あぱかば・ブログ篇

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2005年 02月 16日

Casa BRUTUS インド特集号が、スゴイぜ!!

やけどで数日間ダウンしていた間、ずっと今月号のカーサ ブルータスを読んでいた。

Casa BRUTUS3月号
2月10日発売
特集:そろそろインドに呼ばれてませんか?
マガジンハウス ¥880

ご存じのとおり、カーサはインテリアやコンテンポラリーアートの専門雑誌である。
インドでは超高級ホテルから、駅構内の簡易宿泊所、果ては地べたに布団を敷いて寝ていた私には、めくるページめくるページ、まあ興味深いこと、新鮮なこと。
この特集号には、バザールの喧噪も川に入って祈りを捧げるインド人も登場しない。
ただただ美しくおしゃれでカッコいいインドだけが盛り込まれている。

ル・コルビュジエの計画都市や、国内外の一流建築家による現代建築、世界のトップレベルのホテルのニューオープン、キッチュでモダンなテキスタイルや小物の紹介。
カフェ、レストラン、ショップの紹介写真も、こ、こ、これがあのインド!?と目をむく、ソフィスティケートされたスポットばかり。

……行ーきーたーいー。

旅行者には喧噪と混沌ばかりが強調されがちだけれど、あそこはだてに大国じゃない。
多様さ、の多様ぶりが、なにしろ激しい。

中でもおもしろかった特集が、「ザ・コンランショップ」の設立者テレンス・コンラン卿の『モダンデザイン巡礼の旅。』。
インド主要都市のモダンな雑貨店を精力的に渡り歩き、闊達なコメントとともに数多くのスナップに収まるコンラン卿は、とてもお茶目。
ほんとにモノが好きなんだなー。

名著『インド建築案内』を著した神谷武夫氏の短いコラム『インドとモダニズムの邂逅。』も必読。
近代建築の三大巨匠と近代インド、また日本との関わり合いの歴史までを、簡潔に語ってくれている。

インド好きとしては多少気になるところもあるけど。
ヒンディーをあいかわらず「ヒンズー語」と誤った表記をしているし。
(なぜヒンズー語と言ってはだめなのか、ご存じない方はこちら!)
コンラン卿が見つけてきたプラスチックの水差し、これの用途が、トイレで「手」ではなく正しくはシモを洗う(残りの水で手も洗いますが。)ということくらい、インド通のコンラン卿なら絶対に知っているはずなのに、カーサ編集部で意図的に切り捨てられたのか、あくまで「手洗い用」と書かれているし。
まあ、綺麗なインドを存分に堪能させてもらえるのだから小さいことには目をつぶろうか。

はあ。なんにしてももう一回、行きたい。

by apakaba | 2005-02-16 15:32 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(14)
Commented by のこのこ at 2005-02-16 20:02 x
おおおお~~~~!!!
私の嫌いなインドじゃないか!!!!

いいなぁ。これ。このコンセプト!汚いインドは見たくねぇ。(いや、マジで)

モロッコばかりがちやほやされる今日このごろ、
我がアジアの地球外国家(笑)、インドさまの力量ついに発揮じゃないですか!
行くぞ!買いに!・・・ってこんな雑誌静岡じゃ見たこと無いぞ。
ぶるーたす・・・はわかるけどCASAって何? ま、いいか。しかし、生活圏内に本屋ないんだよな・・・アマゾンで送料出すほど欲しい本でもなし・・・(微妙)
Commented by suze at 2005-02-16 22:42 x
本屋でこのBRUTUS Casaの特集をちらっと見て、インドに対するステレオタイプをぶっ壊してくれる特集では、と期待していました。

