あぱかば・ブログ篇

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2007年 06月 27日

鼻血を止める治療へ

鼻血という記事をおととい書いたら、皆さんにご心配をかけてしまった。
どうもすみません。
そんな、深刻な病気じゃないんです。
ただ、血管が痛んでいるから、その場所から鼻血が出やすくなっているだけなんですよ。

今日、大学病院へ行ってきた。
以前にかかったときと同じ先生、ああやだな。
この先生は説明をあんまりしてくれないのだ。

「鼻血が出て困っているんです……」
とか漠然と言うと、どうせ見当違いの検査をどっさりされてしまうに決まっている。
以前かかったときも、犬に噛まれた怪我のせいでリンパ腺が腫れた、と自分でわかっているのに、「結核かもしれない」とかいって胸部レントゲン撮られたし。
尿検査や血液検査も全部されて、「だから犬のばいきんだって言ってるのにー」と心の中で文句たらたらだった。

なので、今日は先手を打って、
「小さいころから鼻血が出やすくて、左の鼻の奥が曲がっています。そのために曲がった部分が傷つきやすく、鼻血を繰り返しています。鼻炎なので近所の耳鼻科にかよっていますが、レーザーで血管を焼く手術をしたらどうか、ということで紹介状をいただいてきました。」
とどんどん説明した。

すると
「ははーん、そうですかー。ではレーザーで手術やりましょうか。」
と、即座に決まってしまった。
これをやって完璧に止まるというわけではないですが、ましになりますよ、とのこと。

先生はピンセットを持った。
手順の説明をまるでしないまま、手術は始まるらしい。
たいしたことではないだろうとは見当が付いているが、それでもどんな方法でどんな器具を使って行うのか、なにも話してくれないのでは不安になる。
一片の濡れたガーゼを、シャーレから取り出してピンセットで丸め始める。
なんですかあれは。
あれをどうするんですか。
まさか、やめて、そんなに大きいモノは……入らない入らない!
黙って鼻の穴にぎゅうぎゅうっと押し込んでいく。
押し込み始めてから説明を始める。遅いというのに。
「これは麻酔をしみこませたガーゼです。これを入れっぱなしにして、麻酔が効いてくるまで20分くらい、外でお待ちください。……うーん、なかなか入らない。穴が、小さいなあ……」
私はとにかく穴が小さいんだよ、体の。
耳の穴も小さくて耳鼻科で呆れられるし、食道も細くて、胃カメラの名医でも「こんなに食道が小さいと入らない!こんなに苦労したことはない!」とお手上げだった。
まあ単に体が小さいからなんだけど。

バカ面で呆然と20分の時を過ごす。
顔の左半面がぼわーんとしてきた。

再び診察室に入ると、またも黙ってビニール製の長いよだれかけのようなものをかけられる。
今まで診てもらった医者で、いいなと思った人は、必ずなにかを始める前には、どんなに簡単なことでも、あらかじめしっかりと説明をしてくれた。
やだなあもう。
でももう今から「どんな感じで手術するんでしょう?」とか尋ねるのも馬鹿らしいし、顔半分がぼわーんとしているので、しゃべりたくなくなった。
よだれかけ風は、万が一、血がたくさん出るといけないかららしい。

熱した極細の火箸とでもいったらいいのか、先端が針のようにとがったピンセット状のものを、鼻に突っ込まれた。
痛くはないが、焦げくさい。
私の鼻の皮膚とか鼻毛とかが焼かれているのね。
こういうおそろしい器具を挿入するにはやはり不安を除く一言があってもいいのではないのか。
「これからこういうものを入れます。熱くなっていますから、動かないでくださいね、痛くないと思いますがもしも痛かったら言ってください。」
とかさ。
でも黙ってやるのである。

一瞬で終わるのかと思っていたのに、意外と何度も何度も突っ込む。
もう、いいんじゃないですか……こんがり、焼けているんじゃないですか……時間が長いと、余計なことを考えてしまう。
今、鼻の中がどんな状態になっているのかなあとか。

