2004年 12月 27日

内回り・外回り

朝から3人の職人さんが入って、廊下・階段部分の壁紙を全部張り替えた。
大掃除を前にして、もう大掃除が済んだかのようにすがすがしくなった!

中古の家を買ったので、3年半前に入居してから、ちょこちょこいろんなところを直している。
越してくる前のリフォームから、すべて同じ会社に頼んでいる。
当随筆欄『トイレ改装工事、AとBの差』でも書いたとおり、いつも頼んでいるところが信頼の置ける会社なので、他のところに頼もうという気がしない。

今回は、階段の手すりも、ついでに替えた。
うちの階段は右に2回折れている回り階段で、右側の二カ所に、古びた手すりがついていた。
壁紙込みで見積もりを取ると、ふたつの見積書を持ってきた。
金額が8万円もちがう。

「これは手すりの金額の差なのです。」
と言う。
リフォーム会社の男性の説明によれば、本来、手すりというのは、足下の安全のためには広くなっている側に取りつけるべきものである。
うちのような右回りの階段なら左側につけるはずなのだが、うちにはなぜかせまくなっている(いわゆるインコース側である)右側に設置してあるから、好ましい状態とはいえない。
左側に、ジョイントをつけながらぐるりと手すりを渡していくと、この金額になるのです……彼の説明はまったくもってごもっともだった。
ここの社員はみんなかならず正論を言うのである。

しかし8万円の差は大きいなー。
いままで、右側の手すりでべつに不自由なくやってきたしな。
「あのー、やっぱりいいです、安い方ので。右側のままで。」
もしも、これが何年か前あるいは何年かあとだったら、正論どおりに左側に思い切って付け替えていただろう。
でも、いまの我が家にはよたよた歩きの小さい子供も、よたよた歩きの老人もいない。
今が一番、手すりを必要としない人間が揃っている時代である。
だから安い方に決めてしまった。

それにしても、回り階段の手すりの基本はアウトコースって、知ってましたか?
言われればたしかにごもっともだけど、私はこれまで一度も意識したことがなかったぞ。
プロの言うことって、おもしろいなー。

by apakaba | 2004-12-27 23:53 | 生活の話題 | Comments(0)


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