明日、あらためて本屋で買うかどうか決めます。

ニューデリー。よく見れば、東京なんぞ以上に街の「つくり」が美しいです。
街に入れば、というか地図を見れば、ですが。

http://www.jal.co.jp/information/branch/j_f/as_newdelhi.html
Commented by 三谷眞紀 at 2005-02-16 22:42 x
>私の嫌いなインドじゃないか!!!!
あのーぅ、微妙〜に喧嘩売ってませんか?て、のこのこさんが何故インドが嫌いかはたくさん聞きましたので承知しておりますが。
ワタシは優柔不断というか底が浅いのか、旅行した国で「きらい」と思ったところってないんですよ。どこも「いいなぁー。」と思ってしまいます。
モロッコってそんなにちやほやなの。知らなかったんだけど。
カーサブルータスって、インテリア雑誌とか、建築雑誌のコーナーにかなり目だたなーく置いてあると思います。
そんなにメジャー系雑誌ではないので。
あ、「活字離れ」のコメントとつながるけど、生活圏内にまともな本屋さんがないって、活字離れとかなり深い関係にあるんではないだろうか。
Commented by 三谷眞紀 at 2005-02-16 22:50 x
suzeさん、なんかすごくまともなコメントがまぶしいです。
そんなsuzeさんにばかばかしい質問をしますが、カーサブルータスじゃなくて、ブルータスカーサなんでしょうかっ。
こんなこと聞くの、かなりヤなんですけど、もし違ってたらさっそく本文を編集します。

ニューデリーが美しいのはまあ、当然ですよね。だってニューですから!
なんもなかったところに一からつくった、計画都市ですから!
かわりにオールドデリーは、迷宮ですから!
いわゆる「発展途上国」の街のほうが、だらだらと開発・膨張していった東京のような街より、ずっと規格どおりな区画整理がされてますね。
新市街・旧市街とわかれている都市に住むというのも、またをかしかなあ、とも思えます。
suzeさんはいかがですか。
Commented by カルロス at 2005-02-17 00:17 x
インドは行ったことないな~
食い物がカレーしかない、というのが私にはどうも二の足を踏む原因になってるような・・・そんなことないの?
Commented by 紫陽花。 at 2005-02-17 06:18 x
さすが、雑誌に詳しい眞紀さんですね。CASAって確かスペイン語で「家」でしたっけ?同名のファミレスがありますね。面白そうだから買ってみようかな?のこのこさん、読み終わったら送りましょうか? 醤油の染み、お菓子の染みがあってもいい?

カルロスさん、カレーしかないって・・。東京、横浜にもインド料理のお店いっぱいあってバラエティ豊かなメニューあるじゃないですか。タンドリーチキンとか。あ、やっぱりカレー味か・・。
Commented by 三谷眞紀 at 2005-02-17 11:22 x
「Casa」>インドに行った人がこの雑誌を眺めると、「ワー、自分が歩いたところと全然ちがう世界〜」ってびっくりするし、行ったことがない人には、固定観念を崩すにはもってこいでしょうね。
カレーしかない、う〜ん、おおざっぱに言えばそうかも……とりあえず、カライか甘いかって感じですねえ。
中華のお店もたくさんあるけど結局はからいってことも多いし、洋食でおいしいところはなかなかないし。
でも、日本のお店のインドカレーは北が中心だけど、南のは酸味がきいていて、さらっとしたスープ状なのが目新しくておいしいですね。
当然、、かなりからいんだけど。
チベット料理屋なら辛くなく、食べやすいかも。
(ナゼ行く気がない人にこんなに一生懸命説明するんだろう)
Commented by のこのこ at 2005-02-17 18:03 x
>あのーぅ、微妙〜に喧嘩売ってませんか?

まさか。じゃ、1ケンカ2000円。う~んいくら私が販売職でもケンカ売るのはいやだなぁ。(笑) 
インドの全てがキライなわけじゃないです。むしろ魅力満載です。でも人と国の関係にも相性があるんですよね。いろんな国を見て回ると全部が自分にとって居心地のいい、もしくは好きな国ではない場合が出てきます。だけど行った国には愛着はあります。
ちょろっと行ってみてひとつ思ったのはインドは一つの世界。世界には世界が二つあって、インドとその他に分けられる。と。とにかく他の国と絶対的な何かが違う。 とてつもない国ですわ。50年後のインドという国は空恐ろしいことになってると思いますよ。
Commented by 三谷眞紀 at 2005-02-17 22:46 x
>じゃ、1ケンカ2000円。
えっ!(絶句!)た、高いな。
なるほどなるほど、「世界には世界が二つあって、インドとその他に分けられる。」こんなこと言う人はあまりいませんね。おもしろい見方ですねえ。

