あぱかば・ブログ篇

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2007年 02月 24日

育てたように……育ってきたのか

今日のogawaさんのブログには、次男のことが書かれていて、写真もたくさん載っている(こちら)。
私の知らない、たくさんの大人の方々に囲まれている息子の写真を見ていると、彼が5年生だったころの辛かった生活が自然と思い出されて、胸がいっぱいになった。

5年生になったとたん、胃腸の具合を崩して、やがて不登校になった(「アキタコマチ」の病気)。
入院してあらゆる検査をしたが、原因がつかめないまま、1学期をほとんど休んで家で過ごした。
近所の内科医に励まされたり(“不登校”でも“引きこもり”でもなく)しながらも、私もくじけそうになり、泣きそうになった(涙を止める方法)。
通知表は、授業に出ていないから成績がつけられず、成績欄に斜めの線が引いてあるばかり。
2005年4月から7月ごろの、拙ブログ日記を見返すと、当時の私は落ち込み、次男の悩みでいっぱいだ。
日によってふざけたことを書いていても、どこか暗い。
育てたように……という話を書いたあたりがつらさのピークで、この生活がいつまで続くんだろうと不安で仕方がなかった。

その夏、ふと思いついて大分のK国さんという私のネット友だちのお宅へ連れて行ってみた(大分に行った話)。
この子は、なまじ不憫がって手元に置いておくよりも、どんどん外へ連れ出して、他人の大人と交わっていくほうが、まっすぐ伸びるのではないだろうか。
小学生という子供の枠に埋没して競争しているより、世の中にはいろんなモデルとなる大人がいることを見せてやって、「勉強なんかできなくたって、君の前途は洋々なんだ」と自信を持たせてやったらどうだろう。
夏の終わり、大分への単身ホームステイで自信をつけて、2学期からはだいたいまともに登校できるようになった。

2年前にそんなことがあったから、カメラを構えて一人前の気分に浸っている「アキタコマチ」の姿を見ていると泣きそうになるのだ。

自分の子供を褒めるのも変だが、あの子には、大人にかわいがられる才能がある。
私にも夫にも、うちの他の子供たちにもない美徳だと思う。
いかにも子供っぽい無邪気なところと、向き合う大人の本質を見抜く目との両方を持っている子だ。
今回の一人旅では、ステイ先のogawaさんのご家庭をはじめ、おそらく本当にたくさんの方にお世話になったことだろう。
一人一人のことを存じ上げないため、お礼のしようがないのでここに書く。
子供につきあってくださり、どうもありがとうございました。
彼には、たくさんの大人の手で育てていってもらうのが合うんだろうな。
もう、不登校で苦しむことはないと思っている。
これからも、じゃんじゃん泊まりに行かせてください。みなさま。
小うるさいガキですが、相手してやってください。

by apakaba | 2007-02-24 22:47 | 子供 | Comments(14)
Commented by ogawa at 2007-02-24 23:23 x
たぶん、今日の話題は私が最初にコメント書いたほうが良いでしょう。

今日のアキタコマチくんは、ほんとに楽しそうでした。
それは、少年が本気で質問してくることに、大人がちゃんと回答
したことにあると思います。
そして、大人達は東京から一人で来た少年に対して、子供扱い
せずに、皆さん正面から対応していました。
それで大人の洒落で、彼のコーナーまで作ってしまいました。
明日、東京に返すけど、関西のREALのメンバーはアキタコマチ君
はもう仲間だから大歓迎だよ。

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REAL2【りある2】
インターネットフォトグラファーのリアルな作品展

http://sansyo.pupu.jp/real/

日時:2007年2月23,24,25日
      12時ー19時!
場所 :Gallery & Cafe 「風蝶庵」
  京都市 中京区 蛸薬師通 御幸町西入る 蛸屋町158
   (ケーキカフェ併設)
電話:075-212-4521
http://www.fuchoan.com/gallery.html

美人女将と、美味しいケーキがおまちしています。

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Commented by ぴよ at 2007-02-24 23:36 x
彼は本当に大人から(誰からも)愛される性格だと思うよ。
「子供なんだから」という枠に縛り付けずに外に出した眞紀さんの
英断は素晴らしいと思いますね。
結果的に今の天真爛漫で、尚且つきちんと大人の目を見て
自分の意見が言えるアキタコマチ君があるんですから。

誰もアキタコマチ君の相手を「してあげてる」なんて思ってないでしょ。
彼と話してると本当に楽しいよ。
彼と遊ばせてもらってるのは大人達の方。
ぴよなんて、むしろ彼の意見を聞いて勉強させてもらいましたネ(笑)
Commented by ラクダ夫より at 2007-02-25 08:38 x
すばらしい記事だ。感動するよ。
アキタコマチの成長ぶりとマキさんの心の中が見えて。
なんかいい小説をよんだような気分だ。

