あぱかば・ブログ篇

apakaba.exblog.jp
ブログトップ
2003年 09月 08日

押韻

数日前、掲示板で、「最近の日本の流行り歌は覚えにくいが、ニッポンの歌謡曲は歌詞とメロディーが寄り添っているから覚えられるのだ」というようなことを書いた。
でも考えてみたら、英語の歌詞も、“韻を踏む=語尾の母音を合わせる”ことで、とっても覚えやすい歌が多いんだっけ。
たとえば、だれでも知ってるビートルズの「♪イエスタデイ〜」で始まるあの歌は、語尾に「♪エイ〜」を頻発してケダルい効果を出しているというような。

ローリングストーンズの歌詞も、きっちり韻を踏んでいるものが多くて好きだ。
「ルビーチューズデイ」はなかでも大好きな歌で、美しい歌詞を美しいメロディーに乗せて唄うと、クチビルが喜ぶのである。
訳詞にしてしまうと、たとえ名訳でも押韻(おういん)までは表現できないから悲しい。

中国の漢詩でも韻を踏む。
ほかの国の歌や詩に、私の知らないどんな美しい工夫が凝らされているのだろう。
砂漠の民が吟じる即興の恋歌、インドの大叙事詩、草を刈り、漁網を引く労働者の、掛け声の替わりとなる歌。
美しい歌。
それらは、声に出して唄うことで唇に快感を呼び、聴く耳に快感をもたらすにちがいないと思うのだ。

by apakaba | 2003-09-08 15:42 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(0)


<< アメリカ同時多発テロ二周年      サザン ○周年、といえばバイト... >>