いろんな人にカバーされて
大ヒットもしているみたいですね。
何となく、ロシア民謡的な郷愁を感じるメロディであるのかも
しれませんね。

郷愁といえば、石原裕次郎の『ノスタルジア』というJAZZアルバム
もスゴイです。1974年ロサンゼルス録音で、バックバンドはアメリカ人の一流ばかりです。

美空ひばりのJAZZは、ホントにスゴイんですよ。
ブログで紹介させてもらった4曲(5曲でしたっけ?)
だけでもいいので何とか聴いていただきたいです。

もっと言うと、マーヒーも以前ちょこっとピアノを弾いていた、
浅草の雷門の目の前にあるビル(1Fはアイスクリーム屋)
のなかの「うさぎ」というJAZZバーで、
閉店後にマスターが好きでかけてくれた秘蔵版の
エノケン(喜劇役者)のJAZZはマジやばいっす。
もう10年以上耳から離れません。

BYマーヒー
Commented by apakaba at 2007-02-16 08:10
マーヒーさん、浅草でピアノを弾いていたとは。
いろんなことをなさっているのですね。ふふふ。
私も浅草のジャズバーには行ったことありますが、演奏している人たちがほんとに楽しそうで、和気藹々としていました。
おじさんがたが普段着そのままで……
一見さんだったけど飲みながら合間に拍手して、楽しかったですね。
マーヒーさんの音楽の含蓄は、ご自身が楽器をやっていたからだったのですか。
ジャズもボブマもヘヴィーメタルもなんでも話が通じるので、「うぬぬ、ヤルな」と思っていたのですよ!


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