人気ブログランキング | 話題のタグを見る

あぱかば・ブログ篇

apakaba.exblog.jp
ブログトップ
2004年 11月 05日

子育て、スランプ

子育てにもスランプって、あるのかなあ。

3人の子供の中で、私を一番真剣に怒らせるのは長男だ。
一番上の子供は、そういうものだと思う。

長男「ササニシキ」は、ここのところ、私に怒られるとすぐに泣いてしまう。
中学生にもなって泣くなんて、と思われるかもしれないけれど、本当に、怒られるたびに泣くのだ。

オレとおかーさんが、仲よくやれていない……ということが、言いようもなく悲しくなってしまうらしい。
怒られるようなことをするからいけないのだけれど、思春期直前の男の子には、いつも怒っているお母さんを見ると、まずは落ちこむだけのようなのである。

泣きながら言うには、
兄弟の中で、オレ一人がおかーさんを怒らせる。
オレはいつも怒られてばっかり。
オレだけがかわいいと思われていない。
オレには生まれてきた価値がないのか。
……、どんどん深みにはまっていってしまう。

そのたびに、1時間は時間をとって、生まれてきた子供は親にとって等しくかわいいということ、親はなによりも、子供に幸せな人生を歩いていってほしいと祈っていること、そのためなら自分の何を差し出してもまったく痛くもないと思っていること、怒るのは憎いからではなく、立派な大人になってほしいからなのだということ、などを、感情的にならないように、なるべく淡々と聞かせる。
そういう、私の心情を聞くと、さらに泣く。
怒られていたときよりも、安心したように、堰を切ったように泣く。
それを見ていると私も泣きたいときがあるが決して泣かない。
泣きたいときに泣ける子供時代を羨ましいと思う。

まだまだ、いい親じゃない……立派な親じゃない……一番上の子供に関しては、いつまでたってもスランプなのだ。
いつまで続くのかなあ。
思春期本番に入って、親と口をきかなくなったらそろそろ、終わるのかなあ。

by apakaba | 2004-11-05 00:55 | 子供 | Comments(0)


<< 旅の夢・夢の旅      香田さんの殺害場面に関して >>