2004年 01月 02日

「人体の不思議展」

きのう、家族で「人体の不思議展」へ行ってきた。
展示されている標本はすべてほんものである。
「プラストミック標本」という新技術のもので、実物の人体解剖標本を見ることができる。そればかりか、触ることもできるのだ。
東京での展示は、大好評につき会期を2月1日まで延長している。
きのうも大混雑であった。

……で、どうだったかというと、……お食事中の方ごめんなさい、ワタシ吐きそうになってしまいました。
新技術は本当にすばらしい。
科学ってすばらしい。
でもね、公式サイトの『展示内容』に出ているものより、もっとたくさんのもっといろんな人体標本があってね、いくらなんのにおいもしないとわかっていても、やはり見ているうちに、ウッとこみ上げたりしてしまうよ。
会場にいるみんな、よくそんなに顔を近づけて、手で肉を触ったりできるなーと感心してしまった(しかし私以外の家族も全員平気で触っていた)。
私は医者にはなれないなー。

おととい、夫の親戚の新年会に行ってきた。
夫の家は、代々医者(産婦人科)の家系で、夫のいとこ二人が四代目にあたる。
私が嫁に来た当時、この二人はまだかわいらしい高校生だったのに、いまや日に6コの手術をやってきたとか、一日おきに当直だ、などと言ってバリバリ働いている。
医者って凄いなあ。
人体を、心頭滅却、モノとして見て扱うことができるんだから。
私には、まぁ頭脳もないんだけど、頭脳があったとしても、無理だわ。
だって人体標本を見ながら、どうしても
「この人たちは、誰だったんだろう。」
「献体を希望し、献体に同意した家族は、この展示を見るだろうか。」
などという方向に、想像を向かわせてしまうから。
頭脳のよさに加えて、適性をとっても問われる仕事なのだな。
いやーものすごい展示だった。
肝硬変になった肝臓も、参考になりました。
あの肝臓を忘れないようにします。

全体標本の肺がどれも真っ黒だったのも印象に残ったな。
ゥゥ、詳しく思い出すとまた吐きそうになる……。

by apakaba | 2004-01-02 19:48 | 生活の話題 | Comments(0)


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