あぱかば・ブログ篇

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2007年 06月 20日

二の腕の魔力

ビリーズ・ブートキャンプの紹介をしていたラジオのDJが言う(あ、ビリーズ・ブートキャンプ知らない?エクササイズの神様的存在らしい)。
「この季節、二の腕ですよね、注目すべきは。女性はねぇ。あー男性もですけど。あなたの二の腕、いかがですかぁ?」
「そうだねえ。」
と心で相づち。

どういう二の腕が好みですか。
私は、女性なら、手首みたいな、折れそうな二の腕ってあまり好きじゃない。
それならドカンと太い二の腕のほうが愛嬌があると思う。
理想は、細くも太くもなくて、うっすらと脂肪が乗っているような、硬いと柔らかいの中間くらいの肉質の二の腕が好きだ。
二の腕がいい形だと、全体に美しい女性という印象を受ける。

男だったら、やっぱりあまりガリガリは頼りがいがなさそう、かといって太ももみたいに太いのも嫌。あまりに腕が太い男って太りやすそうに見えるから。
すらっとまっすぐなよりも少しだけ筋肉がごつごつしているのがいい。
白人より、ネパール人とかインド人の、肉体労働者の筋肉の付き方が好き。
かの国で、真っ黒になって道路工事などをしている労働者を見ると「おぉー、いいねえその二の腕」と思う。

二の腕と聞いて連想するのは、『赤と黒』のレーナル夫人だ。
美貌の野心家である主人公ジュリヤン・ソレルは、レーナル夫人を見初めたとき、二の腕の美しさに瞠目する。
彼女に恋心を燃え立たせるとき、腕にキスした思い出を反芻する。
彼女の登場場面には、くり返し「ドレスからむき出しの腕が」という描写が出てくる。
今風に平たく言って“フェチ”ということになるのだろうが、初めて読んだ高校生のころ、つまらなくてつまらなくて投げ捨てたいくらいおもしろくなかった『赤と黒』の中で、この執拗な描写にだけは新鮮な驚きを覚えた。
当時の私は、男というものは、おしなべて女の“顔”それから“ムネ”少し降りていって“ウエスト”せいぜい“脚”くらいに注目するもんだと思いこんでいたから、この小説の中で語られる二の腕への執着は非常に新しい感覚として記憶に残ったのだった。

新しいと感じたのは自分が未熟者だったからで、『赤と黒』は19世紀の小説だ。
二の腕には、古来それだけ異性を惹きつける魅力があるのだ。

当時、
「夫人てさ。おばさんでしょ?おばさんの腕なんか見てどうして興奮するの、この人10代でしょ?」
と理解に苦しんだ。
しかしたしかにレーナル夫人を誘惑したジュリヤン・ソレルは10代だったが、レーナル夫人だって、子持ちとはいえ30歳くらいの若い人妻だった。
“夫人”という語感で、イコールおばさんと決めつけていた高校生の私は愚かだった。

この夏、挫折した『赤と黒』にもう一度挑戦してみようと思っている。
(少し痩せるように思う。二の腕はどんどん老化するのですよ。)

by apakaba | 2007-06-20 18:10 | ファッション | Comments(27)
Commented by K at 2007-06-21 12:13 x
二の腕、でドキッとしています。

ダンベル持って、朝の散歩に出かけてます。はい。
Commented by 満腹ボクサー at 2007-06-21 12:14 x
>当時の私は、男というものは、おしなべて女の“顔”それから“ムネ”少し降りていって“ウエスト”せいぜい“脚”くらいに注目するもんだと思いこんでいた