真横に倒れている親知らずを抜く手術を思い出した。
あのときの先生は、名医だったなあ。
事前の説明はばっちりとして、手術中は、患者が不安になるような言葉はいっさい言わないで、「大丈夫ですよー、あと、もう少し、もう少しがんばろう」とか言ってくれて。
私も、今、口の中がどんなおそろしい状況なのか(真横に倒れた親知らずを抜くのは、とても大変なのだ)具体的に想像することはやめて、一生懸命関係のないことを考えようとしていた。

あの人は今なにしてるかなあ。
あの人はどうしているかなあ。
私のブログとか、読んだかなあ。
あの人は今ごろ、お昼ごはんかなあ。
とか、いろんな友だちのことなどを次々に考えていた。

「まあ、こんなもんでしょう。血管の集まっている部分を、焼いておきました。」
今度は、痛み止めをしみこませた、小さい脱脂綿を入れられた。
自然に溶けてなくなるので、入れっぱなしにしておいてくださいとのこと。
これがものすごくうっとうしい。
なかなかなくなってくれない。
もう入れてから3時間くらい経つのだが、なくなる気配がない。
鼻炎はあいかわらず続いているので、鼻水もかなり出ているのだが、鼻をかんだらすっぽ抜けるだろうから鼻もかめず、さらにうっとうしい。
しかも麻酔が切れてきたので、鼻が痛いよ。

イマイチなお医者さんにイマイチな気分、だったが、あと数時間するといい気分になるかしら。

by apakaba | 2007-06-27 15:57 | 健康・病気 | Comments(20)
Commented by Kay at 2007-06-27 16:32 x
よかった、なんとか無事に済んで。レーザーで焼き付けたのでしょう。かさぶたというか、そういうものが無くなるまで少しかかりますが、後は楽になると思いますよ。お大事に。
Commented by apakaba at 2007-06-27 17:09
Kayさん、どうもご心配おかけしました。
鼻に詰めた溶ける脱脂綿は、ついさっきまで我慢していましたがあまりにも溶けないしうっとうしくてなにも手に付かないので、ついに抜いてしまいました。
意外と、大きいです。
このままだったら丸一日くらい残っていそう。無理だわ。

かさぶたなんてできるのかなあ。
鼻炎で絶えず鼻水が出ているので、人こそしらね渇く間もなしって感じなのですが(うむむむ?)
Commented by 那由他 at 2007-06-27 17:37 x
お疲れ様でした。
後は回復するのを待つばかりですね。

我が袖は 潮干に見えぬ 沖の石の. 人こそ知らね 乾く間もなし ・・でしたっけ?
「我が鼻は 脱脂綿 詰めて 痛みけり 人こそ知らね 乾く間もなし 」
・・なんちゃって。
即興で作ったら、変な替え歌で失礼しました。<(_ _)>

お大事にしてください。
Commented by のこのこ at 2007-06-27 19:39 x
それで、その後どうですか? 気分も痛みもちょっとはましになりました?
Commented by apakaba at 2007-06-27 19:40
那由他さん、ご心配おかけしました。
今、痛いのとむずがゆいような感じと、鼻水に苦しんでいます。

