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あぱかば・ブログ篇

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2007年 06月 02日

ワイドショー、お笑い、見てた?見てる?

きのうの話を書くのに、ひさびさに父の生前のことを一生懸命思い出していたら、昔のテレビ番組のことも続々と思い出してきた。

父はよく「小川宏ショー」を見てから遅い出勤をしていた。
幼い私はワイドショーの先駆け的存在の人気番組もとくにおもしろいと思っていなかった。
単に、お父さんが出かける前に見ている番組だった。

牧伸二が司会をしていた「大正テレビ寄席」がもっといやだった。
父も母も毎週見ていて、笑っていたが、私は牧伸二の顔とか風貌がどうしても好きになれず、「あ〜あぁやんなっちゃった、あ〜あぁおどろいた」という歌も「なにが言いたいの?」と、ちっともよさを感じられなかった。
さらに、会場から参加者が舞台に上がってきて「ハチ公顔負け、チューケンポン」とやる勝ち抜きじゃんけんのコーナーなど、見るに堪えないと思っていた。
どうして大人はこういうのを見てゲラゲラ笑っているんだろう。
おもしろくないよ牧伸二。
でも父はお笑い番組を愛していた。

夫も平日が休みのときは、ワイドショーをハシゴして見ている。
とくに「奥様改造計画(プロにメイクしてもらい、服を見立ててもらって、野暮ったい主婦がきれいになる企画)」とか美容整形の特集などが好きで、果てしなく見ている。
「ぎゃははは!すんげえ変わった!別人!」
と手を叩いて笑う。
そしてお笑いが大好き。
今のお笑い番組は質が落ちたから見ていないが、一昔前までは本当によく見ていた。
テレビの前で転げ回って笑っていた。
なんだ、父と同じだよ。

うちは夫がチャンネル決定権を持っているので、私はつきあうしかないのだが、幼かったころよりはこういう番組が好きになっている。
牧伸二のウクレレも今では抵抗がない。
なんだろう、年のせいかな。
なんにも考えずにギャハギャハ笑って、時間を無駄〜〜〜に過ごすのが、だんだん好きになってきたのかな。

by apakaba | 2007-06-02 17:03 | 思い出話 | Comments(5)
Commented by Morikon at 2007-06-03 01:50 x
牧伸二の芸(なのか?)は言葉遊びっぽいからねぇ、
やっぱり子供には分かりづらい。
私も何が面白いのか当時はさっぱり理解できなかったし。

ウチのカミサンは「奥様改造計画」のダンナ版が好き。
平日の祝日とか代休の日は必ず見てるな。
で、「アンタもこれくらい頑張れば?」と言われるのが定番(笑)
Commented by apakaba at 2007-06-03 11:29
牧伸二は関東では絶大な人気だったけど関西ではぜんぜん受けなかったらしい。
不思議と年とってくると昔の芸人の偉大さがわかってくるんだよね。
奥様も海改造計画好きかー、やっぱ外で働いてストレスたまってるのかなあー?
しかしMorikonさんはいつも十分にかっこいいじゃないの。これ以上どうすりゃいいのよ。
世のダンナさんはもっとどうにもならないほど格好悪いジャン。
奥様だって毎日改造しようのないおじさんたちを見てるはずでしょ。
そう言ってやりなさい。
Commented by apakaba at 2007-06-03 11:30
海に行くのに革靴履いてくるし(いつまでも言う)
Commented by Morikon at 2007-06-03 23:35 x
あの靴、そんなにイタかったか?(苦笑)
ハイキング(←死語?)にアレだったらヤバイけど、
ビーサン持参なんだから許してチョンマゲ。
Commented by apakaba at 2007-06-04 07:50
イタくはなかったです。ステキーすぎました。
あれ、なにを言っても逆効果だぞ。
そうじゃなくて、意表をつかれて驚いただけ。
でももしもデートだったらワタシは辛いかな。
もしも自分がニューバランスのぼろいスニーカーで、相手が革靴だったら、一度家に帰って自分もいい靴にするか途中で靴を買いたくなるだろう。


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