>いろんな国を見て回ると全部が自分にとって居心地のいい、もしくは好きな国ではない場合が出てきます。

へええそうなのか〜。私はあまり海外旅行をしたことがないので、どこもいいなあと思ってしまうんですね。修行が足りませんでした。
もっといろんなところに行ってみたいです。
小学生の作文風に終わってしまってゴメンナサイ。
Commented by suze at 2005-02-17 23:34 x
> カーサブルータスじゃなくて、ブルータスカーサなんでしょうかっ。

これに答えるため、つい買ってしまいました(笑)。
「カーサ ブルータス」が正しいそうです。
表紙の左上に、カタカナで小さく書かれています。(立ち読みでもわかることだが・・・)

元々あった雑誌「BRUTUS」が本家だから、「ブルータス カーサ」かと思っていました。私のコメントの方が、訂正です。<(_ _)>

Mジンハウスの雑誌、いつも思うのですが実用には程遠いです。
素人の目に夢を、玄人の仕事にカツ(活・喝)を、と言う感じでしょうか。。
私にとって、写真の勉強になると思っています。が、実用に程遠いのは変わらないです。
Commented by 紫陽花。 at 2005-02-18 06:42 x
実用にほど遠い・・、私もそう感じました。家にあるこの雑誌をみて娘に「これは30代40代の雑誌では?」と言われましたので年齢のせいかとも思ったのですが、お若い方もそう思われたのですね。インテリア好きなのですが、やはり私には「別冊太陽」の骨董特集などがしっくり致します。でもスタイリッシュな眞紀さんにはお似合いな雑誌ですわ。インドのある一面を知る機会にはなりました。
Commented by 三谷眞紀 at 2005-02-18 09:16 x
suzeさん・紫陽花。さん、わざわざ買ったんですね。
誌名わかりました。ありがとうございます。
まあ、雑誌は雑誌であって文献ではないので、役割を果たせばよいと思ってます。読み捨てられていくものだし。
雑誌しか読まない、見ないという人は論外としても、雑誌はきっかけであって終着点ではないということです。
活字どっさり、すべて署名記事という硬派雑誌もありますが、部数がね。

紫陽花。さん、私はカーサを買ったことは、これまで一度もありませんでした。インド特集だったから買ってみたのです。
潤沢な予算を駆使しての取材がうらやましかったのです。
スタイリッシュとはほど遠い人間ですのでちょっととまどいますが、わざと実用性のないものを羅列するのが戦略という雑誌も、多々存在しますね。
どっちを選ぶかは、読者が雑誌になにを求めるかでわかれてくるところでしょう。
Commented by のこのこ at 2005-02-18 12:12 x
>活字どっさり、すべて署名記事という硬派雑誌もありますが、部数がね。

活字雑誌好きだけど女が電車の中で読むのちょいと恥ずかしくない? 私が読むのはダカーポとか軟派雑誌ですが、私は全然恥ずかしくないのですが後輩の男の子に「のこさんこんなの読んでんなよ。」(ヨメに行けないぞって意味ね・汗)って言われた。 昔SAPIOが面白くてよく読んでたけど、飽きたのとさすがにヨメに行けないぞと思ってそれだけはヤメタ。(笑) やっぱり女の子は夢買わないと。FIGAROとか好き。(めったに買わないけど)で、買うのはSaitaの30~40代メイク特集とか・・・・あぁ生活感溢れすぎ。(嘆)

紫陽花姉さんにお菓子のシミつきCASAもらうのたのしみにしてるわ~。
Commented by 三谷眞紀 at 2005-02-18 13:16 x
えー、フィガロってフランス大好きさん向けじゃない?
世界はパリ中心で回ってるのよーんみたいな。

オピニオン系活字雑誌は、もう役割終わったって感じです。
ネットのオピニオン読んだ方がずっと話題が早いし、ホットですね。
ヨメに行けない系では、SPA!がいいんじゃない。
「社内合コン、女子たちのホンネ!」とか……毎回あのお題、よくがんばるなあと。


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