替え歌までわざわざ……むむ、感無量です(本当でしょうか)
Commented by apakaba at 2007-06-27 19:40
のこのこさん、気分は下がってます。
痛いです。
顔半分が、麻酔の切れていくときのむずがゆい感覚でキモチワルイです。
Commented by Morikon at 2007-06-27 21:45 x
オペ、成功したようで何より。
今後は快適な「鼻ライフ」になるとイイですねー。
Commented by apakaba at 2007-06-27 21:49
ありがとうございます。
鼻炎が治るわけじゃないけど、鼻血だけでも止まるとましかな。
Commented by たまんちゅ at 2007-06-27 23:06 x
大丈夫ですか?
私も7,8年前(遠い昔だ)鼻血がとまらなくって眞紀さんと同じく、花のじゃなくて、鼻の血管焼いてもらいました。
でも麻酔はしてもらった覚えがないんです。。。
とにかく鼻の穴に細い管みたいなんを通され、先生が足でレバーを踏むとビームがビリビリっときたのを覚えています。
先生の足元を見るたびにびくついてました。
とにかく安静にして、早くよくなると良いですね。
お大事に。
Commented by apakaba at 2007-06-27 23:13
たまんちゅさんありがとうございます!
麻酔なしって……そんなぁ。
ワイルドな先生だなあ。
それだと相当痛かったことでしょう。
麻酔してさえ、切れてきたら「ううう、痛い……」ってしばらく落ち込んでいましたから。
Commented by たまんちゅ at 2007-06-27 23:20 x
うん、激痛やったとです(T_T)
でもあれが当たり前なんやと思ってました。
なんて病院に行ってしまったんやろう(悔)
でも、もし退屈な生活に刺激が欲しくなったらぜひ麻酔なしで鼻焼きビームを!くせになるかも。。。
Commented by apakaba at 2007-06-27 23:22
またわけのわかんないことを推奨して……麻酔というのも、決して安全なものではないから、すぐ麻酔を使いたがるところよりいいのかもしれないけど(歯医者とか。)、しかしなぁ。
Commented by はなまち at 2007-06-27 23:30 x
某y
氏に聞く、効く。
Commented by apakaba at 2007-06-27 23:46
プロだもんなあ。
Commented by ぴよ at 2007-06-28 01:45 x
その脱脂綿が通常どれくらいで全部溶けるのかくらいは聞いてみてもよかったような気が。
ってか、ここまでインフォームド・コンセントしない医師も珍しい。
大学病院だから、じゃなくてこの医師限定でしょ。
普通在り得ないレベルだと思うんだがなぁ・・・

ってか、聞けよ(ぼそ)
ぴよはどんなに嫌がられてもしつこく聞くタイプよ。
聞くのは患者の権利です。医師の説明を待たなくても患者が疑問や不安に思った事はどんどん口にするべき。
じゃないと、何かこの後にトラブった時に困るでしょ?
Commented by apakaba at 2007-06-28 09:11
けっこう、「だめだこりゃ」って思うとふてくされて、コミュニケーションをとるのをあきらめてしまうのね私が。
もういいや、と。
その態度がいけないのね。
そんなことでは医者が育たないのだよな。
Commented by Kay at 2007-06-28 12:37 x
私もぴよさんと同じように、なんと思われてもしつこく聞きますね。だって、自分の体ですよ。こんなドクターも珍しいですね。大学病院って今はかなりそういうことに注意しているはずですけどね。こんなドクターシンガポールなら患者はまず来ないでしょう。
Commented by apakaba at 2007-06-28 13:56
はい。今日は痛くなくなって、かゆいですとにかく。
そして手術したほうだけ鼻水が止まらず、鼻の内側が腫れている。
すっきりするにはもう数日かかりそうです。
ううむー、私って物言わぬ従順で愚かな患者だわ。
サイレントマジョリティーだわ、んー少しちがうか。
Commented by sora at 2007-06-28 23:00 x
良く勇気出して行ったねぇ。ホントに行くとは思わなかった。こういう時って女は強い。
そのうち、良くなるよ。きっと。

僕は歯医者に行った時は全身麻酔をして欲しいくらい、イヤだ。
「痛いときは手を上げてね」と言われ、いつでも上げられるようにスタンばっていたら、「分かりづらいから、手を下ろしてね。」と女医様に言われた。恥ずかしい~。
Commented by apakaba at 2007-06-28 23:39
soraさん、そんなぁ……soraさんが「お互い若くないんだ、早く行こう」と書いてくれたから「そうだよなあ」と思ってさっそく行ってきたのに。
前にも書いたとおり、私はお産3回、永久歯の抜歯10本やっているので(アゴが小さくて歯がデカイため)、痛い目に遭うのはまったく平気です。
麻酔はすればいいってもんじゃないから、我慢させる歯医者ほど良心的ともいうし……でも痛いですねえ……


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