なんだか、おれが呼ばれてるような話題だな。
脚は、「せいぜい」かよ。

二の腕に注目するのって、その当時はミニスカートなんかはいて脚をむき出しにすることや、日本人のように下駄や草履をはいて素足を見せることもなかったから、二の腕がそれだけ価値を持っていたんじゃないかな?
脚を見せるのが普通になるとともに、二の腕の価値も相対的に下がっていったんじゃないのかな?
Commented by Morikon at 2007-06-21 13:16 x
二の腕に魅かれた経験は未だないなぁ。
つーことは未熟者か(笑)
最近「いいケツしてるなぁ・・・」というヤツの気持ちが、
少し分かってきた。

二の腕は割と簡単に鍛えられるよん、ダンベルがイイんでは?
Commented by キョヤジ at 2007-06-21 15:23 x
二の腕なんぞどうでも良いわい・・・いや、どうでも良くない。
てれんてれんたぷたぷな二の腕は嫌だな。
なにか悪いものを見てしまった気にさせられるもんな。
かといって、キレイな二の腕だったとしても、トキメクことはない。
どうしても目は胸やケツを追って・・・(略)
Commented by ぴよ at 2007-06-21 15:39 x
ぷにぷにー!ぷにぷにー!
女の子の二の腕は「ぷにぷに」なのが一番可愛い~!!
でもどかんと太いのは・・・うーん。微妙~
女の子でもガッチリカチカチに太い二の腕の子、いるじゃん?
アレはちょっと違うんだなぁ。
白くて「ぷにぷに」なんだよ。うん。ぷにぷにだ♪←しつこい

赤と黒って・・・確か学生時代に読んでて、途中で放り投げたヤツだ(苦笑)
Commented by apakaba at 2007-06-21 16:00
二の腕レス。
Kさん、というのはKayさんなのだろうか……ダンベル持って朝の散歩をするのはきっとKayさんだと思う。
読書してイメトレじゃだめですね、実際に体を動かさなければ。

満腹ボクサーさん、ナルホド、ナルホド、古来価値を持っていたんじゃなくて、相対的な価値だったのか。
あなたの書き込みで初めてうなずいたよ(なんですとう?)
露出する部分が少ないほど、注目する場所が限られるものね。
よく、女ものでタートルネックで体をびしっと覆っていてノースリーブという服があるじゃない。あれって二の腕に絶対注目が集まるし、よほど二の腕に自信がなければ着ない服だよなー。
それかなんにも考えてないかどっちか。

いったん
Commented by apakaba at 2007-06-21 16:08
二の腕つづき。
Morikonさん、そうあなたは未熟者だ。
ある友人(男)にいわせると、男の視線は年をとるにつれ徐々に下がっていくらしい。
若いころはだれでも女の顔に注目、それからムネ、ウエスト、ケツ、脚と下がって足首まで行ってしまうとあとはどうなるのでしょう……と。

最近はストレッチ素材でヒップラインがばっちり出るパンツが主流になっているから、いいケツとダメなケツの区別もつけやすいわけだ。
ダンベルやりますわ。
Morikonさんの腕も触らせてもらったことだし(いつどこででしょう……)

キョヤジさん、そんなわけであなたも未熟者ってわけなのよ。
てかムネとケツではシロートじゃん。シロートってなによ。玄人は二の腕なのか?

またいったん
Commented by apakaba at 2007-06-21 16:20
二の腕さらにつづき。
ぴよさん、そうなの。硬いのは成長期にむちゃくちゃスポーツやっちゃうとなってしまうよね。ふつうは贅肉の溜まり場だもんなあ。
私の二の腕は白くてぷにぷにです。うふふ。
でもボケボケしてるとすぐブヨブヨに変わるんだろうな。

