あぱかば・ブログ篇

apakaba.exblog.jp
ブログトップ
2004年 12月 15日

学力低下、こんな現状

子供の学力低下について、すこし前に、随筆欄で書いた。
今朝のラジオでもゆとり教育見直しについてのニュースをやっていた。

今日、次男の「アキタコマチ」から期末テストの答案用紙や、二学期中にやった調べ学習の提出物をまとめて渡された。
テストの点数欄で、真っ先に目が留まった。
点数が、書いてない。
どこにも書いていない。
かわりにポケモンのハンコが押してある。
ポケモンのなんだか名前の知らないキャラクターがOK!と言っている。
なんだこれは、なにがOKなんだ?

よく聞いてみると、全問正解の場合は100点と書かずにやはりポケモンのハンコで「パーフェクト!」と押され、誤答があった場合は空欄のままで返却され、間違いを直すとそこで「OK!」のハンコが押されて終わるのだという。
つまり最後まで、自分がそのテストで何点とったのか、わからないまま。
そんなことが行われていたのか!
幼稚園かよ!
二学期末のいままで、我が子のテストの答案用紙をちゃんと見てこなかったということがばれてしまったけど、いやびっくりしたよ!

それから、体のしくみや機能を調べるプリントでは、「アキタコマチ」は痰のことを書いていたのだが、これまた花丸の連発。
体についての体験を書く欄に、
『たんが出た。こん中に微生物やほこりが入ってるだな〜と思った。』
とある……ワタシが担任だったら絶対にゆるさない……“こん中”だとぅ〜〜〜?
人に読ませる正式な文章か?
なんてアホタレなんだと次男にがっかりするとともに、先生、“ん”のところを“の”と書かなければいけないことを、添削してくれないのか?と失望した。
“こん中”の欄にも、もちろん花丸だとも。

ゆるいよ……ゆるすぎる。ぬるすぎる。
これを読んで、“まあ、いいじゃないの”と思う人もたくさんいると思う。
でも、子供ってそうではないのだ。
大人が“まあ、いいじゃないの”と思っていると、かならず子供も“まあ、いいじゃないの”と言うようになっていく。
私のやっている教室でも、計算式のイコールがすべて抜けていたり、句読点が抜けていたりする子供がいる。
「まあいいじゃないの。答えは合ってるんだからいいでしょ。いちいちめんどくさいよ。」
と彼らは言う。
そこで情にほだされて「そうだね。今回だけマルにしてあげるヨ」
なんてやったら絶対にだめ。
そもそもイコールとはなんなのか、イコールという記号がなければ式として成り立ち得ない、ということから解説する。
まだ素直な子供のうちに根気よく説明してやらないと、どんどん世の中をなめきった子になっていく。
そして、取り返しのつかない少年・青年・職場で働く大人になっていく。
いるでしょそういう同僚や部下……“まあ、いいじゃないの”って態度に出ている人。

by apakaba | 2004-12-15 00:01 | 子供 | Comments(0)


<< 入浴中には      当選!! >>