あぱかば・ブログ篇

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2004年 05月 16日

うらやましおもひ切時猫の恋

夜中の12時過ぎ、夫とともに布団に入ると、猫の叫び声が耳につく。
動物に詳しくない夫は、
「なんだよ、あれ?ケンカしてるのか?!ああ、うるせえな!寝られねえ!」
と文句を言っている。
「発情してるのよ。」
「うるさいうるさい!どうすりゃいいんだよ。」
「ちょっと追い払ったくらいじゃ、効かないよ。一番いいのは、水をぶっかけることだねえ。」
と言うと、
「よし、やってやる。」
と言って、本当に階段の途中にある窓から水をかけていた。

「ふぎゃああっ!?」
猫たちは、発情期の声とまったくちがった叫びを一声挙げて、逃げていったようだ。
うとうとしながら、闇の中で目をぱちくりさせている猫のことを思い浮かべる。

うらやましおもひ切時猫の恋
(うらやまし 思い切るとき 猫の恋  
——恋をしているときにはあれほど切なそうな声を出していた猫が、時を過ぎるとなにごともなかったかのように平気な顔をしている。人間は(自分は)ああさっぱりとはいかないもんだよな。——『猿蓑』より、越人作)


なーんて句があったな……芭蕉だっけ、芭蕉の弟子だっけ……あなた国語の先生でしょ、授業で教えないのぉ。
ふにゃふにゃ。

by apakaba | 2004-05-16 10:00 | 生活の話題 | Comments(0)


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