と、ラクダ夫がもうしております。
私も感動したわ〜。
のこラクダ携帯より
Commented by K国 at 2007-02-25 17:44 x
子供は10歳になると大人の脳ミソと変わらないと思っています。
小さい頃からの一通りの経験で、見る目も備わってきて、子ども扱いする大人を冷静に見るしたたかさも備わってくる。
子供であって子供じゃない、一人の人間として付き合ってあえるだけの知識も持ってます、ドンドン自立させて足りない分を補ってあげれば良い男になるでしょう。
Commented by sora at 2007-02-25 19:45 x
涙が出そうです。
いろいろご苦労されているのですね。
いろいろ乗り越えて、親も子も成長するのですね。
私は子供の頃、骨折3回、頭部強打による意識不明、突然の下半身不随・・
当時の親の気持ちを考えると胸が痛くなります。。
Commented by 那由他 at 2007-02-25 21:14 x
アキタコマチくんのそういう過去があって、現在があるんでしょうね。
それにしても、眞紀さんのお友達によって、道が開けたんですね。
それはとても幸運なことでしょう。

どんな家庭にも、その家庭での悩みや問題を抱えているのでしょう。
お父さん、お母さん、ご家族で、解決方法を探られたとこと思いますが、家庭の中だけでなく、家族以外の人との豊かな人間関係も大切なんだなと読ませてもらって思いました。
子育てでの問題は、ケース・バイ・ケースで、オールマイティの答えはありませんが、アキタコマチ君の場合、よい結果でよかったです。
Commented by apakaba at 2007-02-26 09:15
次男レス。
ogawaさん、このたびは本当にお世話になりました。
なにやら写真家集団の正式メンバーになったとかで……ほんとにみんなで育てていってるって感じですね。

ぴよさん、あいつは大人にも好かれるけど、小さい子や赤ちゃんの世話も大好きなの。近所のちびっ子も「おにいちゃーん」とくっついてきます。
ほんと不思議なヤツです。

ラクダ夫妻、彼には「勉強をさせる」ことをとりあえず小学生時代には完全に忘れることにしちゃったので、中学生になったらどうなることやら。
人からは愛されるけど、やはり心配はいつまでもつきものですわ。

いったん。
Commented by apakaba at 2007-02-26 09:28
次男つづき。
K国さん、子供っていうのは、親と親戚と学校の先生と、あとどれくらいの大人と、接するものなんでしょうね。
息子は、外で大人をじっと観察して、帰ってくると驚くほど事細かに解説します。漫然と見てないで、それがやたらと詳細なのですよ。

soraさん、どうもありがとうございます。
骨折、入院、そりゃーいくらでもやりましたよ。
うちは男の子ふたりいるのですが、男の子はだいたいいつでも骨折しているものだって感じ。交代で松葉杖ついてる勢いでした。
体の怪我は、「バカ!またかい!」と腹が立つだけなのですが、心がしょげている子供にはいたたまれないですね。
親になると、深い悲しみを知るなーと。もちろん、喜びもですが。

那由他さん、そう、外からはどんなに平和そうに見えるご家庭でも、それなりにつらいことってあるんでしょうね。外の人間が知らないだけで。
私も、出口が見えないように感じていたとき、自分が悪い母親だからいけないのだ、と責められるような気がして、なかなか外の人たちに話す勇気がありませんでしたね。
自分にも親としていけないところがあるということも、いっしょに引き受けなければ解決などできないのに。愚かでしたね。
Commented by Kay at 2007-02-26 11:13 x
一番親として気をつけなければならないのは、親の価値観を押し付けてはだめということ。でもこれがねー、難しいのです。だって親として今ある姿は自分の価値観以外の何物でもないんですから。子供をあるがままの姿で受け入れる、言うは易し行なうは難しです。いまだに出来ませんね。でもこのところ居直って、子供達に「自分を受け入れてくれというなら、親のあるがままも受け入れなさいよ、お互いに相手を受け入れようと努力しなければ、ハッピーにはなれないよ」と言ってます。成長すればこういうことが言えるけど、子供のときは難しかったですね。追い詰めてしまうとね。K国さんの「おいで」がタイムリーだったのですね。ラッキーでしたね。
Commented by apakaba at 2007-02-26 12:26
Kayさん、ありがとうございます。
K国さんはもちろん、息子の憧れの的ですよ。
憧れの存在、尊敬する大人がいっぱいいるんです。
「○○さん、かっこいいよね!」「○○さんもかっこいいよね!」とよく言っています。
親だけにできることは、限界がありますね。
赤ちゃんのころは私が面倒を見たけど、社会的存在となっていくってことですね。
Commented by K国 at 2007-02-26 16:30 x
普通は小学2,3年までが親を頼りにします、それから友達に変わり
働き出して大人と係わるのですが、商売人の子やバイトをしてると
早く大人に接する事になります、両刃の剣のように良い面も悪い面もありますが、早いに越した事は無い。
それだけ早く自分の目標が見つかります,それにチャレンジして違うと思えば又チャレンジすれば良い。早いほど何度でもやり直しがききます。短い人生楽しんだもの勝ち。
Commented by apakaba at 2007-02-27 09:17
ほんと、先行き楽しみな子供ですわ。
Commented by momo at 2007-03-01 18:40 x
ここの塾、とても面倒見が良くて、いいですよ。
http://www.lograr.net
Commented by apakaba at 2007-03-02 15:52
どなたか見当も付かない方からそう言われてもねえ……


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