あぱかば・ブログ篇

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2004年 05月 10日

「空海と高野山展」に行く

きのう、上野の東京国立博物館で開催中の「空海と高野山展」へ行ってきた。
密教の曼荼羅図や仏像をたっぷり見られて、眼福眼福。

書状の展示もたくさんあった。
平安貴族が、金箔や草木の模様入りの美しい紙を用いたり、紺地の紙に金色の字で写経をしたりしているのにくらべ、鎌倉時代の百姓たちが、生活の窮状をお上に訴えた手紙のつたないこと。
ほとんどがカタカナで、文章に知性もなく、それだけに胸を打つ書面だ。
肝心の空海(弘法さん)の書がひとつしかなかったので、字の鑑賞では、貴族と百姓の書いたものを較べたのが興味深かった。

“貴族趣味”って本当にあるんだな。
階級差というものも、1000年前に厳然としてあったのね。

by apakaba | 2004-05-10 09:50 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(0)


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