あぱかば・ブログ篇

apakaba.exblog.jp
ブログトップ
2003年 10月 15日

手話の会に出た日のこと

「コシヒカリ」の幼稚園の、母親主催の催し物で、今日は『手話の会』というものがあった。
耳の不自由な方がいらして、子供たちに手話劇や歌などを教えてくれる会である。
私も、今年度は母の会(保護者の会の名前)副会長である手前、会場設営とかお茶出し、挨拶などを担当した。

子供たちは、思っていたより飽きることなく、最後までかなり集中していたけれども、興奮してくると返事や挙手のときの声がどうしても大きくなっていき、徐々に騒がしくなってきた。
気を悪くしないかなあーと、脇ではらはらしながら見ていたが、手話の会の方たちは平気な顔。
よく考えたら、彼らには子供の
「あーっわかったーっ!」
「はいっ!はいっ!オレ、オレ!」」
などと叫ぶ声が、聞こえないのだった。
ただ子供のかじりつくようなまなざしだけを、見ているのだったよ・・・。
ちょっぴりほっとした。


準備と片づけでくたびれたなー、今日の夕飯は適当に手抜きでいいや、と思いながら、夕方帰宅すると、「ササニシキ」が
「おかーさん、今日はオレとごはんを作る日だよ。家庭科の宿題で、献立を立てて、それを作るんだよ。」
という。
彼の立てた献立表を見ると、トホホ、とんかつにきんぴらごぼうにおみそ汁かー。
あーめんどくさ。
でもがんばって二人で作った(一人でやったほうがずっと早いけど)。

晩ごはんのとき、ふたりの弟・妹は
「わーこれ全部『ササニシキ』お兄ちゃんがつくったの!!すごーい!」
と歓声を上げて食べ始めた。

いきなり「コシヒカリ」が、手話をやった。
「なんなのそれは?」と尋ねると、

“せかいでいちばんおいしいね。”

とやったのだと言う。
「はあ?今日そんな文章習ったっけ?」
「そのまんまではならってない、ばらばらにならったことばを、じぶんでくっつけたの。」
子供は飲み込みが早いのねえ。
とんかつを食べるのも速かったんだけど。

by apakaba | 2003-10-15 14:53 | 子供 | Comments(2)
Commented by 八島秀二 at 2013-06-12 18:01 x
いいなあ 頬ずりしたくなる程いい家族だなあ これを今、読む、ご主人も幸せだなあ。
Commented by apakaba at 2013-06-13 08:19
お父さんは家での子供の会話を知らないんですよね。
このくらいから、仕事が猛烈に忙しくなり、ほとんど家のことは私に任せきりになりました。


<< 明け方にはLet It Be      暑中見舞いハガキとともにフラン... >>