『赤と黒』って私の友だちでおもしろかったと言っている人に出会ったことがない。
どうしたんだ赤と黒。ほんとは名作じゃないんじゃない?
でも、きのうこれ書いてから本屋に走って、ばーっと立ち読みしてきちゃったんだわ。記述に誤りがないかどうか。
そしたら昔よりは、おもしろく感じた。
とくに、フランスを旅行してから読むと言いたいことがちょっとわかったような。
Commented by はなまち at 2007-06-21 16:58 x
J'ai lu le Rouge et le Noir.
J'ai apprecie tres beaucoup.
おもしろかったが。
Commented by apakaba at 2007-06-21 17:36
トシいってから読んだからとか?むむ?
Commented by apakaba at 2007-06-21 17:46
とれぼくぅ?
Commented by キョヤジ at 2007-06-21 20:34 x
胸とケツはシロウトか?
そこを見るのはオスとしての本能が命じるのよ。
たくさんチチが出せるのか、安産でポロポロ産めるのかってね。

ん?ワシって動物?(けだものかも(笑))
Commented by apakaba at 2007-06-21 20:39
だからー。
バストのサイズと乳の出の良さはまっっっっっったく無関係なんだってば!
だからシロートなのよ!!
ケツだって同じ。
私のお尻だってそんな張ってないでしょ。でも超安産なんだから。
Commented by 満腹ボクサー at 2007-06-21 21:32 x
何を言ってるんだね、君たちは?
女の魅力といえば、笑顔と瞳に決まってるでしょう。

ははは、我輩もこの年になって、ようやく大人になりました。
二十のころは、ホンマにアホでした。
Commented by apakaba at 2007-06-21 21:34
ああっ、まともな人間になっている……ッ!
女のムネと脚なら脚をねぶりまわしたいとか言っていたのに(授業の発表で)
Commented by はなまち at 2007-06-21 23:54 x
>とれぼくぅ?
与太郎さんの解説を待とう。
特殊文字は文字化けの原因となるから排除。
なんにも難しいこと書いてないよ。
Commented by apakaba at 2007-06-22 07:38
与太郎さんが、ココに気づいてくれるかどうか……私はフレンチは食べる以外お手上げですので。
Commented by はなまち at 2007-06-22 11:12 x
単に過去型だけなんですが・・・・
昔、赤と黒読んだ。
大変おもしろかった。
それだけなんですが。
Commented by apakaba at 2007-06-22 13:05
読めない人間には読めないのですよ。
何語であろうと、簡単な文であろうと。
Commented by はなまち at 2007-06-22 14:09 x
いっぱいできると思っていましたが・・・・
Commented by apakaba at 2007-06-22 14:45
いろんなシーンで見かけ倒しなのよ……あんなシーンやこんなシーンで
Commented by Kay at 2007-06-22 16:49 x
ははは、なんか面白い展開になってますね。
朝の散歩に片手500gのダンベル持って出かけました。結構効きますよ。たかが500gでも負荷は結構かかるみたいで一時間歩くと普段の倍ぐらいの運動した気がしました。このぐらいのサイズなら本当に手に握っている感じなので目立たないし、いいですね。当分がんばります。クルーズのつけを今必死で払ってます。はい。
Commented by apakaba at 2007-06-22 16:52
はなまちさんのお相手は知力を使いますわ。
Kayさん、助けてください。

片手500グラムではとっても軽く感じますが、私も重いものってぜんぜん持たないものなあ。
買い物も毎日山のようにするけど、カートに入れて、車に積んで……だけですから。
Commented by はなまち at 2007-06-22 23:52 x
なんか三谷さんは、ヒンディー語、ウルドゥ語、アラビア語、フランス語、
ヘブライ語、ロシア語、それから英語と北京語ができると思っていましたが・・・・・
Commented by apakaba at 2007-06-23 07:16
しゃべれても、読めないというよくあるパターンですね。
いっしょに読む勉強もすれば理想的なのでしょうけど。
Commented by はなまち at 2007-06-23 11:58 x
では、やりましょう。
どんなにゆっくりでも20年かかればちょっとはわかるようになるでしょうし。
Commented by apakaba at 2007-06-24 12:23
かなり日本語が堪能な外国人でも、日本語の読み書きはさっぱりダメという人は多いですね。
ちょっとしたコミュニケーションを耳と口でとるのとは、頭のちがう場所を酷使するんですかね。


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