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あぱかば・ブログ篇

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2003年 09月 22日

既視感と、鮮烈さ、スティングのニューアルバム。

スティングが4年ぶりにニューアルバム『セイクレッド・ラヴ SACRED LOVE』を出し、初シングルカットの『センド・ユア・ラヴ SEND YOUR LOVE』を一日最低二回は、どこかで耳にするようになった。
曲中のどの瞬間を切り取っても、あぁ〜〜スティングスティング。
スティングにしか絶対につくれない音の世界だ。

スティング(ポリス)、U2、ホール&オーツなど、デビューして20年や30年は軽く経ってる人々、彼らの最新アルバムを聴くと、どうにも胸を締めつけられる。
ほかのだれも真似できない、20年来のファンも、きのうたまたまラジオから聴いて心に残った人も、等しく「彼(ら)の音だ。」と識別できるような、確固たる独自の音楽。
しかし自分の作り上げた世界と決して馴れ合ってはいない、だってニューアルバムはかならず鮮烈さを持って世に送り出されるから。
もうここまでくると職人芸としか言いようがない。
既視感と、鮮烈さ、激しい火花が散る・・・あぁどっちでもいい、彼らのサウンド作りは素晴らしい。
それは、時代とともに歩むしなやかさだ。
自己を恃(たの)む強靭なプライドだ。

老醜をさらす日本の某大御所バンドよ、彼らの音を見習ってくれ。
いやちがった聴き習ってくれ。

by apakaba | 2003-09-22 16:02 | 歌舞伎・音楽・美術など | Comments(0)


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