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あぱかば・ブログ篇

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2003年 08月 01日

2003年分の路線価に思う

今日、2003年分の路線価が公表された。
東京が非人間的な再開発で局部的に地価を上げたのは、まあ予想されたことだとしても、郊外の悲惨な有様よ。

八王子で、5000万円で分譲したマンションが売れず、1000万円に下げたところ申込者が殺到して倍率100倍に、というニュースも併せてやっていたが、これもキビシイなあーと思う。

売り出し当時に買って現在も返済に汲々としている先住のひとたちのところに、1000万円で買った住人がどっと入る。
屈託なく、つきあえるでしょうか。
というより、5000万出そうと決断できた家庭と、1000万なら買えるなあという家庭では、生活階層に、失礼ながら、隔たりがあると思うんだが。
私は団地や大きなマンションに住んだ経験がないからあくまで想像だけれど、ああいう集合住宅というのは、お隣さんと似たような生活規模どうしであるからこそ、お互いなんとなく信頼関係が持てるものなのではないだろうか。

売れりゃあいいのかい。
住む人同士のココロの問題なんか、どうだっていいのね。
なーんて、うちも比較的品のよい住宅地に、超低金利をいいことに食い込んじゃって、末席を汚している身分なの。オホホ。

by apakaba | 2003-08-01 16:09 | ニュース・評論 | Comments(0)


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