2004年 01月 26日

写真は、撮る人が写ってるらしい。

「写真…て……、その人なんだよ。撮る人が、写真に写ってるんだよ。」

先週末、写真の好きなかたを中心とするサイトのオフ会に、参加させてもらった。
私は写真を撮る人間ではないので、申し訳ない気持ちだったが、初対面の人に会うのが好きだし、酒宴ならどこでも出張しまっせという気概だけはあるので、行ってみたのである。

お知り合いになったのをきっかけに、彼らのサイトを訪問すると、当然ながら写真がどっさりアップしてある。
幾人もの人が撮った作品を眺めていくうち、あるプロカメラマンの友人から聞いた言葉を、数年ぶりに今日、ふと思い出した。

自分中心な性格の彼に似つかわしいセリフだと、そのときは感じた。
“オレがオレが”じゃないと、生き残れない世界でもあるもの。
写真のギョーカイなんて。
我を張ることが、生き残ること。でしょ。
彼の写真をたいして見もせずに、そう思ってきた。
でも、今日、いろんな趣味の写真サイトを次々と渡り歩いてみると、
「たしかに、そうなんだ」
だんだんと確信してきたのである。

“オレがオレが”じゃない。
むしろ、にじみ出る…ようなものなのかも。
写真で食うとかいう切迫感とは無縁の人たちの撮る写真は、プロよりさらに、意識の外で「その人」を写していくもの。かな。

ま、わかんないんですけどね。
写真のよさを“言葉”で再構築、浅ましいわねアタシって。

by apakaba | 2004-01-26 22:12 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(0)


<< キヨシローは小市民の不条理を歌...      銀座アップルストア >>