人気ブログランキング | 話題のタグを見る

あぱかば・ブログ篇

apakaba.exblog.jp
ブログトップ
2004年 12月 04日

大学時代の友達はいまでも“女の子”というのか?

今夜はきりたんぽ鍋。
きりたんぽ鍋にすると、ヒロセ君を思い出す。

大学時代に一番仲の良かった友人が、朝日新聞秋田支局に転勤になったので、泊まりがけで遊びに行った。
インド方面を1年ばかり放浪したあとで、無職だったヒロセ君も、ヒマに任せて合流した。
私は次男を妊娠中だったから、10年以上前か。

朝日の彼女の家で、きりたんぽ鍋をつつきながら、なにをしゃべっていたかもう忘れた。
ヒロセ君が私たちのことを“女の子”と言っていたことだけを、いやにはっきり覚えている。
イタトマでかぼちゃのプリンを買って、3人で食べたとき、私たちがぺろぺろっと平らげるのを見て、ヒロセ君は
「女の子って、甘いモノ食べるの速いよなあ。俺なんかこの量でもかなりもてあましてるのに。」
と呆れて言った。
大学生のつづきの気分でそういう言い方が出たのだろう。
当時は“女の子”と呼ばれてもとくになにも感じなかったが、いまではかなりの違和感があるだろう。

もう何年も会っていないけれど、ヒロセ君はこんど会ったときにも“女の子”と言うのかなあ。
そうそう、ヒロセ君はこういう私の記憶力のよさを、かねてから嫌がっていたな。
「君はなんでそうつまらないことをよく覚えてるんだい。君の前ではうかつなことを言えない。」
私は好きな人のことはよく覚えているのさ。
ヒロセ君のほうからは年に一回、年賀状しか音信をくれないけれど、ヒロセ君は私のことをこのサイトでよく見ているらしい。
たまには遊びに来なよ。
子供もみんな大きくなったよ。
夫はすっかり長髪になったよ。
君が来るなら、またきりたんぽ鍋にしてもいいぞ。

by apakaba | 2004-12-04 00:14 | 思い出話 | Comments(0)


<< 暖冬      コンプレックスを抱え >>